- 『紅の夜、暁の幻、闇の塔 U』 作者:夜耶 / 未分類 未分類
-
全角713.5文字
容量1427 bytes
原稿用紙約3.55枚
窓から飛び立ったのは、風俗衣装のお兄さんだった。
それも、2人居る。
手には、不思議な杖と、何やら光る物体。金色をしている。
「その魂、どーすんだ」
一人が聞いた。
どうやらそれは、魂らしい。
「キャスティニーって子から預かったんだ。純粋な魂なら、なんだって言う 事聞いてくれるからな。」
「ほお・・・で、それを何に使うんだ?」
「馬鹿かお前!!任務に使うだけだ!!」
「・・・・・・あ、はいはい。わかった」
「反応遅いから!!いっっっっつもな!!」
「めんご〜」
「早く、行くぞ!!・・・行って、あいつを探さないと」
★
森の中。
1匹の白猫が、倒れていた。
泥まみれ、傷だらけで綺麗な白ではない。
(誰か・・・・・・助け・・・て・・・)
白猫は、必死にそう思うのだった。
それも。
近くの蛇が白猫を狙っている。
(たす・・・け)
刹那。
シャー――――――――ッ!!
蛇が牙をむいた。
(もう、終わりだ!!!!!)
シュッ・・・
(??浮いている・・・)
白猫は、何か暖かいものを感じた。
「だいじょーぶか・・・。やっと見つけたぞ、姫」
(え?・・・私は・・・姫??)
その瞬間だった。
白猫が、自ら自身を思い出したのは。
(わたし・・・そうよ、わたしは、シンデレラ!!)
★
「キャスティニー!!キャスティニー!!」
「死んじゃだめだ!!キャスティニー!!」
キャスティニーは、あれから意識不明の重体になってしまった。
キャスティニーの魂を返してもらわなければ、キャスティニーは・・・・・・
死ぬ
-
2003/10/29(Wed)20:29:20 公開 / 夜耶
■この作品の著作権は夜耶さんにあります。無断転載は禁止です。
-
■作者からのメッセージ
第2作ですよぉっ!!
お2人さん、コメありがとーございます!!
また次回も頑張りますよぉっ!!