- 『Dear…(最終更新)』 作者:村越 / 未分類 未分類
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全角7415文字
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原稿用紙約21.35枚
《世界は、穴だらけである》
果たして、世界に完全で無欠な存在があるか。
このことにについて君はどう思う? あるわけない?……へえ、なぜ?
ふむ、“完全無欠”って定義があまりにも漠然としてるから? ああ、完全なんて認めたら“成長”なんてなくなるから、か。
まあ無難なとこだよね。誰に聞いても同じこと言いそうなもんだけど、そういう考え方は正常だろうね、多分。
おいおい、そんな顔しないでくれよ。別に僕は君を馬鹿にしてるわけじゃないんだぜ? だって、僕だって結論は似たものになるんだからさ。第一、僕は君が好きなんだ。君に嫌われるようなマネはしたくない。
なに? じゃあさっさと教えろ?
おーけーおーけー。
あ、でも少し回り道してもいいかい? またかって? まあ許してくれよ。急がば回れってよく言うじゃないか。僕が自己を保つには口を動かすくらいしかないんだからさ。まったく嫌になるよね、こうも自分が他人に受け入れられない性質を持っているっていうのは。ああ、でも君だけでも僕の話を聞いてくれるからいいか。
いいからはやく話を始めろって?
ごめんごめん。じゃあ始めよう。
まず言っておきたいのは、“世界なんて穴だらけ”ってことさ。
意味が分からない? おいおい、僕を失望させないでくれよ。聡明な君なら考えれば答えにはたどり着かなくとも、近づけはできるはずだぜ?
…………。
なんて言ってもやっぱりきついだろうね。あまりにも情報が無すぎる上に、完全に現実離れしてしまっていることだからね、僕の言いたいことは。まあ端的に言わせてもらうと、僕は“世界の穴”ってやつを見ることができるのさ。
逆に意味が分からない?
ええとそうだね……何から説明しようか。その前に聞きたいことがある? なんだい改まることなんかないさ、君と僕との仲じゃないか。さあ、僕に君のありったけの感情をぶつけてきたまえ。
なんでわざわざ授業をサボってまで屋上なんかに呼び出したかって?
まあ、それはおいおい分かるよ。それは話の肝ってやつだからね。今話すということは、事件が起きる前に犯人が分かってしまうようなものなんだよ。だから少し話すのを待っててくれると助かる。
授業? それはいいだろう別に、君は賢いけれども授業を大切にするタイプでもないだろう? それは僕も一緒だからこうしてこの時間に呼び出したのさ。悪いとは思わないけど、感謝はしてるよ。
おいおいこんな台詞で照れないでくれたまえよ。君と僕はそういう関係でもないだろう? いつもの毒舌を吐いてくれた方が僕も気楽さ。
と、こうして回り道な話をしている間にも僕は説明の方向性を考え付いてしまった。いやはや、しゃべりながら思考を回せるっていうのはとても素敵だね。神様も僕にいい能力をくれたものだ。いやいや感謝感激だよ。
そんなこと始めっから考えておけ? おいおい君も相変わらず酷なことを言う人だなあ。僕は君と二人で話せるってだけでどきどきもんだったんだぜ? そんな筋道立てるような小細工ができるわけがないじゃないか。
……まあ、色々つっこみたいところがありそうな顔だけれど、そろそろ本題に入ろうか。あんまり関係ない話をして君の気分を害してしまうのも忍びないからね。
ええと“世界は穴だらけ”ってところからだったね。え?……世界が穴だらけだから“完全”なんてないって言いたいんだろうって?
…………。
はっはっは。まったく君は趣味が悪い。すでに僕が言いたかったことに近づいていたとは。やっぱり君は聡明な人物だね。
で、僕が何を言いたかったかと言うと、
『僕にはその“穴”が見える』
笑い話か虚言だろうまるで。だがこれは少なくとも僕にとって本当だ真実だ。僕には世界中の“穴”が見える。おそらくその“穴”は、“不完全”である証なのだと思う。なぜなら僕は今まで“穴”がない存在を見たことがないからね。
何故“推測”か? そりゃあそうさ、その“穴”を塞いだこともないし、触ったことすらない。君も知っていると思うけれど、僕はすごく臆病なんだ。何が起こるかも分からないことを他人にしたいとは思わない。
しかしだ。今しがた断言しておいてなんだが、“穴”の意味づけの他にも可能性にも気づいてしまったんだよ、最近。
どんなことかって?
