- 『貴方は知っていますか・・?』 作者:鶺鴒 / 未分類 未分類
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 どうも。始めまして。鶺鴒と申します。
 これから色々書いていきますが、宜しくお願いします
 
 貴方は知っていますか・・?
 
 プロローグ
 
 ファウティアム・・・・・・幻想の土地。我等が現代。21世紀。そのような場所からは考えつかないような世界。
 
 それが幻想の地、ファウティアムなのである。
 ファウティアム・・欲望に取り付かれた世界。
 
 そこからだった。
 人々の償われる事ない罪から、死の螺旋が生まれるのは。
 だがそれは後の話。
 後日話すとしよう
 
 MEMORY1「始まりは此処から」
 
 第一話「オーパーチュア」
 
 コンコンッ
 ドアを叩くノックの音がした。
 誰であろうか?こんな梅雨の日に態々来るのは?
 俺はドアを開けた―
 誰も居ない
 悪戯だろうか?全く。玄関は何時の間にか水浸しだ!こんな悪戯しやがって!
 俺が怒った瞬間だった。
 目の前に行き成り2mの大男が現れたのは・・・・・・・
 「アースティア・エヴァイスだな。悪いが死んでもらう!」
 そう言って、大男は殴りかかってきた。
 俺は反射的にしゃがんで避けた。
 「な・・なんだ!?テメェは!」
 そう問い詰めると、男は笑う
 「クククククなにも知らないか。貴様が魔王、アゴーンテオスを倒す勇者なんだよ!そこで、俺等僕((しもべ))はお前が邪魔だから、殺すというわけだ!」
 そう言われて、流石にビビったのか、アースティアは外へ逃げ出す
 「無駄だ・・・・・・・・」
 そう言った瞬間、近くあった木が焼けた。
 なんだ・・?今のは・・・・超能力者かよ!
 「次は貴様だ!」
 「そうはさせないっ!」
 男は、ハっとした表情で辺りを見回す。そして、いきなり、青年が現れ、こう言った
 「炎の呪文!フレイ!」
 「グハァァァァ!」
 男は倒れ、恰も蒸発したかのように、消えた
 「大丈夫ですか?エヴァイス様」
 さ・・様!?俺がか!?ってことは・・?
 「様って俺はなんなんだ?」
 「・・・何も知らないのですね。。貴方は勇者だ。私はファウティアムとここを行き来できる。だが貴方は不可能だ。そこで・・・私のいる城の王女、エアルリ様が、貴方をファウティアムに召喚される事になっている。そこで貴方は、アゴーンテオス・・魔王を倒すのです。大体はお判り頂けでしょうか?」
 大半のことを説明した。
 「あぁ判ったよ。だけどよ、アンタは何もんだ?」
 「私は城の、騎士団団長、カーメリアス・ハイラルです。」
 彼は、騎士団の団長らしい。どうりで強いハズだ。
 「あぁ・・判った。色々と有り難う。だけど、騎士なのに、炎の呪文とか言ってたよな・・」
 「魔法騎士というのを知っていますか?生まれながらの才能です。俗に、パラディアルと言います。私はその一人です」
 すげぇなぁ・・パッと見、俺とタメに見えるんだが・・・・・・・・・・・・・・・・
 「なぁ、アンタはこれからどうするんだ?」
 「貴方が召喚されるのを只管待つのですよ。」
 「マジかよ・・・・・」
 「その間また刺客が来たらどうするんです?今度は一人とは限りませんし。」
 
 第一話終
 
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2003/09/24(Wed)21:55:31 公開 / 鶺鴒
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■作者からのメッセージ
 いやぁどうでしたか?
 一話目。
 MEMORYは多分8まで続くかと
 大体、30話程度で終わります。。