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『ドラゴン・ファンタジアT 剣』 作者:葉 / 未分類 未分類
全角1397.5文字
容量2795 bytes
原稿用紙約4.75枚
30XX年 ここは惑星ジーザス。
この星は、科学技術発展とともに、環境破壊が進んでいる。
後、数十年で住めなくなるほど。
そして、宇宙移民計画がだされた。
ここから、約五万光年先にある。『地球』と言う星に移民が決まった。
今から17年前、地球に攻撃を開始したが、撃退されてしまった。

まぁ〜、歴史の話はこれくらいにしておいてっと、今はこりずに違う星に移民しようと政府は考えている。
正直俺は思う。移民なんてやってる暇があるならこの星を元に戻す方法でも考えればいいのに。
あっ!そうそう俺の名前は、レン=シュトルです。

「ちょっと、レン!何独り言話してるの!」

今怒鳴ってるのが、ユキ=スコルで、俺の彼女。

「みんなが一生懸命働いているのに、レンはいつもサボってばっかり。」
「わりぃ、わりぃ今行くからさ。」

ここは、17年前に地球から拉致された人々が暮らす村で、名前はない。
俺も、ユキも元地球人だ。でもその頃は小さかったから地球の事はあまり覚えていない。でも、二人ともこの星でしっかりと育った。

「ねぇ?レン。私達の生まれ故郷ってどんなとこなのかな?」
「さぁね。」
「もう少し、早く戦いが終わってたら、私達も地球で暮らせたのにね。」
「地球を救った英雄、麻倉サトシ、月海理沙。若干18歳の若さで隊長となり、この星の人たちと戦い、見事に勝利を収めた。」
「ほんとにレンは歴史好きだね。」
「それくらいしか、暇つぶしもないしね。」
「それじゃ、暇がなくなるくらい働かせてあげる!」
「やっ!やめろ!俺は働くのが大嫌いなんだ!」
「あっ!待ちなさいレン!」

俺たちはいつもこんなことをやっている。
いつも通りの平凡な一日だと思っていた。しかし、そうではなかった。

「おっ!今日も若い女がいっぱいいるな。よし、全員一人だけ女を連れて行ってよし!隊長の俺が許す!」

どこかの、小隊がいきなりやって来た。しかも、女を連れて行くだって?
あ〜、ユキ捕まってるし。

「ちょ、ちょっと!レン!見てないで早く助けなさいよ!」
「わかった。」

俺は、兵士に向かって突っ込んだ!

「なんだこいつは!殺してよし!」
「はっ!」
ドスっ!
くっ!こんな重いパンチを喰らったのは初めてだ。やばい、あいつ剣なんか持ち出してきやがった。本当に殺されちまう!右手を敵に向けた。
そのとき、手が輝きだんだん剣の形になった。

「なんだ、これは?」

今まで、こんなことはなかった。しかし、これはラッキーだ。
俺は、その剣を両手で握り兵士に向かって思いっきり振り落とした。
兵士は真っ二つに両断された。

「こっ!こいつ!行くぞみんなでかかれ!」

兵士はあまりにも弱かった。いいや、俺が強いのか?でも、俺は剣術なんて知らない。まるで、剣が勝手に切っているような感覚だ。

「た、頼む!命だけは。」

今さら何を。と、思いながら剣を振り下ろす。

「レン。その剣は一体?」
「俺にもわからないんだ、いきなりでてきたから。」
「レンよ。その剣を私に見せなさい。」
「村長さん、はいどうぞ。」
「やはり、君にはあの力が備わっているのかもしれない。」
「村長、あの力とは?」
「それは・・・・・・。」

俺たちの間を風が通り過ぎる・・・・・・。
俺たちをあざ笑うかのように・・・・・・。





次回予告

ドラゴン・ファンタジアU 力

レンの持つ力とは?そして、待ち受ける運命とは・・・・。
2003/11/08(Sat)17:01:19 公開 /
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■作者からのメッセージ
あの空の下でに関係していることはわかっていますよね。
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