『夏の日差しが強すぎて』作者:目黒小夜子 / V[g*2 - 創作小説 投稿掲示板『登竜門』
憧れの“兄ちゃん”に置いてけぼりをくらわされた愛葉(まなは)と、兄ちゃんと入れ替わりで入ったバイトの後輩、“山美人”こと本田まい。兄ちゃんに甘やかされていた愛葉は、山美人の参入により“姉ちゃん”にならなければならない。
全角6359文字
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原稿用紙約15.9枚

 夏の太陽が、葉っぱの隙間で光る。ジージーと濁った声を出すあいつらは、樹の幹にでもへばりついているのか。
 夏なんて嫌い。暑くて、キラキラしていて、憧ればかりが頭上を去る。そのくせ、終わる前に寂しくなる。“待ってよ、まだ終わってないのに”なんて。一体、何をやりたくて夏を過ごそうとしたのかもわからないくせに。

 お気に入りの散歩道には、うさぎとかめの橋がある。橋の両端に、うさぎとかめの像が、それぞれ一体ずつあるのだ。その真ん中で、橋の下を見下ろす。空との境界で見えなくなる場所まで、一面の田んぼが広がる。ここだ。昔、兄ちゃんが言っていた。
「俺さ、ちょっとここ、離れる」
 今でも耳に残っている。置いてけぼりをくらわせた、兄ちゃんの言葉。

 うらぎりものー。なんて呟いた声は、車の音で掻き消えた。ボヤボヤなんて、していられない。たこ焼き屋に行かないと。ダメ店員が二人でパニクってるから、引き継いでやんなくちゃいけないのだ。

 橋を歩く。兄ちゃんを思い出す。歩く。兄ちゃんを思い出す。たこ焼き屋まで歩く。兄ちゃん。たこ焼き屋が目の前に見える。……さぁ、バイトでもするか。
「おつかれさまでーす」
 と入ると、ダメ店員が二人でしゃべくり、笑っていた。お店もガラガラだ。なんだ、遅刻してくればよかったよ。
「愛葉ちゃん今日早いねー」
「はい、ちょっと」
 ちょっと、の続きは、兄ちゃんを思い出していたから。ギリギリの時間まで、真昼の太陽と一緒に橋に居るのも悪くない。だけど、兄ちゃんを思い出す私は、ちょっとだけ感傷的なのだ。泣くとブスになるから、笑ってた方が良いよってね。あ、ちなみに補足だけど、兄ちゃんって、きょうだいの兄ちゃんじゃないよ。私ひとりっ子だもん。昔、このたこ焼き屋に居た、ダメ店員三人衆のひとりのこと。仕事ができるダメ人間は、兄ちゃんだけだった。

 今日だってほら。たこ焼きのネタと、ネギと紅生姜がカラッポに近い。あの二人組みめ、店がガラガラなんだから、ネタくらい仕込んどけや。とツッコミを入れてあげたくなる。つくるのめんどくさいのに……。

 たこ焼きを求める客に、流れ作業のようにたこ焼きを売る。本当に、しゅわしゅわ炭酸の抜けたサイダーみたいなもんだね。夜になって、星が小さく輝く頃、私と店長も犬小屋みたいなたこ焼き屋を後にした。
 兄ちゃんが居た頃は、仕事が終わるといっつも送ってくれた。ボロボロのバイクの後ろに跨って、空に広がる星を眺めながら、家の近くで降りた。それが今では思い出なんだから、ぽっかり穴でも開いた気分ってやつだよ、まったく。
 兄ちゃんが辞めたせいで、バイトは大変。兄ちゃんの居た時間帯を店長が身を削って穴埋めして、猫の手でも何とやらの状態。こんなにバタバタするのに、こんなに大変なのに。それでも時々思い出す。今頃、あのバカは何をやっているんだろう。どこかの空の下で、私と同じあの星でも眺めているのかな? まさかね。とりあえず、帰って来たらしかとしてやる。……まあ、状況によっては許してあげるけど。


