『sakura物語二』作者:misora / - 創作小説 投稿掲示板『登竜門』
全角437.5文字
容量875 bytes
原稿用紙約1.09枚
『ゆき、おはよー』あたしは、いつもよりなんかの倍の大声で、彼氏のゆきに朝の挨拶をしていた。『はよーーもう体大丈夫なのかよ』ちょっと心配そうな顔で彼は言った。『全然!!このアタシを誰だと思ってんのよ!!』笑顔で言うあたし。『そうだったな、』と彼も笑顔で私に返す。
周りの人も心配してくんれた。
普段は心配してくれないような人も昨日アタシが授業中皆の前でぶっ倒れたので心配してくれたようだ。
いや、心配なんかしていないのかもしれない。
多分アタシが死んでも世界は変わらないし、
この世の人たちが困るわけじゃない、
だけど
この世にあたしが・・・。
もし生きて・・・。
生きて変わることがあるかもしれない。
変わらないかもしれない。
もしかしたら可能性は1%かもしれない
けれど
その1%にかけてみたい。

どうやら、死ぬかもしれない人間(私)は、日頃考えないようなことを考えるらしい・・・。

ただアタシは生きる。ただそんだけのこと。
sakura 2終わり>
2003-12-03 21:22:45公開 / 作者:misora
■この作品の著作権はmisoraさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
結構続きます・・・。ごめんなさい。
この作品に対する感想 - 昇順
感想記事の投稿は現在ありません。
お手数ですが、作品の感想は旧版でお願いします。