モバイル閲覧用入り口 - あなたの”本気”はどれくらい？
創作小説 投稿掲示板『登竜門』 『オ・ト・モ・ダ・チ！！ §１』
- オリジナル小説 投稿掲示板『登竜門』へようこそ！ ... 創作小説投稿/小説掲示板
-
誤動作・不具合に気付いた際には管理板『バグ報告スレッド』へご一報お願い致します。
システム拡張変更予定（感想書き込みできませんが、作品探したり読むのは早いかと）。
全作品から原稿枚数順表示や、 評価(ポイント)合計順、 コメント数順ができます。
利用者の方々に支えられて開設から10年、これまでで5400件以上の作品。作品の為にもシステムメンテ等して参ります。
縦書きビューワがNoto Serif JP対応になりました(Androidスマホ対応)。是非「[縦] 」から読んでください。by 運営者：紅堂幹人(@MikitoKudow) Facebook
- 『オ・ト・モ・ダ・チ！！ §１』 作者：asako / 未分類 未分類
-
全角592文字覇依（はい）ちゃん・・・・・・
容量1184 bytes
原稿用紙約2.5枚
覇依ちゃん・・・・・・
瑠、彌（るみ）。
瑠彌・・・・・・・・・・・・
（私の名前を呼ばないで！！私はもう、死んでいるんだから。）
瑠彌はずっと、泣きじゃくっていた。
私が横たわったまま動かない、ベッドに顔をうずくませて。
瑠彌。
私の大親友だった、瑠彌。
親友って、こういうものなんだ、って、死んではじめて感じた。
何で泣くの？
私の死を、悲しんでいてくれるからに決まっているけれど。
（瑠彌は笑ってる顔が１番好きなのに・・・泣かれたらこっちだってかなし
くなるよ・・・・・・）
どうして死んでしまったんだろう。死ぬのが怖いって言ってたくせに。
死んでしまったから、もう、瑠彌にも会えない。
唯一の親友、瑠彌と別の世界に別れるなんて・・・。
それを思うと、悲しくなった。泣きたいけれど、死んでしまったから涙が出
ない。
それもそれで悔しくて、涙出さずにうぉ〜ん、わーんって声で泣いたんだ。
勿論、生きてるみんなには聞こえないけれど。
神様神様、どうか、私たちを引き離さないでください。
今になって思うよ。
だって、生きることって、すごく自然なんだもん。
生きてる感覚しなかった。
生きることが楽しいことだった、って、今思った。
でも私、どうして死んだんだろう。
そこの所だけ、覚えてないの・・・・・・・・・
-
2003/10/22(Wed)19:42:17 公開 / asako
■この作品の著作権はasakoさんにあります。無断転載は禁止です。 -
■作者からのメッセージ
第２作目！！です。
まだまだ続きます。お付き合いよろしく。
薔薇憂梗・桔梗もよろしくね★
- この作品に対する感想 - 昇順
- 感想記事の投稿は現在ありません。
- この作品の投稿者 及び 運営スタッフ用編集口