「神谷くんが居なくなってから、きつくなったねー本当に」
「本当、こんなに大変なのに、あいつ何考えてるんでしょーねー」
 ある日、店長のぼやきに付き合いながらたこネタをつくる。すると、思いついたように店長が言う。
「そうだ。新しいバイト、探そっか」
 愛葉ちゃん、いい子居ないの? と勢いよく頼まれるが、そこは即答ですよね。居ないもんは居ない。店長ががっかりしても、居ないんだから。でも、バイト募集の張り紙を張っては嬉しそうに微笑む店長。どうやら本気らしい。兄ちゃんが居なくなった穴埋めか。そんなことできる人、居るのかなぁ。

 それで入って来たのが、本田さんである。十六歳の現役女子高生。脚がきれい。ダメ人間二人組も早速くらいついている。そりゃ食いつくよね、美人だもん。田舎はブスばっかりなんて思ってたけど、山の中だろうが美人は居るのだ。もし兄ちゃんが居たら、きっと鼻の下のばして、携帯の連絡先教えてだのどーだの話すだろうな。
「あの、水原さん」
 と、山美人が声をかけてくる。
「今日、よろしくお願いします。仕事早く覚えたいし、いっぱい教えてください」
 山美人のビューティースマイル。決まったね。このスマイルで、例の二人組のハートも大接近ですよね。かく言う私も、美人にかわいくお願いされるのは、悪い気がしない。だから教えてあげた。たこネタの作り方。皆も知りたい?

「つくるの簡単だよ。まず大きな寸胴にね、卵と水を入れるの」
 山美人は、マニュアルを観ながら必死にメモをとる。いや、マニュアル通りで全く問題ないんだけど、わざわざメモしなくても……まぁいっか。
「そんでね、泡だて器でかき混ぜるのね。やってみ」
 泡だて器って、家庭用のじゃないよ。だってこの寸胴、山美人の身体と同じくらい大きいんだもん。家庭用の泡立て器でかき混ぜろなんて言ったら、鬼だよね。きちんとした業務用のかき混ぜ器があるのだ。電動式のやつね。スイッチひとつで、高速で回転するやつなの。
「で、次は、“のり”を入れるの」
 “のり”は、店長手作りのスペシャルだ。出汁粉と、青海苔と、乾燥した小エビを、マニュアル通りの量を量ってパックしたやつね。山美人は袋に入れられたそれを手で空けようと必死になっていた。はさみで開けようよ。無理に開けて、ポテトチップス散乱状態になったら、シャレにもなんないし。

「次は粉ね」
 粉。それは、うちのたこ焼き屋専用の粉。たこ焼きミックス粉ともいう。それをまた、マニュアル通りの量を入れて、かき混ぜるのだ。それだけ。
「簡単でしょー」
 と笑うと、山美人は“はあ”とか“むう”とか言いながら、必死にたこネタと格闘していた。あれ、これってそんなに難しかったっけ? とりあえずそんな感じで、私は山美人に指導したってわけだ。
 それにしても、山美人は全然覚えない。いや、覚えるっていうより、上手にできない。多分不器用なんだ。これじゃ、とても兄ちゃんの代わりになんか……なんて思う私がバカか。だって、山美人にとっては初めてやることばっかりなんだもんね。

 山美人山美人いってるから、そろそろ本名忘れたでしょ。本田まいちゃんだよ。二人組みは陰で“まいまい”ってあだ名つけてるみたいだ。まいまいねー、かわいいじゃん。私の中ではまだ山美人だけどね。

 今日は、山美人がたこ焼きを焦がした。すぐさま店長が、山美人を売り娘に戻した。今度は山美人がたこ焼きを一個落とした。すぐさま店長が一個追加した。山美人がソースの入った壷をまるまるひっくり返した。……さすがに店長もがっかりした。山美人も泣きそうな顔だ。二人ともキャパ超えしちゃったねー、なんて平和に見守るのは私だけ。

