- 『消えた人々 サスペンス 弐話』 作者:nerv / 未分類 未分類
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第2話 真実
輝次は、自転車を飛ばした。
「急げ!、昌樹に早く会うんだ!。」
昌樹の家はマンションの5階だ、輝次は、全力で階段を駆け上った。
ピーンポーン、昌樹の家のチャイムを鳴らした、ピーンポーン、ピーンポーン、ピンポ、ピンポ、ピーンポーン。
「お母さん?やっと帰って来たの?遅かったね!。」
昌樹が、勢いよくドアを開けた。
「あれ?輝次!忘れ物?。」
「違うんだよ!みんな消えちゃったみたいなんだ!。」
「何馬鹿なこと言ってるんだよ!消えたって、意味がわからないよ!。」
「証拠を見せてやる!。」
バン!向かい側の、ドアを開けた。
「昌樹、入って、みてみろよ誰もいないから。」
輝次が言うと、昌樹は入っていった、昌樹はまずリビングを見た、そして寝室を見てトイレを見た、風呂も見た。
「ここがたまたまいないだけだろ?ほかも見てみるよ。」
昌樹はそう言い、4階、3階、2階を見てきた、5階に戻ってきた昌樹は、顔が青ざめていてこう言った。
「ここの棟には、誰もいないみたいだ、輝次、お前の言うとおりだよ。」
輝次は言った。
「お前のお母さんが出かけたのは5時だろ?。」
「うん。」
「ということは、俺たちが2人で遊んでいた5時から7時の間に何かあったんだよ。」
昌樹は考えているようだった、いや、ブツブツ何か言っているようだ、パニックに陥っている。
「とりあえずここからでてスーパーにでも行って、なにか食べよう!俺、腹減った…。」
輝次が言うと昌樹もうなずいた。
そして2人は夜道へ出かけていった…。
第2話 真実 完 第3話 出会いへ続く
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2003/12/12(Fri)22:25:09 公開 / nerv
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■作者からのメッセージ
続編です自信作です!