『Beautifui schoollife〜君と出会えた奇跡〜』作者:クリスター / - 創作小説 投稿掲示板『登竜門』
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原稿用紙約2.25枚
・第一章〜始まり〜

「チュンチュン」
鳥のさえずる声で俺は少し早めに目覚めた。今日はすこぶる調子がいい。
なぜなら俺は今日、ガキから中学生に変身するからだ。
そうそう、俺の名前は「村田信也(むらたしんや)」よろしく。
昨日すべての準備を終えてしまった俺は何もやることがなく、ただぼんやりと外を見ていた。
外は晴れていて、桜がきれいに咲いている。まさに今は春だぞって俺の心に語りかけてくる。
ひらひらと少しずつ、少しずつ散っていく桜を見ていたらあっという間に時が流れていく。
「そろそろ行こうかな」と独り言を言って1階におりた。
「おはよう♪」一足先に来ていた姉ちゃんの村田美波(むらたみなみ)」が言った。
姉ちゃんは今年から中3で、俺が行く浜中第一中学校の先輩(?)である。
中学校では生徒会長をやっていて、結構先生も信頼しているみたいだ。
周りから見ると、ちょっと子供っぽくて背も小さい。実際なら生徒会長をやる人物ではない。
だけど、いつもみんなのことを考えてくれる姉ちゃんが俺は大好きだった。
きっと姉ちゃんの友達もそのやさしさにひかれているのだろう。
身支度を済ませて、俺は姉ちゃんと一緒に学校への道のりを行く。
途中、俺の幼馴染でガールフレンドでもある姫野恋花(ひめのれんか)がいた。
「おはよう♪」姉ちゃんが言った。「おはようございます!」と元気な声が返ってくる。
「おはよう。恋」俺は恋花のことを「れん」と呼んでいる。そして挨拶が返ってくる。
恋花は姉ちゃんに負けるともおとらず子供っぽく、すごく元気がいい。そしてまぁかわいい方だ。
そんな恋花のことも俺は好きだ。恋花とは家が隣で小さいころからよく遊んでいる。
3人で学校への道のりを行く。
姉ちゃんと恋花ばかりが話していて中に入れなかった俺はただただ自転車をこいでいた。
学校に着くと、「じゃぁ、あたしは行くね!」と姉ちゃんは自分の教室に行った。
2人になった俺と恋花は、校門のところできれいな校舎ときれいな桜に見とれていた。
これから始まる学校生活に胸を膨らませながら。 〜続く〜
2005-11-26 17:12:19公開 / 作者:クリスター
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■作者からのメッセージ
恋愛小説です。がんばって書きました。
これからおもしろくなってくるので、どうかご感想をお願いします
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・第一章?〜3人の偶然。そしてもう1人〜
俺と恋花はしばらくの間校門の前に立っていた。人がどんどん校舎に入っていく。
そこに「おっはよ〜信也!」と元気な声とともに俺は背中を勢いよく叩かれた。
その反動で俺は地面に倒れてしまった。なんとか体勢を立て直す。
俺は一瞬何が起こったかわからず、頭は一生懸命にそいつは誰かを探った。
やがてひとつの答えにたどり着いた。そんなことをいきなりするのは一人しかいない。
「へへ、わりぃわりぃ。」
と、笑ってるのか謝ってるのかわからない奴の名前、それは、
「あ、後藤レオ(ごとうれお)君!」
と恋花が元気よく叫ぶ。レオは俺と小1から同じクラスで兄弟みたいな関係だ。
俺たち3人は小2のころから超が100個つくぐらいの仲良しグループだ。
静かっていうかクールな俺と元気なレオ。なぜかすごく気が合うのだ。
「やっと3人そろったな。みんな同じクラスになればいいけど。」と俺が2人に言う。
少し会話をした後とりあえず校舎の中に入ることにした。
その時、後ろが輝いたような気がしたが、みんなが行ったので俺もついて行く。
まっさきにクラス表がある所へ行ったが、人だかりでよくわからない。
「・・・・・あった!私は2組!」1番最初に叫んだのは恋花だった。
「・・・お!俺の名前もあった!俺も2組だ!」レオもうれしそうに叫ぶ。
早速俺も自分の名前を探した。1組にはなかった。
「・・・・・・俺も2組だ。」平常を装っていたが、内心すごくうれしかった。
「すごい!私たち3人同じクラスだよ♪」と恋花が顔を笑顔にして言った。
俺は2組の中にひとつ、どこか大人びた名前を見つけた。
「・・・ん?この名前たしかどこかで聞いたことがあるな?」
しばらく考えたが、思い出せない。
そこで「新入生は体育館に向かってくださ〜い!」という少し怒った声が玄関に響く。
「新入生は体育館へ。」と書いてある張り紙に気がつかなかった俺たちが悪い。
「じゃぁ、行こっか♪」恋花がスキップしながら言う。俺は「あぁ」とだけ言う。
俺たちは歩き出した。俺は後ろにさっきの名前の持ち主がいるのに気づかなかった。
〜続く〜 

だれか感想を〜(泣
2005-11-27 13:31:41【☆☆☆☆☆】クリスター
規約を読みましょうね。
2005-11-27 16:49:47【☆☆☆☆☆】座席
作品を読ませていただきました。座席さんの指摘があるように利用規約を読んでください。で、感想ですが、文章を淡々と書きすぎている感じがします。中学生になった期待や喜び、恋花の容姿など色々と書いて欲しい部分があります。恋花もせっかく出したのだから、登校時の会話や中学校に対する気持ちなども提示するとリアル感がますと思います。では、失礼します。
2005-11-28 08:05:03【☆☆☆☆☆】甘木
規約(ルール)と言うものは罰を受けるから守るのではない。循環が滞っては困るから存在するのである――何てね。
2005-11-30 16:06:44【☆☆☆☆☆】京雅
計:0点
お手数ですが、作品の感想は旧版でお願いします。