『あなたにありがとう』作者:鈴雪 / AE - 創作小説 投稿掲示板『登竜門』
久住未来、佐原柚馬、瀬戸光平の不良三人は、天宮織姫、桜井亮、小幡大樹に勉強を習い、次のテストまでに五教科で四百点を取らないと転校、という危機的状況に陥る。そんな中、六人の勉強が始まる。
全角7143文字
容量14286 bytes
原稿用紙約17.86枚
青陵中学校三年。そこは優秀な学年なのだが、三人だけ、不良がいる。
――久住未来(くすみ・みくる)
――佐原柚馬(さはら・ゆうま)
――瀬戸光平(せと・こうへい)
ピンクのメッシュを入れた茶色がかった髪を横結びにし、化粧をし、ピアスをしてヒョウ柄のオーバーを羽織ったギャル・未来。言葉遣いは荒い、元気系の女子だ。
オレンジに染めた少し長めの髪に、鳶色の瞳、制服のネクタイはしないで、日焼けサロンに通う柚馬。少し熱くなりやすく、何度も問題を起こしている。
制服の着方も普通、明るめには染めているものの、髪型も普通の外見は普通な光平。性格はひねくれて、授業はサボり、夜遊びはして、冷たい氷のような瞳をしている。
教師らは彼らに手を焼いていた。彼らときたら、どうしようもない不良なのである。周りの優等生も迷惑している。保護者からも「転校させてくれ」という要望が多く、三人のせいで学年平均点は落ちていった。これには学校長も痺れを切らして、とうとう三人は校長室に呼び出しを食らった。
「んだよ、かったりーな!」
「別に聞き流しときゃいんじゃね? 所詮校長も教師だしよ、俺らにかなうわけねーっつーの」
「でもいきなりどうしたか。校長もあきらめてると思ったが」
「どーせうっせージジィとババァが連絡よこしたんじゃねーの?」
「そんなのいつもだろ」
「まーな! なんといわれようと、うちらの考え方はかわんねーし。だろ? 瀬戸」
「あぁ」
三人はノックもせずに乱暴に校長室のドアを開けると、ぶらぶら歩いて学校長の前に行った。
「なんだよ。わりーけどはやくすましてくんねぇ? 面倒くせーし」
「今回話すことはそんなに軽いことじゃない!」
学校長がいきなり大声を出したから、三人は静まり返って顔を見合わせた。
「な……なんだよ。おどろかせんなよ」
「お前らのせいで周りの生徒に迷惑してる! 分かってるのか! 後一年もしないうちに受験があるんだぞ!」
「んなの別に今考えることじゃ……」
「お前ら、次のテストで五教科四百点以上取らないと転校だからな! 別々の学校にだぞ!!」
「そんな……勝手に決めんなよ!」
「教育委員会で話し合って決めた。ただお前らと教師だけだと、足りないだろう。そこでお前らと同じ学年の優等生を紹介する。入れ!」
この学校には、三人の不良に対立して、三人の優等生も存在する。
――天宮織姫(てんぐう・おりひめ)
――櫻井亮(さくらい・りょう)
――小幡大樹(おばた・だいき)
スカートを長くして、黒髪を三つ編みにする、周りから見てすぐに分かる、美人なお嬢様優等生・織姫。国語、英語が得意。
メガネをかけてちょっと童顔。社会が得意で万年三位の優等生・亮。素直でがんばりやな性格から、教師や友達に好かれる。
クールでカッコいい外見、理系の頭脳で織姫と一位争いをする優等生・大樹。何でも冷静な思考判断で、答えを導く。
「な……なんだよ、こいつら」
「初めまして。天宮といいます。久住さん、佐原くん、瀬戸くんでしたね」
「僕は櫻井。分からないことがあったらなんでも聞いてね」
「小幡。よろしく」
「君たちはこれから、この三人に放課後、補習の形で勉強を習いなさい」
