こんばんは、プラクライマ様。上野文です。
御作を読みました。
やりたいことはわかります。わかりますが、……無謀です。
アストル・ビアソラの情熱と功績を知ってる人でなければキャラをつかめず、彼が為そうとしたことも、御作で切り取ろうとした天恵も、この短さでは伝えられません。
短編にするにしても、もう少しやりようがあったのではないでしょうか?
2008-05-17 23:04:21【☆☆☆☆☆】上野文
こんにちは、上野さん。読んでいただきありがとうございました。
闇夜に一瞬きらめく閃光のような心に残る出来事、そういう瞬間を切り取ったごく短い小説を何作か書こうと思っています。ご指摘の通りピアソラというのはのはちょっと分かり難いと思います。あるいは、もっと著名な人物であればという思いもあります。いくつかテーマがありますので、もしかするともう二三作書くかもしれません。
いつも参考になる感想をいただき本当に感謝しております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
2008-05-17 23:52:00【☆☆☆☆☆】プラクライマ
読ませていただきました。ピアソラという人物を知らないからというのもあるかもしれませんが、心に残るものがありませんでした。「緊張した面持ちで挨拶をする私を」という文は、主人公のその場面での主観ではないので違和感を感じました。その後の文が主観的なもの、心情の描写なので余計に。辛口で申し訳ありません。失礼します。
2008-05-18 17:15:37【☆☆☆☆☆】メイルマン
メイルマンさん、こんにちは。
「緊張した面持ちで挨拶をする私を」………
確かにご指摘の通りですね。良い指摘をいただきました。ありがとうございます。
2008-05-18 17:23:33【☆☆☆☆☆】プラクライマ
作品を読ませていただきました。ピアソラという人を知らないので、ピアソラがアルゼンチンで培った自分の音楽というものへの自負(本当は単なるコピーなんでしょうが)が分からず、ブーランジェの一言で開眼したシーンの面白味がいまひとつ伝わってきませんでした。森田信吾のマンガ『栄光なき天才達 3巻』にリッチー・ヴァレンスの物語があり、似たような物語だったことを思い出しました。では、次回作品を期待しています。
2008-05-20 07:56:45【☆☆☆☆☆】甘木
甘木さん、こんにちは。
これはナディア・ブーランジェが主人公のつもりで書きました。ピアソラというビッグネームを持ち出すことにより、彼女の音楽指導者として優れたところを描こうと試みた訳です。しかし、自分が思うほどにピアソラが一般的ではなかったというのは失敗のひとつだと思います。
『栄光なき転載達』というのは読んでいません。ブーランジェに指導を受けた時のことを彼自身が語った言葉があります。
When I met her, I showed her my kilos of symphonies and sonatas. She started to read them and suddenly came out with a horrible sentence: “It's very well written.” And stopped, with a big period, round like a soccer ball. After a long while, she said: “Here you are like Stravinsky, like Bartók, like Ravel, but you know what happens? I can't find Piazzolla in this.” And she began to investigate my private life: what I did, what I did and did not play, if I was single, married, or living with someone, she was like an FBI agent! And I was very ashamed to tell her that I was a tango musician. Finally I said, “I play in a night club.” I didn't want to say cabaret. And she answered, “Night club, mais oui, but that is a cabaret, isn't it?” “Yes,” I answered, and thought, “I'll hit this woman in the head with a radio....” It wasn't easy to lie to her. She kept asking: “You say that you are not pianist. What instrument do you play, then?” And I didn't want to tell her that I was a bandoneon player, because I thought, “Then she will throw me from the fourth floor.” Finally, I confessed and she asked me to play some bars of a tango of my own. She suddenly opened her eyes, took my hand and told me: “You idiot, that's Piazzolla!” And I took all the music I composed, ten years of my life, and sent it to hell in two seconds.
これをモチーフに書きました。
いつも貴重なご意見をいただきありがとうございます。
2008-05-20 09:42:08【☆☆☆☆☆】プラクライマ
はじめまして。
ピアソラが一般的でないという点で(私にとって)、それが魅力だったように思います。何ともいえない色彩を感じることができました。こういう作品は好きです。
2008-05-20 18:43:00【★★★★☆】ゅぇ
ゅぇ さん、こんにちは。
感想をいただきありがとうございます。読んでいただきとても嬉しいです。励みになりました。
2008-05-20 21:05:34【☆☆☆☆☆】プラクライマ
計:4点