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『超天才な姉をもった妹 続』 作者:きいろ / 未分類 未分類
全角991文字
容量1982 bytes
原稿用紙約4.25枚



今日姉はとても嬉しそうに家を出た、私は

『なに、そんな嬉しそうにしてんの?』

と聞くと

『もう少しで新しい薬ができそうなんだ♪もうワクワクしてたまんないよ!!』

姉はそう言ってニコニコいや・・ニヤニヤ笑っていた



その日の昼休みだった私はなんだか胸騒ぎがして友達を連れて教室から出た、その胸騒ぎが

どういうものだったかは定かではないが、とにかくここに居てはいけない≠ニ直感が働いたのだ

休み時間があけ教室に戻ってみるとなんだか人盛りができている、まさかと思い人盛りをすり抜け

前に出てみるとそこには同じクラスの男子山下の姿が、だが山下はなぜか小さい

いや幼いと言ったほうがいいだろうか?まるで小学生のような体系で声も高かった。


私と友達がぼーぜんと立ち尽くしていると山下が私に気づき叫びながら駆け寄ってきて言った




「谷川!!助けてくれ!!お前の姉貴に殺される=I!」




ええ!?っと思い山下が走ってきた方を見ると、白衣を着て怪しげな煙の立ち昇る試験管を持った

私の姉の姿が!!!!

その瞬間私は今の状況を0.1秒もかからないほどの速さで把握できた。そして最初に頭に浮かんだ

言葉、それは・・・・




「(やっちゃった・・・・・(泣))」




ああっ・・また℃d出かしてしまったか・・・姉ちゃん・・後始末大変なんだからさ・・・

本当に大変なんだからさ・・・・・だから頼むよ・・・学校で薬の実験体£Tすのはやめて・・・(T▽T)

いや、今はそんなことよりこの人だかりの同級生達を逃がさないと!!≠ォっと姉のことだ

山下に投与した薬とは別の薬を隠し持っているはずだ、だからきっと別の実験体が欲しくてたまらないはず!!

こんなにたくさんの人達を前に姉が手を出さないはずがない。



「ねえ、薬飲まされたのって山下だけ?」コソッ・・



私がこっそりと人ごみの中に居た、クラスメイトの一人に聞くと



「え?さっきの緑色のドロドロ≠オた液体飲まされたのは山下だけだよ」



ええ!?なにそれ聞くだけでも気持ち悪いんだけど!?



「それにしても山下もチャレンジャーだよね、いくら頭が良くなる秘薬≠セからって飲んじゃうなんて」


ええ!?それデマ≠セよ!!!ありえないよ!?騙されてるよ!?


私はそう思ったがあえて口には出さなかった、あの姉の実験材料にされかねないから・・・


2003/11/14(Fri)17:48:32 公開 / きいろ
■この作品の著作権はきいろさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
この姉はそのうち学校を支配するんじゃ・・・・
書いてるうちにそう思ってきました;;

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