- 『アネリー・セア・パウント第1話』 作者:咲 / 未分類 未分類
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私は・・この手でたくさんの人を殺した・・・・
警察にも顔がばれて指名手配犯になった
「でも・・・何がいけないの?どうせ人は死んじゃうのよ?」
そんなことを思う アネリー・セア・パウント 17歳
「殺す気はなかったの。ただ間違えて起爆スイッチを押しちゃって・・・」
アネリーはテディ・ベアのルーキに話しかけた
「でもあいつが悪いのっ・・・・ホントよ?息なり押したりしたから」
あの日起こったことはアネリーの脳裏に焼き付いて一生忘れられはしない
2年前、ワシントンで事件が起きた
戦争反対のデモをする少女グループが爆弾を抱えてビルに閉じこもったのだ
(止めろ!!そんなことして良いと思っているのか!!}
警察がマイクを持って話しかけた
『五月蝿い!!お前らが戦争をするせいでパパは死んだんだ!!』
ビルの5階から一人の少女が叫んだ
『そうよ!!戦争する理由もないのに!!』
『パパを殺すなーーーーーー!!パパを帰せ!!』
次々と叫ぶ少女達に警察はこう言った
{ちがう!君たちのパパは志願して兵隊になったんだ!!}
『うそだ!!戦争に行く前にパパは泣いていたわ!!』
『私と離れたくないって私を強く抱きしめてくれたわ!!』
彼女たちの気迫に警察も押され始めた
『戦争止めないってならこれを爆発させてやるわ!!』
少女は楕円形の薄黒い物体を取り出した
{まさか爆弾・・!?おいっ 止めろ!!}
警察は特攻隊員や爆弾処理班を要請した
『ちかずくな!!本当に爆破させるわよ!?』
『こんなちんけなビル一溜まりもないわ!!』
いろいろと叫びかける少女の中一人だけ物静かな子がいた
アネリー・セア・パウント 当時15歳
少女のうち一人がアネリーに話しかけた
『アン、貴方も何か叫んだら?すっきりするわよ?』
少女の問いにアネリーは
『いいわ・・・顔を見られて捕まりたくないの・・・・』
5階の窓際にたって叫んでいる少女達の中アネリーだけは奥の方に座っていた
『あら、デモするんだから公に顔出さなきゃ!』
そういって少女はアネリーをたたせた
『あ、ちょっとぉ!』
アネリーが有無を言う前に少女はアネリーの背中を押した
『きゃっ!!』
ドンッ
他の少女にぶつかった
カチッ・・・・
『ごめんごめん・・・』
『ち・・・ちょっと!!ごめんじゃないわよ!!起爆スイッチが!!』
押された拍子に押してしまったのだ
『えっ・・・どっ・・どうしよう!?』
『あぁぁ・・・・うぅ・・・・・』
すると一人の少女が
『こんな物!!』
爆弾を外に投げた
観衆達はそれが何か解らずぼーっと見るだけだった
『にげてぇ!!爆発するわぁ!!』
少女が叫んだのも遅く 爆弾は地面に着地するなり爆発した
その爆弾は少女達が思っていたより範囲は狭くビルにまでは届かなかった
しかし・・爆発に巻き込まれた人間は数知れない
あたりに 血と体の破片とうなり声が散乱した
『あぁあ・・・私たち・・・やってしまったのね・・・』
その瞬間から少女達は大犯罪者になった
続く(この話はフィクションです 当たり前ですが)
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2003/10/26(Sun)07:22:21 公開 / 咲
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■作者からのメッセージ
あ〜 初めまして咲です
「咲」とかいて「サク」です。どうぞよろしく
えっとこの話はですね、主人公のいきさつやこれからを書こうと思ってます。
もし良かったら期待しててください。