『遺書』作者:スナフキン / V[g*2 - 創作小説 投稿掲示板『登竜門』
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原稿用紙約1.47枚
「遺書」

耳鳴りを覚えるほど静まり返ったその日の夜、白銀に街を染めることなく消えるであろう
降り始めた雪の中、君へのラブレターを書こうと思った。
好きで、すきで、スキで……苦しいほどのこの胸の痛みを吐き出したくで
渡されることが決められていないこのラブレターに僕の思いを箇条書きにした。

クラスでもさほど目立たない僕と、活発で元気な幼馴染の彼女
君の好きな所を書いてみた。
元気で明るい所、笑顔が素敵な所、優しい所、「山崎まさよし」が好きな所……
今までの君との想い出を書いてみた。
失恋話で泣きあった事、逢いたくないほどケンカした事、夜遅くまで受験勉強した事
僕と今まで幼馴染で居てくれた事……
深夜0時、一息ついてから最後に綴ったのは僕の気持ちと僕について。
便箋に綴られた彼女に知ってもらいたかくて書いた文字は、自分の嫌な所ばかり
見えてきて、深夜2時開き直ってこんな僕を育ててくれた親に対して感謝の言葉を添えた
弟への謝罪の言葉とエールを送った。

君へのラブレターを書いていてつもりが『遺書』みたいになってしまって
半紙にくるんで筆で書いて、丁寧折りたたんで机の奥へしまった。
僕は薄明かりの中眠りについた。

次の日も、僕の内ポケットには彼女との少し距離のある写真が入れられていることだらう。



終わり
2006-07-23 00:17:51公開 / 作者:スナフキン
■この作品の著作権はスナフキンさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
ラブレターって読み返すと変におかしな所ってありますよね。そんな作品にしました。
この作品に対する感想 - 昇順
これは小説としては不十分で、むしろ詩という感じがします。

ここは、小説を書く場所ですのでこういうのは、はっきり言って迷惑です。利用規約によく目を通してから書き込みをしてください。

ここには、たくさんの素晴らしい作品があるので一度見てみてはいかがかと思います。

最後にもう一度言います。ここは小説を書く場所です。それから、小説を書くという意味を履き違えないようにしてください。

辛口ですけど勘弁してください。
2006-07-24 19:40:25【☆☆☆☆☆】天宮
[簡易感想]
2006-08-01 18:28:35【☆☆☆☆☆】匿名(無記名)
 確かに詩ですね。無記名で−3ってちょっと酷いですね。
 詩でもですね、ある程度長い作品で内容のあるものであれば限りなく小説に近くなることがあります。(それだと詩口調の小説になりますね)それが嫌ならただ違うサイトの詩板に張ればいいんです。たぶん−3は付かないかと(苦笑  大口を叩いてみました。頑張って下さい!
2006-08-20 14:10:32【☆☆☆☆☆】黒井あか
計:0点
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