万物には必ず存在する“穴”は、一つのものに一つしかないんだ。ヒト一人にひとつ、学校にだって一つ、この大空にだって一つ。
これを考えると、さっきの推測だと『“不完全”な点はひとつしかない』という結論にもなるだろう?
で、さらに思索した結果ある推測にたどり着いた。分かるかい?……分からない。
じゃあヒントだ。唯一の“穴”は、ただの“穴”ではない。
…………。
そう、正解だ。やはり君の中身は期待通りに僕に似ているよ。誰にでも存在する、唯一の“穴”は“不完全”を意味するのではなく、“何か”を開くための“鍵穴”という意味の可能性も秘めているというのが僕の考えさ。とはいえ、飽くまで憶測なうえに、何を意味するかは分からずじまいなのだがね。
なんだね、急に深刻な顔をして。
…………。
ああ、君はまったく。期待通りに聡明で、期待外れに……賢しいよ。
そうさ。今日僕は、自分自身の“穴”を塞ぐ、もしくは開けようと思う。だから、それの見届け人となってもらうため、君にこの時間にここに来てもらった。いい迷惑だろうけれど、あいにく僕に友人というものは君くらいしかいないのでね。
しかし、一体何が起きるか意外と僕は楽しみでね。“完全”なる存在になれるのか、“何か”の扉が開くのか、いやはやひょっとしたら何も起こらないのかもしれない。君はどうなると思う?
“鍵”? “鍵”はあるさ。というより、“鍵”自体が答えを意味するんじゃないかと思うのだよ。おそらくはね。
さて、では覚悟はいいかね?
む、確かに君に覚悟はいらないね。でも、僕にも覚悟なんてものはいらないんだよ。もうこれは、君を呼び出した時点で決定していた結末なのだから。
じゃあ、始めようか――
一週間。
それは、世界が“あいつ”をなくしてからの時間だ。あの日、“穴”だとかの存在を教えられたあの日、“あいつ”は完全となった。
『じゃあ始めようか』
それが彼女の最期の台詞だった。その台詞の直後に、あいつは俺にいきなり口付けなんぞをしてきやがった。はは、笑えるよな。いきなりだぜ? しかも俺も情けなすぎるっての。そのまま何が起こったのかわからないままに呆然としちまってよ。自分がこの世にいなくなったんじゃないかって感じるくらいの浮遊感だったね、あれは。
けど、次の瞬間に俺はもっと信じられない光景を目の当たりにしたんだよな。ひとりの女が、屋上の柵を乗り越えて、気づいたらそいつは視界から消えていたんだ。それから先は、よく覚えていない。脳みそが現実を拒絶するっていうのは本当にあるんだって始めて知ったよ。そっから先で一番最初の記憶は、自分の部屋のベッドで横になってたところだな。あとはせいぜい、絶叫と無機質なサイレンが耳に残っていたくらいのもんか。
そして翌日、俺は正直“世界”ってもんになんか酷く嫌気が指したね。
何故かって?
