- 『超天才な姉を持ってしまった妹【story2】』 作者:きいろ / 未分類 未分類
-
全角1168文字
容量2336 bytes
原稿用紙約3.65枚
アノ事件から半年私は、夢にまで見たとても気楽な高校ライフをエンジョイしている。
それもコレも今までは研究が大好きなマッドサイエンティスト℃タの姉、谷川明に振り回されていたから
ということにある。
「あ〜、気楽だな〜vvこんなに安心して昼飯が食べれるなんて〜(●T▽T●)」
私は買ってきたクリームパンをかじりながら嬉しさのあまりため息をついた、すると友達も
「本当にそうだね〜、あの人(谷川姉)がいた頃はパンを食べるだけでも命がけ≠セったもんね〜」
と私と同様友達もため息をついた。
今の話で想像が出来た人もいると思うが、姉がいた頃うっかり購買で買ったパンを食べたり、
要人もせず自分の弁当を食べてしまったりしたら、何かしらオカシナことが起こったものだ。
たとえば《一時的に記憶喪失》になったり、はたまた弁当を食べたとたん《犬になってしまったり》など・・・
どう考えても姉のしたことにしか考えられない!!ということが次々起こっていたのだ。
そして私がそのたびに学校中を走り回り、被害者達に誤ったり元に戻るための解毒剤を投与したり
していたのは話すまでもないと思いますが・・・・
そんな中だった、私たち生徒に天からの贈り物が届いたのは!!
なんと我らが校長が対姉用弁当チェックマシーン=ヲ壕モ>売り物ではありません
を開発してくれたのだ!!これは検索口に弁当やパンを入れ、中になんらかの毒物が入ってないかを
チェックするマシーンだ!!
昼休みはこのマシーンに自分の弁当を入れるため奮闘が起こっていたものだ。
あぁ・・これに命を救われた生徒が私も含め何人いたことか・・・・(_ _;)マジで感謝してるよ校長狽пi ▽<)
あんたはこの学校の英雄だ!!“\( ▽<“\ わーい!! /”>▽ )/”
あの頃、必需品だったあのマシーンも、今では今までの感謝の気持ちをこめ生徒達自ら
《徹底的にちり一つ残さず磨き上げまるで神≠祭るかのように》校長室前に保管してある。
あのマシーンを展示するに当たってどのように祭るか、いや・・どのように保管するかを職員会議まで開き考え、保管当日は授業そっちのけで生徒、先生涙ぼろぼろになりながら《天皇が死んだとき》のような
さよなら会が行われた。なんでもその保管した日は記念日として学校が休みになることになったらしい・・
・
「はぁ〜〜!!やっぱり楽だな〜、ストッパー(姉)がいないとvv」
私は屋上のアスファルトの上での〜んびりと昼寝をしていた、すると勢いよくドアが開き皆さんおなじみの
山下が飛び込んできた。山下とはあの事件以来とても気の会う友達だ!!
「やっほー!!山下どうしたん??」
私が笑って訪ねると、山下はもんのすっっごい顔をしながら叫んだ。
「寝てる場合じゃないぞ谷川!!お前の姉貴が校内で目撃されたあああ!!」
-
2004/06/04(Fri)14:29:01 公開 / きいろ
■この作品の著作権はきいろさんにあります。無断転載は禁止です。
-
■作者からのメッセージ
第二段です!!姉が帰っていました!!