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『あなたに会えて本当によかった』 作者:カズ / 未分類 未分類
全角1416.5文字
容量2833 bytes
原稿用紙約4.7枚
 僕は、俊祐(シュンスケ)顔はさほど悪くなく太っているわけでもやせているわけでもない。
僕は今、恋をしている。
同じ学校の隣のクラスの芽夢(メム)だ。
芽夢は、美形の顔で、学年のアイドルみたいな存在だった。
僕は、学年のアイドルってわけで好きになったわけではない。
芽夢は、小学校の3年の夏休みの始めころから、僕の家の近くに越して来て、友達がいなかったところに僕が声をかけたのだった。
芽夢は、最初に話かけたときはおどおどしてたが、2週間くらい経ってから次第に気軽に話せるようになっていた。
そのころの芽夢は、かわいい、美人というには言えない子供っぽい顔だちだった。

 月日が流れ4年たって中学一年になったときくらいのときのことだった。
そのころから芽夢は、すごく大人びて、クラスの男子は芽夢の事が好きという人が半数以上しめていた。
僕はまだ、芽夢の事を好きになってはいなかった。
それは、家の近くにすんでいて、小学校のころからよく話したり登下校を一緒にしていたからだ。
半年くらい経ってから、芽夢は、他の友達と帰るようになっていた。
僕としては、なんか複雑な気持ちだ。
僕以外の友達と帰る芽夢がうれしかったけど、一緒にかえらないとなんかがおかしい気がする
そして、中学一年の冬休みのことだ。
芽夢からの一通のメールが来た
『俊祐へ、
 なんか、このごろ話すことがなかったね・・・・、私としてはもうちょっとの間、いい友達でいたかったけど、まわりをみていると
 男女の関係が、友達って感じじゃぁなくなってきていて・・・・・。
 っじゃ、これからも仲良くしてね。バイバイ。』
と言うメールだった。
【そんなこときにしなくてよかったのに】僕はこう思った。
僕は、このころから、芽夢の純さを好きになっていった

 そして中学二年になった。
 僕は、もうこの気持ちをおさえることが出来なくなってしまった。
僕は、日曜日にメールで芽夢を呼び出した。
『伝えたいことがあるので、家の前でまっててください』
僕は、できるだけ早くこの気持ちを言いたいと、必死になって走っていった。
 そして、芽夢の家のすぐ近くで、急に胸がドキドキしてきた。
【うまくこのこの気持ち伝えられるだろうか?】【いてくれなかったらどうしよう】などのような言葉が脳裏をよぎっていった
そして芽夢の家に着いた。
そこに芽夢はいてくれた。正直うれしかった。
芽夢は、今から何を話すのかわからないような顔をしていた。
僕は、ちょっともじもじしながら
「あ・・あの・・、実は俺、め・・・芽夢の事が好きだったんです。もしよかったら付き合ってください」
「・・・・・・・・」
その場だけがしずまり帰ったような気がした。
「・・・・・はい、・・・・こちらこそよろしくおねがいします」
付き合い始めて、することといったら月に二回のデートくらいだった。
そんな僕たちが長続きするわけがなく、芽夢の方から別れ話をもちだした。
「もう、別れてくれない?。それに私、新しく好きな人ができたの。・・・」
僕は、とまどったが、こう返事を返した
「そうなんだ・・・あまり別れたくないけど、新しく好きな人ができたならしょうがないよね。
でも、今の僕の気持ちだけを言っとくよ
《芽夢に会えて、本当によかった!!》
これだけは覚えておしてほしい。
じゃぁ、今までありがとう。」
「・・・・・・・私も、俊祐と会えて本当にうれしかったよ。
こっちこそ今までありがとう」


――完――
2004/05/05(Wed)20:28:53 公開 / カズ
■この作品の著作権はカズさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
二個めの作品です
まだやっぱ唐突なところもあるけど、だんだんになれていこうとおもいます
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