だってよ、ヒト一人前日に死んだってのにいつもどおりに時間が流れていくんだぜ? 確かに『お悔やみ』みたいなおあつらえ向きな集会はあったさ。担任もなんかHRで言ってた。でもよ、俺の言いたいのはそういうことじゃないんだ。あいつの“喪失”が、世界に及ぼす影響ってやつが全く感じられないんだよ。いつもどおりに時間は流れて、いつもどおりに世界は回っていくんだ。何一つとして変わりゃあしない。ひとつのものを失っても、世界はあくまで“日常”なんだって、すっげえ実感したよ。俺の中は、こんなにもからっぽになっちまったって言うのにな。
正直言って、俺にはあいつの言ってた“穴”だとか“鍵”だとかはよく分からないし、どうでもいい。その存在を語りかけてきた本人ももういないので、ぐちぐち考えててもしょうがない。
でもお前さあ……“穴”とか言うのを塞ぐだか開けるだかして、結局やろうとしたことって“完全無欠”ってやつの実現だろ? けどそれ間違いだ絶対。お前の取った行動ってのは、『穴を塞ぐ』っていうのよりも、『穴を失くす』って行動だったんじゃないか? だってお前、『終わり』っていう選択を選んだろうが。人生の終わりってやつをよ。それ、やっぱりおかしいだろ。行動は完全だよ、確かに。完全に完結してる行動だ。ただし、あくまで『お前にとっては』だろうが。ファーストキス奪われて残された俺はどうなる? 全然まったくもって“不完全”だろうが。逆に俺に“穴”作っていきやがって。いっつもお前は俺にわだかまりばっかり与えやがる。
俺はお前がだいっきらいだ、悔しかったら帰ってきやがれ。
――雨は嫌いだ。
特別な理由はない。気分が滅入る、それだけだ。
あれからもう何日たったかは正直忘れた。が、これだけは言える。あいつが死んでからの、はじめての雨の日だ。俺には雨が降ると必ずと言っていいほどにすることがあるんだが、それは図書室に行って本を読むことだ。無論放課後。
題名は『雨』。内容は、いらだつくらいに暗くて雨が嫌いな主人公が、毎日が雨の世界に急に召喚されて立ち直るどころか逆にどんどん壊れていくというどうにも破天荒なライトノベルだ。はっきり言って駄作としかいいようがなく、読む奴なんて俺くらいのもんだろう。
しかし俺は、今日のような雨の日には必ずこれを読む。理由は多分、理由もなく雨嫌いの自分なんかよりも劣る人間を見てちょいとした優越感でも得たいためだろうな。まったく俺って人間はつくづくどうしようもないな。
今日もいつもどおり放課後の図書室に入り、閑散とした部屋の奥でどうしようもない優越感に浸る……はずだった。
「まったくお前は、俺のこといつも“聡明”とか“賢しい”とか言いやがったが、余程お前の方が賢しいったらねえよ」
いつもどおりの本を手に取り、いつもどおりの席に座り、いつもどおりにハードカバーの表紙を開いた俺は、正直あっけに取られた。
何故か?
中身がくりぬかれてた。まるで、なんかの推理漫画での隠し物をするかのように。
中になんか入ってた。ていうか、メモ帳だった。表紙には『Dear my best friend』とだけ書かれていて、裏表紙を見ると――“あいつ”の名前が書かれていた。
「なんて野郎だよ、まったく」
ここにこれがあるってことは、確実にあいつが生前にあらかじめ仕掛けていたものだろうが、なんて発想しやがる。俺にしか気づかれず、しかも時間差で送られる遺書ってか。まったくもって最悪の趣味だな。
最悪……なのだが、このままにしとくほうが最低だ。仕方ないから読んでやるか。
俺は、無意味に誰もいない空間をキョロキョロと見回し、視線を下に落とした。
親愛なるマイフレンドよ。君がこうしてこのメモ帳を読んでるってことは、間違いなく僕はもう世界から消えたあとで、なおかつ君は雨で滅入っている最中だろうね。いやあ、しかし我ながらいい遺書の残し方をしたもんだよまったく。さあ、僕の発想の奇抜さに盛大な拍手をおくれよ。
とと、いけないなあ。相変わらず無駄な会話だね。どうやら文章にしても僕の饒舌は変わらないらしい。まったく神様は素敵な能力を僕に与え給うたよ。
しかし、普段あまり書かない手紙ってやつを書くのは正直照れくさいうえになんともやりづらいね。面と向かった方がまだ思考が回るってもんだ。
さてさて、君がこうしてこれを読んでいるということは、僕が“穴”と“鍵穴”について話したあとになるね、当然。
正直君はどう感じただろうかね。信じるも信じないも君次第だが、まあ信じてくれたほうが嬉しいけれども、僕にとってそいつが見えるっていうのは本当さ。僕のいない今の君にとっては確認しようもないけれど、僕にとって真実なのは確かなんだ。これだけは信じて欲しいかな。
そして正直、僕はその“穴”が見えるのが怖かった。何を意味しているのかも分からないうえに、世界中にある“それ”は、僕にとっては恐怖でしかなかった。
聡明な君なら気づいただろうね。
『なんで俺だけには親しくしていたのか』
そう。そこが問題なのさ。いきなり言われて考えろなんては流石に僕も言わない。多分訳が分からないだろうから、説明しよう。その前にこれは予測だけれども、現時点で僕は君に嘘をついていると思う。僕はおそらく君に
『“穴”のない存在なんて見たことがない』
とか言わなかったかい? まあ言ったにせよ言ってないにせよ、確認が取れないからこのまま続けるよ。このことに対しての答えはこうだ。
『“穴”のない存在は確かにある』
そう、あるんだ。確実に絶対に。一体どんな存在だと思う?