「店長だいじょうぶー?」
 陰でこっそり聞くけど、店長は頭を掻きながら“いやーまいった”なんて言っている。がんばれ店長。
「本田さん、見た目はキビキビ動けそうなのに、結構ドジだねぇ」
 しょーがないよ。なんて言いながらも、心のどこかで“あ”と思う。今までも、こんなことがあった気がする。いつ、どこで? もう一人の私は、きっと知っている。

 二年前の夏。初めてたこ焼き屋に入った私が、プチ事件を起こした。輪ゴムと青海苔を店の床にばら撒いてしまった事件。ばら撒き事件でもいーよ。あれも相当焦った。今の山美人みたいに、泣きそうになったっけ。そうしたら、兄ちゃんが笑いながら片付けてくれた。
「俺なんて、作ったばっかのたこネタひっくり返したことある」
 って言いながら。アルバイト、皆が通る、ばら撒き事件。字あまりじゃんね。くだんね。

「片付けはいーから、新しいソース仕込んどき」
 って言う私に、山美人はますます泣きそうになる。あそっか、私、笑ってないじゃんね。
「皆が通るから。ばら撒き事件」
 そう言って笑うと、山美人もほっとした顔で“すみません”って言った。私のスマイルよりかわいい泣き顔とか、さすが山美人。笑顔は平等とか言うのに、これじゃ反則じゃんね。

 とにかく、そんな山美人。失敗したって許される、若くてかわいい女の子。今までは私がその位置だったのに。歓迎会とかやりますよね。主にあの二人組みが。
「まいちゃんの歓迎会とか、やろうと思うんだけどー」
 たこ焼きを焼きながら、二人組みのネコくんが言う。
「いんじゃない」
 と言う私に、もう一人のキツネが言う。
「愛葉ちゃん来る?」
 よく晴れた昼下がりだった。こういう日は客が来ないんだよな。暑いからたこ焼きなんて食べないってね。客でも来れば上手く回避できるのに。
「行くー。皆でやろーよ」
 って言うしか、ないじゃんね。でもあいつら、ずるいんだよ。私が行くとか言ったあとで、
「神谷さんも誘うべ」
「だな」
 とか言った。え、じゃあ行かない! なんて、子どもみたいに言えないよ。来年二十歳になっちゃうのにさ。
「いや、兄ちゃんはもううちの人じゃないし……」
 なんて言う私。二人組みが黙って、たこ焼きの焼けるじゅーんって音だけが響いちゃう。あ、うーん、気まずい。
「えーでも」
 なんて言うネコくんを、キツネが引き止めた。キツネの方が、ちょこっと頭良いんだよね。勘が良いってかさ。この時はそう思ったのに、やっぱりキツネもこずるいダメ人間だよ。

 私の肩に手を回すなり、
「たこ焼きで勝負するか」
 とか言ってくる。困惑する私に一言。
「俺が勝ったら、神谷さん呼ぶべ」
 いやいやいや、意味がわからない。しかもルールがむちゃくちゃなんだよ。二十分間でいくつたこ焼きを焼けるか勝負するんだって。キツネが位置につき、ネコくんが私にひっくり返す針を渡す。私なんて、たまにしか焼かないのに!
「お前タイムキーパーな」
 とキツネ。ネコくんがストップウォッチを持って“オッケーィ”なんて言ってる。誰か、このバカ共を止めてくれ。