「はぁ??」
「そんなに転校したいのか?」
「うぐ……それは、嫌だけどよ」
「大丈夫よ。優しく、教えてあげるから、がんばろう?」
三人(不良)は、渋々頷いた。そしてその日から、三人の補習の特訓が始まったのである。
―テストまで後100日。

放課後。部活やら何やらで忙しい生徒たちを背に、空き教室で六人は教科書を開いた。
「はい、じゃあ久住さん、私が英語と国語を教えるから。櫻井くんは佐原くんに社会を。小幡くんは、瀬戸くんに理科と数学をヨロシクお願いしますね」
織姫が笑いかける。三人は思っていたのと違ったのか、首をかしげて尋ねた。
「あれ。てっきり皆でやると思ってたんだけどよ」
「こっちのほうが効率がいいんだよ。分からないところは質問が出来るし、すべての教科を集中してできるようになるんだ」
「つまり……あれだな! えっと、ワンツーワン!」
「マンツーマンだ」
「そーそー! それだ!!」
「おい櫻井。こいつら本気で大丈夫なのか? 俺は手に負えん」
「頑張ろうよ大樹……」
すでにお笑い状態。とても中学校三年生レベルの問題が解けないと悟ったらしい。織姫がいった。
「……一年生から、やり直しましょうか?」
「ばかにしてんのか」
「……解けるんですか、三年の問題」
「無理だけど」
「復習は大切だ」
「しょーがねぇなぁ」
こうして、やっと勉強が始まった。まず、織姫と未来の英語の勉強から見てみよう。
「えっと、まず基礎ですね。『こんにちは』は英語で?」
「ハロー」
「正解。じゃあ『おはようございます』と『こんばんは』は?」
「……ハロー」
「……『goodmorning』と『goodevening』ですよ。書いてみましょう」
こんな基礎の基礎まで出来ていない。本当に出来るようになるのだろうか。まるで最初の授業の時の一年生のようじゃないか。
次に、亮と柚馬。社会を見てみよう。
「歴史からだね。江戸幕府を開いたのは?」
「なんつったっけ? あいつだよあいつ! あぁ、『トヨトミヒデキチ』だ!」
「……違うよ。『徳川家康』で、君が言おうとしたのは「ヒデキチ」じゃなくて「ヒデヨシ」だ」
「そーそー。そいつだ」
「きみさぁ、歴史上の人物に「そいつ」はないって」
すでに存在しない人物を作ってしまった。これはますます心配だ。
続いては数学、理科。光平と大樹だ。ん? こっちは……
「一次方程式からだ。3x=6簡単だな。解いてみろ」
「x=2だろ?」
「正解だ。次は、3x+4=−9x+2これは解けるか?」
「−6分の1だな」
「出来るじゃないか。次は連立方程式で……」
こっちは大丈夫だ。……といっても一年の勉強だから当然か。
勉強のシステムはこうだ。織姫が国語、英語を担当し、亮が社会を担当。大樹が理科、数学を担当して、一日一人に教える。順番に交代して、一年生の問題からどんどん進んでいき、三年生に追いつく。
早く追いつくために宿題も用意し、一日二時間は家庭学習をすること。
不良は乗り気ではなかったが、転校しないため。頑張ろうと決めたのだったが……
三日目の放課後。未来と光平は集まったものの、柚馬がない。
「佐原の奴、どこいったんだよ!」
「まさか、サボりじゃねぇよな」
大樹が、先に行動した。
「小幡君?」
「サボるなんて許さない。連れ戻してくる!」
「な……お前、あいつに勝てんのかよ! 超不良だぜ?」
「俺もいくさ。だったらいいだろ? 久住」
「殴られんじゃねえぞ」
「あぁ」
サボりがでることは予測済み。でも、まだ三日目だ。
