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『DREAMER〜朱色の夢と蒼い現の狭間で〜』 作者:緋璃 / 未分類 未分類
全角1508.5文字
容量3017 bytes
原稿用紙約5.8枚

                                                       長い長い桜並木を抜けるとそこには・・・

現実からかけ離れた未知の世界が待っていた。


プロローグ 

「はっはぅ〜〜〜っ。」

西洋風煉瓦造りの大きな大きな大きな建物。

周囲は高さ10メートルの柵で囲われ、正面には立派な門がひとつ。

辺りに堂々と咲き誇る大きな桜の木と見事に合っていて、

まるで別世界に来てしまったような錯覚を覚える。


そこに・・・その神秘的雰囲気に呑まれてしまい、ただただ唖然とする場違いな少

女が一人。

「ここが・・・桜吹雪学園・・・。」

名を、月神 斗姫という。



ギギギーッ

「ひゃっ!!」

重苦しい鈍い音がして、突然に門が開く。

「はっ入れということでしょうか・・。」

しかし、目の前に在る学校はあまりにも怪しすぎる。

まるでドラマや小説に出てくる幽霊屋敷のようだ。

はっ! ぶんぶんぶん

そこまで想像してあわてて首を振る斗姫だった。

幽霊やお化けの類は、自分が一番苦手なものなのだ。


・・・・おっおじぃちゃん・・・

幼い頃に両親を無くした自分を、実の娘のように育ててくれた、

おじぃちゃん・・・。

1ヶ月前に病気で亡くなってしまいました。

まだ気持ちの整理も出来ていない私の前に現れたのは、怖面の男の人。

「月神様から遺言状を預かっております。」

そういって渡された手紙には、驚くべき事が書いてあったのです。


はっろ〜ん☆わしの愛する孫娘・斗姫へ

こんな形で伝える事になってすまない。

だが、わしにはもう時間がないのじゃ。


わしは自分の人生に何一つ後悔しとらん。

斗姫。お前という、可愛い孫娘がいたからの。


じゃが、ひとつだけ気がかりがある・・・

わしがいなくなったら、お前はどうなるんじゃ?

不器用でお人好しで素直なお前のことだから、ころっと誰かにだまされてしまうか

もしれん。


そこで、じゃ。お前には黙っていたが、わしには少々の蓄えがある。

遺産、というやつじゃな。だが気にしなくていいぞ、多めのお年玉とおもって好き

に使うのじゃ。

しかし、問題は何処で暮らすか、なのじゃ。

もちろん今の家に住みつづけてもいいのじゃが、それじゃぁさみしかろう?


実はわしの古い友人に全寮制の学校を経営しているものがおる、少々変わったやつ

だが、なぁに心配いらん。根は良いやつじゃ。おじぃちゃんの人を見る目は正しい

とお前が一番よくしっているだろう♪


というわけで、そこがお前の新しい家じゃ。

楽しく生きるのじゃぞ!斗姫。

                      おじぃちゃんより☆



それが、ここ・・・桜吹雪学園。

・・・おじぃちゃん。

斗姫は、首にかけてある小さな勾玉を握り締める。

亡くなる数日前におじぃちゃんが突然くれたものだ。

「綺麗な色です〜!おじぃちゃんの宝物ですか!?」

「あぁ。気に入ったかの?その朱色の勾玉を。」

「朱色ですか〜かわいいのです〜♪」

「斗姫。お前にそれをあげるよ。」

「えぇ!?でも・・これはおじぃちゃんの宝物なのでは??」

「・・・わしの初恋の人からもらったものだよ。」

「いっいただけません!!そんな大切なもの・・・。」

「いいんだ。わしは、お前にもらって欲しい・・・。」


ギュッ

勾玉を握り、目を閉じる斗姫。

「おじぃちゃん。私、がんばります!」

そうして、斗姫は一歩ずつ足を踏み出し始めたのです。


それは、これから始まる摩訶不思議の

プロローグに過ぎない事なのでした。。。
  

                           続く♪
2003/09/28(Sun)21:35:52 公開 / 緋璃
■この作品の著作権は緋璃さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
創めまして。
まだまだ未熟者ですが、永い目で見守ってくださいまし・・・。
感想など頂けたら嬉しいです〜♪

ちょこっと登場人物紹介

名・月神 斗姫<つきがみ とき>(14歳)
髪・紅茶色(ストレートティー)
  ウェーブがかかった、ふわふわロングヘア
瞳・胡桃色  
性格・おじぃちゃん曰く、
   不器用でお人好しで素直(馬鹿正直)
   <ほぼ合ってます>
言語・変な敬語が口癖
私立桜吹雪<おうぶき>学園中等部所属

こんなもんでしょうか?

それでは。
再び逢いまみえる刻まで♪
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