 でも、始まったらやるしかないよね。高校時代のスポーツテストとおんなじ。いつもはやる気なくても、そこだけは頑張るぞってね。
「焼き入りまーす」
 勢い良いキツネの声と、たこネタが鉄板で焼ける音。あいつめ、もう冷蔵庫にたこの入ったバットを取りに行った。負けじと私も冷蔵庫へ急ぐ。ネコくんのにやける顔が目に入る。すぐに意味がわかった。
「はい、たこ天かす入りまーす」
 キツネの野郎。たこの入ったバットだけじゃなくて、天かすの入ったバットも一緒に持って行ってたか。私が鉄板の丸い穴にたこを入れる間に、キツネはたこを入れ終えて天かすを撒いた。天かすのバットを取りに急ぐ私に、キツネが“ほい”と天かすのバットを渡す。くそう、こいつのお下がりか。
「紅生姜ネギ入りまーす」
 天かすを撒いた私も冷蔵庫に急ぐ。次こそは、紅生姜とネギの入ったバットを取る。だけじゃないってね。だけじゃないってね、キツネよ! すかさず、たこネタの入った寸胴も、自分の焼き台の近くに持っていく私。ネギを撒いたあとって、もう一回たこネタを入れるのが、うちのセオリーなんだな。
「あ、せこいぞ愛葉!」
 背中でキツネの言葉を聞き流す。紅生姜とネギを冷蔵庫に仕舞うキツネが、私の焼き台までわざわざたこネタを取りに来る。へっへ、タイムロス稼げた。いつもよりちょっとだけ遅い
「返し入りまーす」
 の一言を満足げに聞いた私も、キツネにつづき、返しのたこネタを入れた。まぁ、結果は惨敗。いつもいつもダメ人間って罵ってるけど、本当はキツネとネコくんもよく出来る“焼き”なのだ。あ、“焼き”って、たこ焼きを焼く人のことね。売り娘は“売り”っていうんだよ。
 結局、山美人の歓迎会には兄ちゃんを誘うことになり。残ったものは、私の敗北感と、大量にロスされることとなるたこ焼きたち。ネコくんが遊んで、ひとつのパックに、三十個くらいたこ焼きを乗せた。あほか。キツネが腹を抱えて笑ってる。
「お前、それ、何だよその……独身男性詰め合わせじゃねーかよ」
 やばい、こいつツボってる。仕方ないから、私も鼻で笑ってあげた。少し遅れて、山美人がビューティースマイルを送りながら入ってきた。キツネとネコくんはもうでれでれ。なんだかどうでも良くなってきた私が、店をあとにした。


 山美人の歓迎会は、チェーン店の飲み屋で行った。年齢確認が必要ですって言われない店ね。いつものメンバーから、店長が引かれて、かわりに兄ちゃんがプラスされている。男の店長ってさ、男のバイトから好かれない生き物みたいね。兄ちゃんは、私を見るなり“久しぶりじゃん”なんて笑っている。ふん、しかとしてやるんだもんね。びっくりした兄ちゃんが、キツネに“何があった”なんて聞いている。原因は、お前だ! キツネも“まーいろいろあったんですよ。ほら、まいまいがかわいいから、嫉妬したりね”なんて。兄ちゃんが納得して頷く。そして、私に一言。
「大丈夫だよ愛葉。お前のこと皆好きだって」
 悔しそうな顔をする私に、兄ちゃんとキツネが笑った。なんか悔しい。
「そうだ、まいまいが愛葉ちゃんのこと、神様とか言ってたよ」
 グラスのビールに口をつけて、キツネが言う。今度は、驚いた私が兄ちゃんと目を合わせる。酔ったのか、キツネが山美人の真似をする。
「水原さんはぁ、私が失敗した時もニコニコしてて、フォローしてくれて。本当に神様みたいなんですぅ。ってさ」
 こんなキツネはレアだ。ちょっと気持ち悪い。
「愛葉が神様かぁ。成長したなーお前」
 兄ちゃんがタバコに火をつけながら笑った。いつもなら“禁煙しろ”ってツッコミを入れるところなんだけど、今は驚きの方が強くて、そんな気にもなれず。ただただ、私のグラスの上で小さく発泡しては消える泡を眺めていた。コーラの中の炭酸って、夜空に打ち上げられる花火に、ちょっとだけ似ていると思わない?