「いた! あそこ!!」
「佐原!!」
柚馬は、帰ろうとするところだった。
「バカ。ついてくんじゃねーよ」
「お前、サボらないっていったろ!」
「いいんだよ。なんつーか、かったりーの」
「かったりーって、お前、転校してもいいのか!」
「いいよ。もう何でもいいんだ。親だって期待してないみてーだしよ。俺なんてここにいても邪魔なだけだろ」
柚馬は、二人に背を向けて歩き出した。
「あきらめんのかよ!」
「――!」
未来と織姫だった。
「そうやって、お前はいつも……理由をつけて逃げだすのかよ!」
「まだ三日です。こんなところで立ち止まって背を向けていては、あなたにとって悪いことしかありません。さあ、一緒に行きましょう」
「逃げてなんかねぇ! 俺はもう嫌になったんだよ。面倒くせーんだ!」
「面倒くせー?」
大樹がキレた。
「あぁそうか! お前は自分を捨てて、もうどうでもいいんだな! 少しはやるかと思ったが、もういいよ! お前なんてどっかいっちまえよ!」
「やめろ佐原! どうしてだよ小幡!!」
「どうすりゃいいんだ!!」
―テストまであと98日。

「それで……いいんですか」
織姫が、静かに口を開いた。
「それが、あなたの納得いく答えですか。それで他の学校へ行って、上手くいくんですか」
瑠璃色の深い瞳が、じっと柚馬の瞳を見つめる。
「私は、そうは思わない! そんな中途半端な状態で、いったって何も解決できないわ! そんなの、引越しにかかる費用、いままでの時間、皆の気持ちも、溝に捨てるようなものじゃない!!」
他の五人は、唖然として織姫を見つめた。織姫は全力を出し切って息を切らしながらも、凛としてそこに立っていた。柚馬も小さく舌を鳴らしながらも、織姫の言葉に押されて少しずつ歩いてきた。
「いいぞ、天宮! やるじゃんよ!」
「久住さん?」
「あたしのことは未来でいいって!」
「……未来、さん? では、私のことも織姫、とお呼び下さい」
「あの……」
皆、一成に柚馬を見た。
「さっきはすまなかったな……ちょっと、頭に血が上っちまった」
「あぁ、もういいんだよ! 忘れたな」
少したって、大樹に向き直る。そして、織姫のほうも向いた。
「小幡、すまなかった。天宮、有難うな。お前の一言で、目が覚めた」
「……俺も、本気になって……すまん」
「いえ。私を本気にさせたのは、あなたが初めてでしたね」
「皆、また、一緒に勉強してくれるか?」
「あぁ」
「もちろんさ」
「また一緒に行こうぜ」
「一緒にがんばりましょう」
「やろうか」
「教えるぜ」
皆は微笑んでこたえた。
「……有難う」
そして、空き教室の放課後。いつものように、六人が集まる。いつの間にか仲良しグループみたいな六人になっていた。
「いいわね。久しぶりに見たわ。六人で楽しく勉強……か」
次の朝。
「なに? これ」
「どうした」
「この学級新聞、見てください」
『六人で遊んでいる? 学年トップ三優等生、不良に!』
「なんだこれ……!?」
――テストまであと97日

「誰だよ、これ書いた奴……! 潰してやる!」
「やめろ! 問題起こしてどうする! こんなデマや噂なんて、とことん流れて消えてくもんだ。気にするな」
大樹は冷静を装っているが、瞳には少し、怒りの色が見えた。それに気がついた織姫が、控えめに皆の顔を覗き込む。
未来は手を硬く握った。柚馬は歯をぎりぎりとならし、光平は唖然としている。亮は新聞を見つめ、大樹は鋭い目を一層細めた。皆、困っている。織姫は目を瞑って、一生懸命考えた。何か、自分に出来ることはないか、と。

