- 『いつもそばに・・・』 作者:種 / 未分類 未分類
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原稿用紙約3枚
私達の出会いは喫茶店
彼の名前は「陽生」名前の通り太陽みたいに笑う人。
私の名前は「早苗」ほんとにどんくさくてどうしようもない。
親が開いている喫茶店でバイトをしている私は
初めて来店してきた彼、そう「陽生」にもっぱなから
コーヒーをこぼしてしまった。
私は必死で謝った。
陽生は太陽のような笑顔で優しく微笑んであっさりと許してくれた。
この瞬間だと思う。陽生に恋をしたのは・・・
今までも許してくれる人は何度もいた。
でも、ありがたく思うだけで「恋」には至らなかった・・・
でも陽生には運命・・・みんなが言う「赤い糸」が見えたような気がした。
しかし私が陽生に恋をしても陽生が私の事を好きになっていなければ意味がない・・・
まだ浅いこの気持ちを風化させようとした。
しかしその次の日から陽生は毎日見せにくるようになった。
私の気持ちはどんどんふくらむばかりだった・・・
あきらめようとしても無理だった。
しかし客と店員という関係がいつのまにか「友達」になっていた。
自然に話せるようになっていった。
ある日私は思わず
「彼女いるんですか・・・!?」
と、聞いてしまった。
自分でも後から後悔した。
自分の気持ちに気づかれたに決まっている・・・
陽生は
「いないけど・・・え・・・彼女になってくれますか?」
私は頭が真っ白になったが騙されたつもりで
「はい!」と答えた
これが2人の始まりだった。
私達の交際が始まった。3ヶ月でスピード結婚。
といってもまだ婚約だけ。
私達は結婚指輪を選びに出かけていた。
悲劇はその直後に起こった。
キキーーーーーーー ドン!!!!!
何が起こったんだ?目の前で人がひかれている・・・
「誰かひかれたぞ!救急車呼べ!」
「やだ、誰かひかれてるよ!」
みんなが騒いでいる。目の前に信じがたい光景が広がった。
「さ・・・なえ・・・?」
目の前でひかれていたのは早苗だった。
「おい、ウソだろ?」
−続く−
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2003/12/05(Fri)22:00:22 公開 /
種
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■作者からのメッセージ
初めて小説を書いたのでうまくかけませんでした。おかしな部分もあったと思います。アドバイスや感想をくれると嬉しいです☆