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『奪還事務所@』 作者:春 / 未分類 未分類
全角1481文字
容量2962 bytes
原稿用紙約5.05枚
「おい!今日も奪還以来多いぞ?」

「あ?そんなの当たり前だろ?皆女の浮気で困ってるんだからよ」

「まぁなーでもそんな女さっさと諦めちまえば良いのに」

「それが出来りゃオレの苦労はいらんだろ?」

「それもそうだな」

俺たちは奪還事務所の社員。

俺の名前は佐伯ヒカルでこっちの仕事熱心のほうが相棒の公方アキラ。

まぁ俺たちは見ての通り男からの浮気女の奪還を依頼を受けて、任務遂行する役目。

俺にとってはどうでもいいことだけど、仕事だからしょうがなくやってやってるわけ。

なぜ男はそんな浮気する女の事をいつまでも忘れられず、俺等に奪還依頼を出すのか未だに不明だ。

多分、この先もわかることは無い。。。と思う。

「ほら!!ヒカルさっさと行くぞ!」

「あ?今から行くのかよ?」

「当たり前だろ?他にもこんなに山済みなんだからよ!」

「あ〜わかったよ。ちっめんどくせー」

俺達に休む時は来るのだろうか?

そんな事をぐだぐだ考えてるうちに、待ち合わせ場所に着いた。

俺たちの仕事内容はまず、依頼人に合って話を聞くことから始まる。

「どこだ〜?依頼人の男は?ヒカルも探せよ!」

「はい、はい・・・あれじゃねぇの?」

「どこだ?」

「ほら、なんかちょっとカッコいいけどもう魂抜けてる状態みたいな奴」

「あ〜あれか!」

待ち合わせた場所(ファミレス)の端っこの方に依頼人らしい男は座っていた。

ったく、こいつのせいで俺は今日も働かなきゃいけないのか。。。

「どうもー奪還事務所の者ですけど」

依頼人「へっ!?君たちが!?若いね・・・」

「まぁなー俺たちはこう見えてもエリートなんだぞ?」

依頼人「へぇーまぁいいけどさ」

わかるなーこいつだったら女も浮気したくなる。

確かに外見は人並み以上だけど、性格が俺には合わない。

「じゃあさっそく依頼内容についてお話伺いたいんですけど」

依頼人「うん。俺の彼女優って言うんだけどさ、かれこれもう1年くらい付き合ってたんだけど最近デート誘っても全然来ないんだよ。しかも、約束してたにもかかわらずドタキャンばっかで・・・」

「なるほど・・・それはずばり浮気してますね」

依頼人「だろー??何が不満だって言うんだよ!」

アキラと依頼人の会話を横で聞いてる俺から言えば、お前は独占欲が強いから彼女は浮気へ入ったのだ。

そういってやろうかと思ったがアキラがこっちを睨んでたのでそれは諦めて会話に合流した。

「んで、俺らにどうしてほしいわけ?」

依頼人「だからさー優の本音を聞いてほしいんだよ。」

「ふーん。まぁいつもよりは簡単だな、彼女は取り返さなくて良いわけだろ?」

依頼人「いや、そういうわけじゃなく優の本音を聞いて俺がまた心を入れ直して一件落着ってわけ」

「俺たちは彼女の浮気相手は別れさせて本音も聞いてやるけど後はお前次第だからな。」

依頼人「はっ!?最後まで責任持たないのかよ!?」

「失礼ですが、俺たちはあくまで、浮気相手から彼女を奪還する。それまでが仕事です」

「そう、そう最後はお前が彼女を取り戻すって分け。」

依頼人「そうだったのかーまぁいいや。じゃあ後頼んだぞ」

「はい、はい」

そういうと依頼人はアキラに彼女の資料をわたして帰っていった。

「おい!アキラお前どっちにかける?」

「そうだなー別れる」

「だよなー俺も」

「とりあえず、彼女奪還は明日決行だ。かわったか?」

「あいよー」

「詳しい事はこれに書いてあるから」

「おう。」

俺たちは明日作戦決行することになった。

よーく俺等の素晴らしさ見とけよな!

この続きはまたな〜

〜続く〜
2004/04/10(Sat)11:20:43 公開 /
■この作品の著作権は春さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
ここに初めて投稿したんですけど
変な小説を。。。><
でも誰か1人にでも読んでいただければ嬉しいです^^
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