オリジナル小説 投稿掲示板『登竜門』へようこそ! ... 創作小説投稿/小説掲示板

 誤動作・不具合に気付いた際には管理板『バグ報告スレッド』へご一報お願い致します。

 システム拡張変更予定(感想書き込みできませんが、作品探したり読むのは早いかと)。
 全作品から原稿枚数順表示や、 評価(ポイント)合計順コメント数順ができます。
 利用者の方々に支えられて開設から10年、これまでで5400件以上の作品。作品の為にもシステムメンテ等して参ります。

 縦書きビューワがNoto Serif JP対応になりました(Androidスマホ対応)。是非「[縦] 」から読んでください。by 運営者:紅堂幹人(@MikitoKudow) Facebook

-20031231 -20040229 -20040430 -20040530 -20040731
-20040930 -20041130 -20050115 -20050315 -20050430
-20050615 -20050731 -20050915 -20051115 -20060120
-20060331 -20060430 -20060630 -20061231 -20070615
-20071031 -20080130 -20080730 -20081130 -20091031
-20100301 -20100831 -20110331 -20120331 -girls_compilation
-completed_01 -completed_02 -completed_03 -completed_04 -incomp_01
-incomp_02 -現行ログ
メニュー
お知らせ・概要など
必読【利用規約】
クッキー環境設定
RSS 1.0 feed
Atom 1.0 feed
リレー小説板β
雑談掲示板
討論・管理掲示板
サポートツール

『学校の階段』 作者:Rue / 未分類 未分類
全角692.5文字
容量1385 bytes
原稿用紙約2.75枚
「なぁ、聞いた?」
「聞いた、聞いた!」
「怖いよな〜。」
「あんなん、ウソやろ。」

小学校の昼休み。
5年3組の教室は、さっきからこの話題で盛り上がっている。

「夜中に幽霊が出るって?」
「どこに?」
「屋上に行く階段。」

どこにでもあるような話だ。
昔、階段から落ちて死んだ女の霊がでるらしい。
この先の展開も決まっている。

「今日、9時に門の前に集合な。」


夜9時。
珍しく誰も遅刻しなかった。
といっても、4人しかいないが・・・。
4人は抜け穴から学校の中に入っていった。

皆、いろんなものを持ってきている。
懐中電灯はもちろん、軍手、ヘルメット、金属バット、コンパスまで持ってきている奴もいる。
4人は慎重に階段を上っていった。

問題の階段の前に着いた。
案の定、何もいない。
それから十数分、4人は隠れて待った。
やはり、何も出ない。
あきらめて帰ることにした。

4人はがっくりしながら、階段を降りていった。
内心ほっとしている奴もいたが・・・。
2階まで降りてきた。
4人の足が止まった・・・。

下の方から足音が聞こえてくる。
例の女の幽霊だろうか。
いや、違う。男だ。
ナイフを握った人間の男だ。

こいつは最近この町を騒がせている通り魔だろう。
電柱の張り紙を見たことがある。
固まっている余裕はない。
4人は各々武器を手に取った。

男が向かってきた。
正直、力ではかなわない。
逃げるが勝ちだ。
4人は命からがら逃げ切った。

その後、警察に通報し、通り魔は捕まった。
4人も親に捕まり、こっぴどくしかられた。
しかし、今回の一件で4人は悟った。


本当に怖いのは、幽霊なんかより人間なんだ・・・。

2003/10/31(Fri)00:17:13 公開 / Rue
■この作品の著作権はRueさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
この題名の温度 摂氏−23℃。
この作品に対する感想 - 昇順
感想記事の投稿は現在ありません。
名前 E-Mail 文章感想 簡易感想
簡易感想をラジオボタンで選択した場合、コメント欄の本文は無視され、選んだ定型文(0pt)が投稿されます。

この作品の投稿者 及び 運営スタッフ用編集口
スタッフ用:
投稿者用: 編集 削除