『幸せの町』作者:ココの週末 / - 創作小説 投稿掲示板『登竜門』
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原稿用紙約2.08枚
小さな家に住んでいる恋人のお話です。
「なぁ、『幸せの町』ってあると思う?」
「ん?『幸せの町』?」
「うん、喧嘩する人がいなくって、毎日お祭りみたいに賑やかで、町は笑顔で溢れてるの。そんな町ってあると思う?」
「なんだい、いきなり?」
「いいからっね、あると思う?」
「そうだなぁ…あるといえばあるし、ないといえばない、かなぁ。」
「??」
「そんな町は実際に存在しないかもしれない。でも、あると思う人の心の中にはあるよ。」
「うん」
「だから、あるといえばあるし、ないといえばないってことさ。あと…」
「なに?」
「いや、もしそんな町があっても、それはあると思う人にしか見えないんじゃないかなぁって思ってさ。」
「なんで?」
「ん〜…例えば、あると思う人が1つの賑やかで笑顔溢れる町へ行ったとするよ。そこでその人は一生忘れないような楽しいひと時をすごしたとする。そしたらその人はその町を『幸せの町』と呼ぶかもしれない。でも、ないと思う人が同じ町を見ても、その人はそうは呼ばないと思う。」
「どうして?」
「それはね、あると思う人にはあって、ないと思う人にはないものがあるからだよ。」
「ん〜…それはなに?」
「夢をもつことだよ。」
「夢?」
「うん、あると思う人は夢を持っている。この世界には『幸せの町』っていう町があるんだっていう夢をね。でも、ないと思う人はその夢を持っていない。だから、ないと思う人がどんなに賑やかな町を見ても、そこを幸せの町とは言えない、僕はそう思うよ。」
「なるほどねぇ〜…」
「人によっては見るものの見方が違う、そういうことかな。」
「じゃぁ私は信じる!この世界には『幸せの町』っていう町があるんだって!」
「うん、そうだね。僕も信じるよ。…あっ、もうこんな時間だ。さぁ寝よう。早く寝てたくさんの夢を見よう。『幸せの町』の夢をね。」
 その日の夜、1つの家が幸せに包まれました。
2004-02-06 18:41:02公開 / 作者:ココの週末
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■作者からのメッセージ
生まれて初めて考えて書いた作品です。
なので全然なっていなくても多めにみてください。あとアドバイスもあればください。お願いします。
この作品に対する感想 - 昇順
ん〜言葉が多いかなって思います!お話の『内容』がすごく優しくて、「そうだなぁv」って思えます!なので、もっとお話作りをしてみては^^このお2人がお話していることを小説にしたら、とても楽しくなると思います!これからのご成長に期待してます☆(生意気言って事をお許しください;;
2004-02-06 18:48:09【☆☆☆☆☆】琴葉
小説にはなってないかもしれませんが、内容は結構面白いと思いました。情景描写や人物の動作を会話の間に入れればちゃんとした小説になるので、直してみるのも良いかと。自分も人に言えるほど書けるわけではありませんが。
2004-02-06 19:06:05【★★★★☆】霜
小説というよりはほぼ『台詞集』だな、と。登場人物が2人だけ、という条件下。通常であれば恋人=「男女」ではあるが、性格の悪い読者(紅堂ですな)の曲解によると「明記しないと、男と男の同性愛者の会話」とも取れます(取るな、このアブノーマル人間・蹴)。/と、正規表現を取り入れましょう。霜さんも言っているように描写・台詞以外も入れてましょうね。
2004-02-07 00:24:53【★★☆☆☆】紅堂幹人【EDP】
アドバイスありがとぅございます。これからはそうさせていただきます。
2004-02-07 15:41:40【☆☆☆☆☆】ココの週末
誰が台詞を言っているのかを詳しく書いて貰いたい 説明文が少なすぎます
2004-02-08 08:27:58【★★☆☆☆】葵 琉娃
これからはそうしたいと思います。私のためアドバイス、ありがとうございます。
2004-02-08 12:06:52【☆☆☆☆☆】ココの週末
計:8点
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