「さぁて、どう対処するかしら? フフフ……」

その日の放課後。六人は、また集まりながら目を伏せて、顔をあわせようとしなかった。
「は……始めましょ?」
「そうだな、やろうぜ織姫!」
「俺、もういい」
「小幡!」
大樹はカバンを背負って、教室を後にしようとした。
「おい、待てよ! 俺のときは散々言ったくせに、自分はそれかよ!」
「うるさい! お前らが……お前らが問題ばかり起こすから! もっと自分で勉強できないから……お前らが馬鹿だから、俺らまで巻き込まれるんだ! もうこりごりだよ! 勉強したいんなら、自分でやれ! これ以上、俺の邪魔をするな!」
大樹が怒鳴って、織姫はびくびくしていた。柚馬は怒りを込めた目をする。
「なんつった?」
「は?」
「てめえ小幡! 今なんつった! あれは俺らのせいかよ! もともとお前の問題だろ!」
「何だって!??」
二人は掴み合いの喧嘩を起こした。亮が慌てて止めに入る。
「大樹、柚馬! 止めなよ!」
「亮、お前は関係ない!」
「関係あるよ! だって……」
亮は必死な目で訴えた。
「だって僕たち仲間だよ! ずっと一緒に頑張ってきたじゃん。ここに来て仲間割れとか、なしたよ! 僕、皆と勉強するの、楽しいよ! 家で一人で勉強するより、塾へ行くより……ずっとずっと楽しいよ!!」
皆は驚いた。亮が泣いていた。亮の童顔の顔は、涙でぐしゃぐしゃになっている。
「亮……」
「桜井」
「泣くなよ! お前男だろ! ほら、ひっでぇ顔だぜ! 見ろよ佐原、小幡!」
「ひどいよ未来ちゃん……」
しかめっ面をしていた大樹と柚馬の顔が、少し緩んだ。柚馬が口を開く。
「桜井なくなよ。……小幡、悪かったな、色々。行きたかったらいけばいいさ。巻き込んじまったのは俺たちだ。これ以上は巻きこまねえ」
「……行かないよ。別に、もう頭冷やした」
「じゃあ、また皆で勉強できるよね」
「その前に、疑惑をどう晴らすか、だ」
織姫が、皆の前に立ってひとつ、咳払いをした。
「どうした、織姫」
「あの、疑惑を晴らすのに、確実ではないんですけど、案があるんです」
「案――?」
――テストまであと97日。

次の日。いつも遅刻間際に登校する生徒たちが、なんと一番に教室に来ている。それに加え、三人は掃除、勉強と真面目に取り組み、制服もきっちりと着込んでいる。これには教師らも唖然とした。
「ど、どうしたんだきゅうに」
「別に、どおってことないっスよ?」
「久住さんのいうとおりですよ、先生」
「久住……さん? さん付け? 敬語?」
わけの分からなくなった担任は、いきなり泣き出した。
「へ? 先生? なんかまずいことしました? 僕たち」
「僕? 僕だって? 先生って呼んだか? 俺っていってない! お前じゃなくて「先生」! くう、感動した! 先生は感動したぞおお!!」
わけの分からないことを言いながら、担任は教室を出て行った。
「それにしても驚いたな、織姫の案」
「効果あるといいけど」
――……
『いいですか? 明日は早起きして、きちっとした学校で登校してください。そして、私と小幡くんで校内放送を流します。私たちが不良になるのではなく、彼らが優等生を目指すのだ、と』
『ちょっと待てよ、そんなことしたら、教師に怒られるだろ』
『いいんです。それで疑惑が晴れれば。小幡くんも、いいといってくれました』
――……
「まさかあの天宮があんな大胆だったとはな」
「ま、人は見かけによらないって言うじゃん」
「そうって事!」
そして、昼。
果たして、成功するか?