――僕さ。
笑えるだろ? “穴”が見えてしまう存在が、自身の“穴”を見ることができないなんてね。
“穴”がない理由は正直に分からなかった。けれども、『他にはあって自分にはない』という疎外感と、そのことが僕にしか分からない疎外感っていうのは本当に怖くてね、どうしようもなかったよ。一時期は本当に部屋から出れないほどに病んでた時期もあったりもしたさ。
そんな中、高校に入学して僕の世界は変わった。理由は、『同族を見つけたから』
――そう、君との出会いだ。
この一言で理解したかい? 君のことだ。理解は簡単にしてくれるだろうね。けれど、それゆえに混乱もしているだろう? 言いたいことは分かるね?
――君にも“穴”がない。そういうことさ。
始めはただただ嬉しかったよ。そりゃあ饒舌にもなるさ。孤独だった世界に仲間ができたんだもの。毎日学校にくるのがむしろ楽しみになったね。
そうこうして毎日を過ごしている中、僕は“穴”についてひとつの仮説を立てることができた。立てられたのは君のおかげさ。自分と似ている部分を見つけ出せばいいのだからね。まあ、その理論がきっとすでに語っているであろう“鍵穴理論”なのだけれども、多分足りていない。だから、補足はこうさ。
『“穴”のない理由は、穴がないってことなんだよね』
相変わらず漠然としてて申し訳ないけれど、言いたいのは“穴”がないってことが、逆に感情に欠落があると言う可能性を示すんじゃないかってことさ。どんな感情か? そうだね。あんまりうまく言えないけれど、その存在らしい“何か”ってやつかな? 人間に例えると、“生”を尊ぶ心……みたいなもんなんだろうけれど。僕も君も、『死』『生』ってことに対してなんの感動もないという話をしたこともあったよね、以前。おそらくそういう類さ。
その結論に達して、僕の楽しい日々は終わったよ。
何故かって?
ふむ。それを教えてしまっちゃあちょっとつまんないなあ。死人に口なしとはよく言ったもんだけど、あえて課題にしておくよ。聡明な君のことだ。あとは自分で答えにたどりつけるだろう? その脳ミソは飾りじゃないはずさ。
そろそろいい頃合になってきたとも思い、名残惜しい別れの一言でも言おうかと画策してもみるのだけれど、もう少し時間をくれよ。お願いだ。ちなみに拒否権はないよ。
――『ありがとう』
という言葉はとっても素敵だね。『有り』『難い』だぜ? なかなかない――めったに起こらないことに対しての敬意の言葉なんだよ、これが。
安売りするようなことは好きじゃないけれど、言うべきときにきちんと言える『有難う』ほど素晴らしいものはないと思うね。
だから、僕は君に言いたいと思う。本当の最期に。色んな意味を込めて。
――有難う。
はは……なんでお前、手紙でもこんなに偉そうなんだよ。まったく笑わせてくれるよ。
そういえば、あいつがよく言う『僕に友人なんて君くらいのもんだ』ってな。あれ、俺も一緒なんだよな。俺だって“友人”って言える人間なんてお前くらいだったんだぜ? でも俺はお前がだいっきらいだよ。同族嫌悪っていうやつだろうな。あまりにも同じ“匂い”しすぎっつーか。
考えろってか? まったくもって簡単すぎるよ。お前が惹かれた俺が、自分と同じ“穴”を持っていないことに耐えられなかったんだろ? 世界と隔離されている存在だったことが。だから、何がなんでも俺に“穴”ってのを作ってやりたかった。そこでお前の取った選択肢が『死という名の喪失』――“穴”ってわけだろ?
はは……しっかし滑稽な最期だよな。お前、無駄死にだよ。だって『俺のために死んだ』んだろう? そういう感情持ってるってことは、お前には“穴”ってやつがあった証拠じゃねーの? まったくもっと自分を見つめてみろっつーの。
…………。
『無駄』って言っちゃいけねーんだよな。それを言った時点で、お前の“喪失”が、本当の意味で『無駄』になっちまうんだからな……。自分がすでに“穴”を持っていたとしても、それでもなお命を賭けて俺を“有”って存在にしてくれたんだろう?
