- 『蒼〜空の雫〜』 作者:葵 / 未分類 未分類
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『キーンコーンカーンコーン』
学校の終りを告げる鐘、
この時を待っていたかのように子供達は帰っていく
帰らない少年もいる、この日は少年の掃除当番だった。
少年は慣れた手つきで窓を拭き、黒板を綺麗にしていた
「雫君まだいたんだ」雫は黒板を拭く手を止め、
「うん、掃除当番だから」雫は少女にニコッと微笑んだ。
少女は箒を持ち掃除をし始めた、「空さんはやんなくて良いんだよ?」
雫は驚きながら箒を取ろうとした。
「いいよ、家帰ってもつまんないから」空は箒を断固として譲らなかった。
困り果てた雫は「じゃぁ一緒にやってくれる・・・・・・?」
「当然のこと聞かないでよ」そう言うと空は再び床を掃き始めた
雫はそれを苦笑いしながら黒板を再び拭き始めた
しばらくして・・・・・・
「終わったー」空は満足した様子で教室を見渡した。
雫も教室を見渡して「疲れたね」と空に言い教科書を鞄の中にしまい始めた
空は窓の外を見て「・・・・・もう暗いね」空は「たこ焼きかって帰ろーよ」
と付け加えた。
「うん、いいよ」雫は微笑んで答えた
雫たちは明るい商店街の『タコヤッキー』にいた。
「僕はタコ卵」雫が答えてから空はうーんとうなり「キムタコ!」
『たこ卵、キムタコ』を買い食べながら帰った・・・・・・・
「ふー美味しかったね」空はハンカチで口を拭いた
雫は「うん、今度はキムタコも食べてみたい」雫達が話していると
空の家に着いた「雫君、送ってくれてありがとうね」空は微笑み感謝した、
「うん、空さんも掃除ありがとう」雫は微笑み返した。
空は家の中へと帰っていった「僕も帰らなくっちゃ」
雫は家へと走って帰った。
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2003/11/01(Sat)20:43:19 公開 / 葵
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■作者からのメッセージ
どうも、初めまして
私は小説が好きです、
でも書くのはチョット苦手です
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