「もう、俺がフォローしなくても大丈夫じゃん」
 私の髪の毛を、兄ちゃんの手がぐちゃぐちゃにした。ほろりと、言葉が出てきてしまう。
「大丈夫じゃない。兄ちゃんが居なくなって、寂しかったんだよ」
 俯く私に、ほらほら泣かないって言うのはキツネだ。
「愛葉ちゃん、甘えんぼなのによく頑張ってるじゃん。愛葉ちゃんの兄ちゃんは神谷さんだけじゃなくて、俺たちだってそうなわけだし。俺たちも愛葉ちゃん支えるから、愛葉ちゃんもまいまいを支えてあげてよ」
 お前が言うなよ。と言いたくて、嬉しいけどおかしくて、涙を流しながら笑った。
「愛葉も、いつまでも末っ子じゃないな。次はまいまいのお姉さんか」
 兄ちゃんの一言で、はっとした。私が兄ちゃんにしてもらったように、私も姉ちゃんになって、山美人を支えなくちゃいけない。遠くの席で、初めてのカシスオレンジを飲んで、爽快感と目が回るのとで格闘している山美人。ネコくんの横で“むう”なんて言っている。だめだあいつ、やっぱりかわいい。

 カナカナ鳴くあいつらの声がしなくなり、憧れと一緒に夏が過ぎようとしている。このろくでもない兄貴二人組みと、かわいい妹のまいまいと一緒に。私はたこ焼き屋で、今日も適当にたこ焼きを売る。
2010-08-03 02:43:18公開 / 作者:目黒小夜子
■この作品の著作権は目黒小夜子さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
正直に話すと、タイトルがつけられなかったのはこれが初めてです。それだけ、テーマが決まっていないということだったのか。とにかく、夏が来ると日焼けするじゃんね。日焼けで炎症おこして、肌がボロボロに剥けちゃう人って、いるじゃんね。皮が剥けるって、成長する時に使う言葉であるじゃんね。そんな勢いでつけた、むちゃくちゃなタイトルです。
この作品に対する感想 - 昇順
 こんばんは。作品読ませていただきました。
 実はタイトルがいいな、と思って読み始めたのですが、あとがき読んでびっくりしました。確かに、たこ焼き焼く話だとは思いませんでしたが、案外しっくり来てるような気もします。
 山の中にまれな美人だからそのまんま「山美人」とか、あちこちにちょこっと笑えるポイントがあるのがいいですね。しかし、たこ焼きの作り方がリアルですね。僕は関西なんで、子供のときに家で焼いたことがあるはずなんですが、細かいところとかみんな忘れてしまいました。
 いつかのコンビニの作品もそうでしたが、店員たちのやり取りで話が進んでいくのが面白かったです。そして、少し成長した主人公。後輩が育っていくのを見るのは楽しいものです。いい話だなと思いました。
2010-08-03 22:34:21【☆☆☆☆☆】天野橋立
どもです。御作読ませていただきました!
ほのぼのとしていて、スラスラ読めちゃいました。チョイ役だと思っていたダメ兄貴二人が、実は結構重要なポジションだったことに、裏をかかれましたね(笑)。
話の展開のさせ方がいいなぁ。全部、日常の中での出来事なのに、しっかり豊かな情緒が組み込まれてて、思わずクスッときてしまいました。
2010-08-05 19:51:25【☆☆☆☆☆】壽
天野橋立さん、こんばんは。読んでいただきましてありがとうございます。
関西なんですね。私も関西です、両親が。もっとも、うちの作り方とは違うんですが。私自身がたこ焼き屋さんでアルバイトした過去があったので、作り方はその頃の記憶がベースです。
私は後輩が育つ云々の前にすぐにバイトを辞める人だったので(もって1年未満)、後輩が育つ姿を見たことがありません。でも、最近やっと職場に後輩ができまして、自分は末っ子の座から退くので、今後の意気込みみたいな気持ちで書きました。楽しいものなんですね、ちょっと希望が持てました。
なんだか、こう、小説を書くうえで、こう……どう書けばいいのか、わからなくなっている最近です。天野橋立さんは、作品を書くうえで、どのようなことに気をつけていますか? 参考にしたいので、気が向いたときに教えてください。では、今後ともよろしくお願いいたします。
