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『夢の続き』 作者:ひまわり / 未分類 未分類
全角1320文字
容量2640 bytes
原稿用紙約5枚
 そうか…。
私は天国の生き物なんだよね…。
あまりココに来て時間が経っていないから
慣れないのか。まだ生きていた時の夢を見てしまう。
今頃みんなどうしているのかな…。


 キィィィィィーーーードンッ!
私は部活の帰り、車に引かれて死んだ。
そういえばあっちでは私の名前は、
えぇーっと…
そうだ神田 星菜(カンダセイナ)だったっけ。
今はティナだけど。ココの世界で名前を変えたから
打ち所が悪かったらしく、私は即死だった。
あたった時、何の痛みもなかった。
ただフッとした感覚が体全体でかんじた。 
それから私の魂だけ浮いていって、
どんどん意識を失った…。


 「おっはよぉ♪ティナ」
朝からラミスが挨拶をしてきた。
ラミスはここの初めてできた友達だ。
ラミスの死因は他殺だった。
小さい頃に誘拐されたのだ。
ラミスは細かいことは言わなかった。
私も聞き出そうとはしなかった。
なぜ私とラミスが友達になったかというと…。


 初めてココに来たとき案内役として私に
初めて話してくれた人がラミスだった。
ラミスは小さいころからこの世界に
いるので、こうゆう役を任されているのだ。
ラミスは私と同い年ということもあって、
よく気があった。
私はラミスに町案内を頼んだ。
ココは私の想像と違って、
まったく普通の街並みだった。
お店もあるし、学校もある。
さすがに子供は少なかったが、
働いている子供を数人見かけた。
ラミスはココのことをいろいろ教えてくれた。


 未成年は学校に行けるが行かなくてもよい。
未成年は働いてよい。
酒・タバコは一切禁止。
人を傷つける魔法は禁止、人と楽しむか
自分だけで利用するなら、日常的に
魔法を許可する。 など。
最後の「魔法」ということが気になって
ラミスに聞いてみたけど
「まぁ暮らしていくうちにわかるよ」
といわれ、私ももっと質問したいことがあったので
追求するのをやめた。


 この世界に初めて来た人には仮家として
マンションのような部屋が無料で6ヶ月間
借りられる。ワンルームでまったく粗末な家だ。
普通の人はここを借りるらしい。
そして役所で住所登録した後は
住民票とお金50万カフ(1カフ=1円)
がもらえる。そのお金で洋服や
家具、食料などを買うのだ。


 私が一番びっくりしたのは、
死んだことがまったく悲しくなかったことだ。
私には自分で言うのもなんだけど
けっこう人気者だったと思う。
友達も多かった。けど
ココの新しい環境、新しい世界の仕組み、
なにより新しい生活にワクワクしていた。


 さっそくどこの仮家を借りようか悩んでいた時、
ラミスが「私の家に一緒に住まない?」と
急に言われたので私はとても喜んだ。
あの仮家だけには住みたくなかったから。
ラミスは私と同い年なのにお金持ちだった。
そんなに「案内役」というものが儲かるのかと
おどろいた。
私は3年間で卒業できる、ファッションデザインの
専門学校に入った。生きてたころに
ファッションデザイナーに憧れてた
って話したら、ラミスが勧めてくれた。
モチロンバイトと両立させながら。
ラミスに世話になりっぱなしだったら失礼だからね。


 さてこれからどうなるのか…。
まったく楽しみでしょうがない!!
2004/06/19(Sat)12:23:42 公開 / ひまわり
■この作品の著作権はひまわりさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
初投稿です!
タイトル、実は決めてなかったんで
今付けちゃいました。
この小説は半年前に書いて
放置状態だったものの
改正版です。
ご意見、ご感想、ご批判(!?)
おまちしております!
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