――テストまで後96日

三人が優等生になって三日がたった。この日は大樹が放送委員の当番の日。つまり、校内放送で疑惑を晴らす日だ。朝、六人は集まって、原稿をつくった。
「でも不思議だな」
ふと、大樹が言った。
「お前らが、いきなり優等生になれるとはな」
「本当ですね。少し、勉強の効果がでてきたって事ですか。そのまま優等生になればいいのでは?」
「そうだな。そうすれば、疑惑は完全に晴れるだろ」
未来、柚馬、光平の三人は、少しうつむいた。
「なんつーか、自分じゃないみたいなんだよ。自分らしくないっつーかさ」
「でもなぁ、これもいいと思うんだ。今までの自分を脱ぎ捨てられるっていうか」
未来は清々しい顔で言った。
「ありがとな。お前らがいたから、変われたよ。お前らのためとか、そんなこと考えなきゃ、こんなこと出来ないからさ」
「こっちこそ、有難う。誰かのために一生懸命になるのって、初めてだから」
「何もやらないお前が言うな、櫻井!」
空き教室に、笑い声がこだました。
――……
四時間目終了のチャイムの音とともに、賑やかな笑い声で手洗い場が一杯になる。給食時間が始まって昼の放送が流れるのも、いつものことだ。
『今日の放送は〜です』
『ちょっと待ったあぁぁぁ!』
『うわ……!』
ガチャガチャとマイクがぶつかる音がする。ソプラノな女子の声が、必死にマイクを奪おうとしていることが分かった。校内中がざわめいた。
「大丈夫かよ、織姫の奴……」
『放送の前に……一言だけ、全校生徒の皆さんにお話があります』
織姫はかなり強引にマイクを取ったらしい。マイクを取り返そうとした放送委員も、とうとうあきらめていた。
『この間の学級新聞についてです。あの内容は、大きく間違っています。私たちは、不良になる気など全くございません! 私たちが不良になるのではなく、彼らが優等生を目指すのです。私たちは、そのために手を貸すにすぎません。必死に自分を変えようとしている彼らを……私たちのお友達を……』
織姫は、堂々と、迫力のある声で言った。
『バカにするような真似は、絶対に許しません!!』
校内が静まり返った。教師が放送室に集まろうとしている。大樹は急いで一言
『失礼しました。給食をお楽しみください!』
とだけ言うと、織姫の手をとって逃げ出した。
「早く! 先生が来る前に!」
「分かってます!!」
各教室では、皆無言で給食を食べていた。
「やったな、織姫!」
六人のその日の給食は、今まで以上に美味しかった。
その日の放課後。
いつものように空き教室に入った六人。柔らかな日差しが差し込む教室で今日も六人の、猛勉強が始まった。
「「「わっかんねえええぇぇぇ!!」」」
――テストまで後94日

2009-03-12 14:16:15公開 / 作者:鈴雪
■この作品の著作権は鈴雪さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
展開が速すぎたり、せっかちになっている部分は、多めに見てください。中学生なんで…
六人のことについて、説明を追加しておきました。
この作品に対する感想 - 昇順
もっと書いてから投稿してくださいね、別に締め切りもないですし。
2009-03-07 07:37:17【☆☆☆☆☆】ゆうら 佑
 つづきを読みました。そうですね、まあ展開はともかくとして。登場人物のキャラクターがはっきりしていないと思います。優等生と不良、とひとかたまりになっていて、まだひとりひとりについての性格、容姿も書かれていませんし、話し方も同じように感じます。しかし同年代の6人を書き分けるというのは、かなり難しいことです。がんばってください。
2009-03-09 21:45:44【☆☆☆☆☆】ゆうら 佑
こんにちは!読ませて頂きました♪
優等生が不良と呼ばれている生徒たちに勉強を真剣に教えるという展開は面白いと思いだしましたが、そこまでに行く前に、もっと6人、1人1人を紹介もしくは掘り下げないと、どっちが優等生の名前で、どっちが不良の名前か分からなくなります。なので会話が続くと誰が喋ってるか分からない時もありました。これから校内新聞にのったデマなどと、どう対峙していくのかなと思いました。
では続きも期待しています♪
2009-03-10 16:59:42【☆☆☆☆☆】羽堕
こんにちは!続きを読ませて頂きました♪
噂を払拭する方法としては、あるかなと思ったのですが、元々、優等生のふりが出来るぐらいなら、100点を取らなければいけない理由もなくなるような気がしました。会話文だけで話を進め過ぎているように感じるので、もう少し、その場の風景や人物の表情、その場の雰囲気や感情とかも書き込むようにすると良いかなと思いました。
では続きも期待しています♪
2009-03-11 18:24:36【☆☆☆☆☆】羽堕
[簡易感想]まだわからないので、続きに期待します。
2009-03-13 09:55:47【☆☆☆☆☆】羽堕
作品を読ませていただきました。展開が早すぎましたね。登場人物の人間性や関係性を地の文でほとんど表記していないため、物語の表面(事象の経過)だけを見ている感じでした。会話文だけでなく、もっと地の文に色々な情報を入れ登場人物の厚み、物語の厚みを増やした方がいいと思います。では、次回更新を期待しています。
2009-03-15 22:20:27【☆☆☆☆☆】甘木
計:0点
お手数ですが、作品の感想は旧版でお願いします。