まったくとんでもねえことしてくれるよ。いらないお世話だっての。だってよ、命賭けて俺の人生に“穴”を作りやがったんだぜ? こうなったらもう、二人分の人生背負っているようなもんじゃねーか。
くそっ。お前さあ、世界から見ればただの『命を粗末にした逃亡者』でしかないけどよ、俺にとっちゃ『俺の存在を世界に示してくれた英雄』じゃねえか。格好良すぎだよな。
ああ〜〜〜。なんか視界がぼやけてなんも見えなくなってきたわ。図書館に誰もいなくて助かったな。これじゃあただの気違いだ。
しっかし俺に向かって『有難い』だって? ふざけんなっての。そんなの、こっちの台詞だっつーの。まったく最期の最期にお前ってやつはとことん格好つけやがってよ。
――こうなったら徹底的に生きてやるさ。お前という名の“穴”を抱えてな。意地でも忘れてなんぞやるもんかよ。
だから、俺はこう言うさ。
「有難うな、だいっきらいなマイベストフレンド」
窓の外は相変わらずの雨。
雨が止むか、洪水が納まるか、どっちが先になることやら。
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2004/06/06(Sun)16:37:52 公開 / 村越
■この作品の著作権は村越さんにあります。無断転載は禁止です。
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■作者からのメッセージ
どうも、お久しぶり……というかほとんど初めましての村越です。
1作目を上げて1月以上のあとの第2作目です。
ちょいと“あるテーマ”を題材にして書いてみたのですが、“何か”を受け取ってもらえるか正直不安ですね。
読んでいただき、かつ感想なんかいただけちゃうと感激です。
すみません。文章の構成がおかしかったので、ちょいと修正を入れました。
申し訳ないのですが、感想に対するコメントがあまりにも膨大なためにここにて返信させていただきます。
>湯田さん。おおお。私の言いたいことをずばずば当ててくるあたり、やはりあなたは精読能力が素晴らしいです。本当に感謝感激です。これからもよろしくお願いしますね。
>春一さん。技術だけへの突っ込みということでしたが、とんでもないです。とっても読んでてあなたの悩みとか色々感じられました。そうですよね。作家なんて、「生と死」を常に扱っているもので、なおかつ「人を殺すも生かすも自分次第」っていうので正直戸惑うこともしばしばです。悩みを抱えて、僕らは生きてるんです。とこれで、「ピアス」ってなんでしょうか? すでに既存の作品だったりするのでしょうか? 是非教えてください。
>バニラダヌキさん。またしてもありがとうございます。なんか色々褒めてくださってありがとうございます。これからも機会がありましたらSS書きたいと思いますので、よろしくお願いします。
>雫さん。なにやら自分の文なんかで感動いただけたようで、むしろこっちこそ感動です。ありがとうございます。
>楽人さん。酷評ありがとうございます。どうやら、「間」を意識した語り形が逆にあだとなってしまったようですね。いやはや精進精進です。ただ、少し気になったのは、「飽きる」という理由だけで「-7」なのでしょうか? それはあんまりです。内容を見ていただけました? 私が何を言いたいのか少しでも考えてくれました? そ
のうえでの「-7」でしたら一向に構いません。ただ、「それ」を教えていただけませんか? 「飽きる」の一言ですと、自分の成長にもつながらないので、是非ともよろしくお願いいたします。
この作品を読んでいただいた、さらには感想を書いていただいた方々、本当にありがとうございました。今回で一応『最終更新』とさせていただきます。内容は「文頭空白」「私が読みづらく感じた部位の修正」(改行、書き直し含む)といった内容です。ストーリー自体に大きな変更点はございませんので、再読の必要は敢えてないかと(おいおい。あと指摘のあった『惹かれる矛盾』も考えてはみたのですが、どうにも路線が変わってしまいそうなので、今回は申し訳ありません……(駄目
沢山の方々に読んでいただけて本当によかったです。そして、もっと沢山の方々に読んで欲しいとも思う村越でした。
次回作まではまたしても大分開きそうな予感がするなあ……。