創作小説投稿掲示板『登竜門』『　大王様の願い　　　（読みきり』

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『　大王様の願い　　　（読みきり』作者：白い悪魔 / 未分類未分類: 全角1848.5文字
容量3697 bytes
原稿用紙約6.05枚

　ここに一つの空き缶がある。これを捨てた少年は、数時間前この前を通りちょっと前の自販機でこれを買った…。
　ブゥーのおれん家味そう…この空き缶を…。でも重大なのはそんなふざけた缶ジュースではなく…問題は…

　世紀末なんて言葉がすでにどっか言ってしまった頃、この世にはアンゴルモアという大王様が宇宙からやって来た。あの予言からすでに５年…2004年にもなって…。アンゴルモアは遥かかなたからやってきたのだった。
「おい、我輩は確か1999年にこの惑星に到着するのではないか？」
　やってきたといってもまだまだ地球へ到達はしていない。あと少しという場所まで来てようやくそのことに気付いたのだ。そしてアンゴルモアという大王ははげた老人に話しかけたのだった。そしてその老人は本みたいのを開き
「おや、そうでした」
　なんて間抜けなことを言うから大王は怒った。
「ばかたれ！なぜもっと早く来なかった！！予定が狂うだろうが！！」
「も、申し訳ないです！はい。でも大王様…？出発の時もう５分寝かしてくれと言ったのはどなたでしたか？その５分のおかげで宇宙だから５年もの時間差が生まれてしまったのですぞ？なんて責任転嫁はしませんが」
「うぅ…」
　いっきに立場をなくす。数秒の間が入り、操縦席の一人が画面を見ながら叫んだ。
「大王様！！危険です！！地球には二酸化炭素がありません」
「なんだとぉー！二酸化炭素がそんざいせんだとぉー！」
「冗談であります！」
　・・・。
「おのれぇー！操縦士なにをしておるかぁー！！」
　怒りの大王様をさっきの老人が抑える。抑えながら
「ぎゃふふふははひひひふふへへへ」
　なんてワケわからない笑い方で、抑えながら爆笑している。感覚がやはり違うのだろう…。そんな彼らの元にお茶組（酌みではありません）のナナコちゃんが現れた。そしてナナコちゃんは大王様にお茶をあげる時
「今夜は寝かせないでね」
　なんて言うから大王様はいっきに喜びモードに突入する。
「がははは！！良い良い！うひょぉー！今夜はついに念願のナナコちゃんと…。ごほん、今日はもう一日中寝かせないぞ～」
「大王様…こんな場所ではしたないであります。」
「じゃぁー大王様、今日地球について、征服したら、大王の部屋でね」
　そういうとお茶組ナンバーワン美女ナナコちゃんは部屋を後にした。そして向かった先は『仮眠室』と書かれた場所だった。というかもうすでに眠っちゃってます。
　そんなこともしらずに大王様は浮かれ気分で指揮をとっていた。やっと見つけた母なる地球…ここが彼らにとって新たな生活の場所になるのは
「間ぁ～違い、ない！スーパーのレジで、あたしタレントよ！！と値切っている奴が居る！気をつけろぉ～！それは磯野、きりこだぁー！ま～ちがいない」
　ってほどに間違いなかった。1999年には間に合わなかったが2004年というアテネオリンピックである意味記念すべき年だった。アテネの開催もまだなのにこの地球は最大級の危機に直面したのだ。
　UFO、未確認非行物体は一台だったがそこにはアンゴルモア大王率いる全ての軍が乗っていた。地球最後の日となってしまうのか…

　それは否
　
　さきほど冒頭で申したように少年の空き缶がいったいどこに捨てられたのかが問題だった。それこそ大王様たちの計算外の話だった。
　空き缶が捨てられた瞬間…
「ぎゃぁ」
　っと言う声が何千と聞こえ、グチャという嫌な音が聞こえた。もうなんとなくわかっただろう？大王様たちは大きさを知らなかった。どんな宇宙でも下調べは大事なのだが大きさにこだわらなかった。どんなに強力な武器であろうと…
　数分前。

「大気圏突入！！！と、突破成功！！ただちに着陸します！！」
　降り立つ大王様。でもそこは…
「で、でかい…でかすぎるぞぉー！地球人！！どーゆーことだこれはー！！！」
　そうそこには予想してなかった、自分達よりも数100倍もの人間の姿だった。しかも誰かがこっちに向かって走ってくる。そして手にはあの缶ジュースが握られていた。
「そ、そんなはずは！？た、直ちに退避～～！！全軍戻れ～～！」
　遅かった。ブゥーのおれん家味はもうすでに彼の手から放たれた。そして全員乗り込んだ瞬間…

ドガ

　っとものすごいおとがすると、大王様たちみんなつぶれてしまったのだった。

　少年は知らぬ間に世界を救ったのだった。でもここで一つ言わせてもらうが…
「危ないから！！空き缶のポイ捨ては禁止だよ！！」
　ただそれだけ大王様は願ったのだった。; 2004/05/04(Tue)17:02:03 公開 / 白い悪魔
■この作品の著作権は白い悪魔さんにあります。無断転載は禁止です。; ■作者からのメッセージ
　反省、反省、反省！！短すぎますよね!?しかもアンゴルモアなんて…いやぁーもうのりで進ませました…
　読んでくれる方が居たらいいのですが…
　本当に内容がおかしくてすみません!!こんなのですがよろしくおねがします！！なんかほんとわけわからない読みきりで…と、とにかく投稿します（＞＜

…申し訳ないです。いっきに書いた奴なので書き直しUPです（マテ

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