『青髪の旅人』作者:いっぺ / t@^W[ - 創作小説 投稿掲示板『登竜門』
未完成なので、後に書きます
全角2168.5文字
容量4337 bytes
原稿用紙約5.42枚
すべてを壊してしまう巨大生物が


この世界に生まれてしまった


何もかも無の世界に代えてしまう


そんな生物が生まれてしまった


その生物を倒すために


立ち上がった旅人の話








「…」
「始まるか」
「現世の者は誰も知らないのか」
「あぁ、俺等は死者だからな、そういうのが予言できるようになったんだよ」
「…勘なのだがな」
「いや、俺も感じる、絶対、“あいつ”は来るって」
「すべてを壊すため…だろうか」
「まぁ、いいさ、見守れば、誰かがやるって」





ある一人暮らし用のマンションの一室

「ふ、ふぁぁぁあああっあ」
バサッと布団を蹴飛ばすように起き上がった
ここの少年の名前はルドルフ
活発な性格でいつもは青髪の少年
「ん、んっんああああ」
大きく背伸びをすると、目を手で擦りながらリビングへ向かった
リビングに行くと、カップラーメンのラベルやいろいろ散乱している
「ッ、片付けないといけないのはわかってるけどよ」
頭を掻き毟りながら言う
「ま、今日もかえってきてからでいいや」
「今日で人生は絶望に変わるよ」
「…?」
声が一瞬聞こえた
俺しかいない部屋なのに…?
「ま、行くか」
今日も用意を終えると、家を出た
――今日で人生は絶望に変わるよ
この言葉はもう忘れかけていた





俺はいつものように電車へ乗るために駅へ
しかし、電車が来るまで5分はあるため、少し時間を潰そうと、駅のホームで自動販売機で飲み物を買う
オラ・コーラというなんか聞いたことあるようなジュースのパッケージの下のボタンを押した
ガチャンという音が響き、下から取り出すと
赤いパッケージでオラ・コーラと書かれている
プシュッという音と、共にシュワシュワシュワと泡が溢れる
それを頬張るように飲んだ
「っぱぁ」
オラ・コーラの下には売り切れと書かれていて最後の一個だったみたい

と、まぁ時間をすごしているうちに電車が来る…のだが
「事故発生、8:32分発着電車が横転、繰り返します、8:32分発着電車が横転」
周りから、まじかよ、えー、どうしたの、という声が聞こえだす
「あちゃ…マースに言っとくかー」
ピポピポピポピポ
プルルルルル、プルルルル



ツーツーツー

「え、番号は合ってるよな」
もう一度番号をうち、電話に出るが
ツーツーツー
という音しか聞こえない
「何だ…回線がおかしいのか?」

と、思った矢先!

ドオオオオオオオオオオン!!!

地面が揺れ、大きな爆音が轟いた
あわててしりもちをついたルドルフは音のほうを向いたまま、硬直している
「な、何だあれ!」
という声が聞こえるが柱で見えない、なんだ…

立ち上がり、少し歩くと人々が恐れていたものが、俺にも見えた

「で……でけぇ…」

そこには、空を覆いつくしてしまいそうなほど大きい生物がいた
そこから解き放たれた弾丸は全てを破壊し、爆音、爆風を立て人々を焼き尽くした
「や、やべえ!」
ルドルフは慌てて改札口へ向かい、入り口へ逃げ出した
外へ出ると、人々は逃げていた
「何だよ…おかしい……!」
ルドルフはある言葉を思い出した

――今日で人生は絶望に変わるよ

「…そういうことか!」
ルドルフはそういうと、逃げ出した










「や、やべ、速い!」
予想以上の速さの大型生物はもうルドルフを覆いつくそうとしていた
ルドルフは完全的に大型生物の影に当たっている
そして、弾丸が放たれようとしていた


「まずい!!!」


全速力で走った
時間がもう止まってしまうような感じだった



そして、次の瞬間


巻き込んだんだ、俺を、周りの人を





スッッッッッ










「ここは、どこだ」

意識はあるが、何にも見えない
宙に浮いている感じがする、何もない真っ暗闇の世界に

すると、ひとつの光がピッーと差し込んだ

「あなたをこれから1000年後の別世界へ飛ばす」
「え?」
声が聞こえた
それも聞き覚えのある…
「僕が見込んだ男なんだ、さぁ、別世界へ行ってらっしゃい」
「ちょ、ちょっと待てよ!何なんだよ!別世界って!」
「別世界であなたは力をつけ、仲間を探す…そして、あいつを倒すんだよ」
「あいつ…ってあのデカイ奴か!?」
「そうだよ」
「ふざけんな!俺を殺す気か!?」
「もう、君は死んでる、あいつによって、殺された、だからチャンスだと思って、あいつを倒すか、このまま眠るか」
「…2択か、2択しかないのか?」
「君の言葉で世界が変わるかも…、いや絶対変わる」
「…あーもう!!やってやるよ!」
「いいでしょう、あなたを1000年後の別世界へ飛ばす」
パッとまぶしい光に包まれた












2009-10-11 23:31:24公開 / 作者:いっぺ
■この作品の著作権はいっぺさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
こんにちは、この小説を書かせて貰います
これからも続くので、応援や呼んでください
この作品に対する感想 - 昇順
 はじめまして、いっぺ様。頼家と申します。
作品を読ませていただきました。いきなり謎の夢の予言(?)に導かれ1000年後の世界へ……おお、ジェットコースター展開ですね^^語りかけてきた声はだれなのか?何故1000年後なのか?別世界?色々と謎が深まり続きが気になる所です^^
 あえてご意見を申しあげるとすれば、やはり利用規約の事でしょうか……確かに(他サイトから来られた方には)かなり厳しい規約かと思われますが、それでもやはり読み手の読みやすさについてはもちろん、そして何より書き手にとっても大変勉強になることがかかれて降りますので、是非もう一度読み直してみては如何でしょうか?
 また、擬音や情景描写も小説にとって非常に重要です。(私もそこには四苦八苦していますが^^;)そこにいっぺ様の感性を是非投入してみてください!きっと更に素晴らしい作品が出来ると思いますし、私もそんな鬼に金棒仕様の作品を読んでみたいと思っております!では、続きに期待しております。
                          頼家
2009-10-12 03:00:58【☆☆☆☆☆】有馬 頼家
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2009-10-21 20:26:10【★★★★★】rnknpxbrzr
作品を読ませていただきました。物語の展開が早いですね。早すぎて読者が置いてきぼりになっいている印象を受けました。また不必要な改行や「。」の不在など、文章の約束が守られていないので一度推敲されることをお奨めします。では、次回更新を期待してます。
2009-11-01 14:54:38【☆☆☆☆☆】甘木
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2009-11-21 08:22:20【★☆☆☆☆】Abbey
計:6点
お手数ですが、作品の感想は旧版でお願いします。