2010-08-06 02:36:55【☆☆☆☆☆】目黒小夜子
あ。感想がもう一つついていたなんて。嬉しいです。
壽さんこんばんは。読んでいただきましてありがとうございます。
スラスラ読めたなんて、嬉しいです。チョイ役二人については、実は最後キツネが言った台詞は兄ちゃんに言わせるつもりでしたが、読み返してここはキツネに言わせた方が良い気がする。と思ったので、フィーリングのままにキツネの台詞にしました。元々はチョイ役の予定で書き始めたので、違和感を感じさせてしまったかもしれません(裏をかくなんて、そんな器用なことはできないので)。奇をてらいすぎて、おかしくなった過去があったので、あまりそういうことはしないようにしよう。なんて思っております。精進しなくちゃいけないところかもしれないんですけど。
読んでいただいてありがとうございました。
2010-08-06 02:56:42【☆☆☆☆☆】目黒小夜子
とてもテンポがよくて、わたしもスイスイ読めました。
文章のリズムといいますか、このスラスラ感は気持ちいいですねー。
「アルバイト、皆が通る、ばら撒き事件」のところを読んで、言い回しとか、文章のキレを特に大切にされているのかなと思いました。
わたしもそこをかっこよくやりたいじゃんね! と思っているので、がんばりたいじゃんね! でも難しいじゃんね! という感じですw。
フィーリング大切ですよね。いい感じ!
読んでてとても楽しかったです。
2010-08-06 05:36:34【☆☆☆☆☆】ぺしみん
ライトノベル物書きのakisanです。読ませていただきました。
 爽やかな作品ですね、面白かったです。各シーンの呼吸が読みきり漫画のコマ割りだと感じて、頭の中では全部のキャラが少女漫画絵に変換されました。
2010-08-07 19:30:52【☆☆☆☆☆】akisan
ぺしみんさん、こんばんは。読んでいただきましてありがとうございます。
スラスラ読めましたか? よかった! 言い回しやキレかぁ。大事にしているのかもしれません。本当に、書き方がわからないんですよね。私もぺしみんさんみたいに書きたいじゃんね! でも難しいじゃんね! ですよ。フィーリング大切ですよねー。
機会があったらまた読んでください。読んでいただいてありがとうございました。
2010-08-07 19:44:21【☆☆☆☆☆】目黒小夜子
作品を読ませていただきました。こんなに短い作品なのにキャラの個性がハッキリと伝わってきて面白かったです。山美人こと本田さんって可愛い感じだけど、現実にいたら濃厚な殺意を浮かぶだろうな。本田さんのキャラがちょっとキャラが定番過ぎる感もありました。しかし、日常の他愛のない出来事なのにしっかり読ませる力量は凄いですね。なんかほのぼのしました。では、次回作品を期待しています。
2010-08-22 20:28:01【☆☆☆☆☆】甘木
あらら、今になって感想に気づくという無礼を失礼いたしました。

>akisanさん
爽やかな作品(笑)ありがとうございます。読みきり漫画のコマ割りや、少女漫画という言葉に、素直に笑ってしまいました。確かにそうっすね。実際に居る人をモデルにしながら作った作品なだけに、自分の表現力の無さにうふふと笑うことしかできません。読んでいただいてありがとうございました。

>甘木さん
こんにちは。短い作品なのにキャラの個性が伝わりましたか? 嬉しいです、ありがとうございます。ほのぼのする作品を創りたいです。甘木さんのクルツさんシリーズのように……。ちょっとした大きい目標なので、届きませんが。またテンポのことなどご指導ください。では、読んでいただいてありがとうございました。
2010-10-05 13:20:17【☆☆☆☆☆】目黒小夜子
計:0点
お手数ですが、作品の感想は旧版でお願いします。