- 『女子副生徒会長』 作者:エボイック・ソード万 / 未分類 未分類
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原稿用紙約2枚
最近、のんびりとすごしたことがなかった。毎日毎日が多忙で、何をしようとしても誰かが必ず隣にいた。だから気が休む日がなかった。だから倒れたのだろう。
「あめ…」
外は1ヶ月ぶりの大雨だった。病室から見るものは、単純に『雨』と見えた。いつもなら、『なんでふるのぉおー』とかいう文句がついたはずだったふが、その多忙な日々を忘れられる場所にいるせいかもしれないが…
まだ昼前だと言うのにすでに外は闇に覆われ、いつしか雷の音がなり始めた。雷をゆっくり見ているのも久しぶりだった。いつもならそんなものは『どうでもいい』という言葉終わりにしていたからだ。
本当ならだれかが見舞いに来るはずなのに、親は二人とも仕事。友人は夏休みだって言うのに、夏休み明けの文化祭のためにせっせと学校に行っている。病室だってちょうど一人だけで…と飢餓本当にゆっくりと感じる。
改めて考える私は頑張りすぎたんだと思う。二年生の12月、副生徒会長となって、文化祭のために毎日毎日朝早くから行って、夜中になっての帰宅。毎日がリハーサルと準備だけ。友達とワイワイ、ガヤガヤする暇なんて到底なく、準備とリハーサルにいそしんでいた。
お正月も、ゴールデンウィークも、生徒会のことで休みを休みとして過ごしていなかった。それでも、後24日ほぼ1ヶ月で私の役目も終わる。
だから、今だけ少し休もうと思い、親に頼んで1週間だけ病院で入院をした。流石に友達は、文句を言っていたが、そのときはもうクタクタで『いいや』という怠け心に負けていた。
5日後、再びあの戦場に戻る。もう休んでいられない。最高の文化祭にするために、ラストスパートだ!!
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2004/04/01(Thu)14:11:51 公開 /
エボイック・ソード万
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■作者からのメッセージ
読みきりだよぉ〜〜ん♪