- 『夢旅(仮)』作者:那都 / t@^W[ - 創作小説 投稿掲示板『登竜門』
- 全角899.5文字プロローグ
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原稿用紙約2.25枚
…ん?もう朝?
あたしは、目が痛くなるほどの、強い太陽の光で目覚めた。
…眩しい…昨日カーテン閉めなかったっけ??
ただでさえ朝が苦手なのに、なんて不愉快な目覚め方をしてしまったんだろう。仕方なく、あたしはきつくつぶっていたまぶたを開き、活動を開始することにした。そこには、見慣れたいつものあたしの部屋があるはずだった。
「…ここ…どこ?」
目覚めたあたしの目に映った風景は、どう見てもいつものあたしの部屋ではなかった。幾重にも重なった深い緑の葉、鳥のさえずり、柔らかな土の感触。とんでもなく眩しかったのは、屋内ではなく、屋外にいたせいであった。
「え…?ど…どうなってんの!?」
あたしの名前は長柄 兎李(ナガラ ウリ)、生まれつき人よりちょ〜っと正夢を見やすいことを除けば、成績は真ん中くらい、運動もそこそこ、友達もそこそこいるし、ごくごく普通の高校2年生。性格は…どーだろ?自分じゃわかんないや。まぁ、友達の言葉を抜粋させてもらえば、『ウリってさぁ〜名前に劣らず変わってるよねぇ』『ありえないくらいポジティブ…』『ウリの夢占いって当たるよね〜』『ウリ…鈍いなぁ、気付きなよ…』とまぁ、すごくポジティブで、鈍感な変わり者、だそうです…ってみんなけっこーひどいなぁ…。
「ウリ〜おっはよ♪」
「ボ〜っとしてんなよっまだ寝てんじゃねぇの?」
彼女は三倭 朱(ミワ アカリ)。隣の家に住む幼なじみで、一番の親友。そしてその隣であたしをバカにしてるのは、朱の双子の片割れである蒼(アオイ)だ。
「なによぅ!起きてますっ」
隣同士でいつも一緒に賑やかに登校、これがあたしの日常。
「ってオイ爽やかに締めくくるなよ…」
っといけない、忘れたらほんとにほんとーにっ後がコワイ彼女は、羽柴 凛(ハシバ リン)。これまたご近所さんで、(バス停いっこ離れてるけど。)キレイだけど男の子の蒼より男らしく、常に厳しく的確なツッコミをする。ここだけの話、人の心が読めるんじゃないかって蒼とあたしは言ってる。それぐらい鋭い。
…つづく。 - 2005-11-29 23:58:30公開 / 作者:那都
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ちょっと気分転換で、別作品に手を出し始めちゃいました☆
読みきりで終わらせるつもりが、睡魔に襲われ断念。でも『ふぁんたじぃ。』よりは短めに終わる予定です。よかったらそちらもよろしく☆(何気に宣伝 笑)
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拝読しました。些か兎李視点から見えたものを能く伝えきれていないと思います。日常面については、人物容姿に着目して、これは語り部の言葉によって、語り部の視線になって見えたものを克明に描くべきかと。長くならないのならなおのこと、些細な情報の提示も要りますね。そして奇異の側面、冒頭のこれは「夢」なのかな?夢って曖昧模糊としておりますが、体験者(夢を観ているひと)にとってはその瞬間淡く白掛かっていても鮮明であり、背景から感じた事等書き込むと輝く。まあ、あとは、「…」は「……」として戴ければ読み易いですね。そのあたりは正規表現を御参照ください。次回更新、これからの展開に期待しております。
2005-08-25 03:12:38【☆☆☆☆☆】京雅作品を読ませていただきました。プロローグにしても短すぎて感想が書きづらいですね。あまりにも簡潔に書きすぎていると思います。人物紹介にしては情報が少なすぎると思います。会話や兎李の心情から色々と書き込んで読者に登場人物を鮮明に印象づけてはいかがでしょう。また、正夢を見やすい体質なら、冒頭の夢を見た時の兎李の心情(まさかこれは正夢にならないよね……みたいな感じで)を描いた方が良いと思います。では、次回更新を期待しています。2005-08-25 22:38:37【☆☆☆☆☆】甘木計:0点
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