『悲しみを乗り越えて』作者:ゆきや / - 創作小説 投稿掲示板『登竜門』
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         悲しみを乗り越えて
                   序章

今俺がいるところは、真っ暗で冷たい空間。
心の中でここはいったい何処なんだ?と思った。
遠くに誰かいる。
見覚えがある、確か俺とすごく仲が良かった奴だ。
そのとき俺は確信した親友の亮太だったということを。
「亮太、亮太だよな?」念押しするように必死に問い掛けた。
だが亮太は「……」何も答えてくれない。
もう一度「亮太、亮太、何とか言ってくれよ!」とまた問い掛けた。
やっぱり何も答えてくれない。
いくら聞いても無駄だと思い、亮太のほうへ走り出した。
だが、どんなに走っても追いつけなかった。
そして亮太が小声で「さようなら……」と言った。
つかさず俺は「何言ってんだよ」とすこし怒鳴った。
そのとき、亮太がどんどん遠くへ進んでいくのがわかった。
「何処行くんだよ!」といいながら追いかけたが、追いつかなかった。
どんどん亮太は離れてゆき、俺は転んでしまった。
「亮太ー、行かないでくれー!」
「バッサー!、ハァハァー、何だ夢か……」
まぶしい朝の日差しが、窓に降り注いでいる。
少し俺は気を落ち着かせて、深呼吸をした。
「まただ、あの夢を見るのは……」
ここ最近、あいつの夢を頻繁に見ることがある。
亮太(神崎亮太)とは幼稚園のときからの親友で、高校もずっと同じである。
ちなみに俺は、藤原由紀也、現在高校1年生である。
亮太は高校に入学してすぐ、交通事故に遭ってしまった。
あの事故からもう半年は経つが、未だに心の傷は癒えることはない。
だがこの悲しみをを乗り越えなければ、いつまでも心の扉を閉ざしたままだ。
今日もまた高校生活が始まる。


2005-08-23 15:31:43公開 / 作者:ゆきや
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■作者からのメッセージ
一応はじめての作品です。
いろいろとアドバイスなどよろしくお願いいたします。
少し短いかもしれませんね^^;
この作品に対する感想 - 昇順
えっと、初めまして緋陽です。今後ともよろしくです。感想をば。
まだ短くて書きづらいのですが、少し気になったことを。
だが亮太は〜のところは「・・・・・・」は要らないと思います。省いちゃって結構かと。あともう一度〜とまた〜は被っているのでどちらかを省いてもいいんじゃないでしょうか?あとは悲しみををと誤字があります。
でもこういうのは大好きなので頑張って書いていって欲しいです。私的には。
あとこれは連載ですか? 短編ですか? 短編ならば短すぎるかと思いますが……。
なにはともあれ、次回作(次回更新)をお待ちしております。
2005-08-23 17:02:22【☆☆☆☆☆】緋陽
拝読させて頂きました。ナボーグです。
少し短い気もしますが、夢の様子を読みやすいようにまとめている所は読者の気を引き込む感じでいいのではないでしょうか。
下から2行目の悲しみををとなっているところは惜しいです。あと、文の最初はひとつ空けて書いた方が読みやすいんじゃないですか?
この作品には是非続編を作って欲しいと思います。個人的には、主人公のことや亮太との関係も詳しく書いていって欲しいです。次回作を期待しています。
2005-08-23 18:15:39【☆☆☆☆☆】ナボーグ
読ませていただきました。上下と申します。
全く先が見えない、っというかというか短くて予想もできないですね。でも、これから続くのであれば全く問題は無しです。昔に死んでしまった幼馴染(?)がこれからどういう風に高校生活に関ってくるのか気になります。あと、目が覚めるところですが、一行空けてもいいかもしれません。それでは、次回も楽しみにしています
2005-08-23 21:26:44【☆☆☆☆☆】上下 左右
拝読しました。これからの展開を読まなければ何とも言えませんけれど、どうにも夢という意識的なものを簡素に書き過ぎているように感じました。夢とは主観的要因のないもの、主観的な感性に一存するもの、もっと闇と光のバランスそこに映ったものの情景を魅せてください。次回更新御待ちしております。
2005-08-24 16:02:34【☆☆☆☆☆】京雅
作品読ませていただきました。短すぎて感想の書きようがない感じもしますが……由紀也が亮太の夢を見て目覚めた時の心情を描いて欲しかったです。悲しみとありますが、それは後悔の悲しみなのか、突然自分の前から消えた親友に対する怒りの悲しみなのか、それとも死んだことに対する単純な悲しさなのか。悲しみにも色々あると思います。そのあたりにも触れて欲しかったです。ま、戯れ言はここまで。では、次回更新を期待しています。
2005-08-24 22:06:53【☆☆☆☆☆】甘木
こんにちわ。読ませて頂きました。まだ短いのであまり細かいことはいえませんが、序章なのでこれからどう物語が進んでいくのか気になる終わり方でした。あと、セリフの中に「バッサー!」などの表現があったのですが、そういうのはセリフの中ではなく、文中に書いたほうが良いのではないかなぁ?と思いました。次回、どうなるのか楽しみにしています!!
2005-09-06 16:02:45【☆☆☆☆☆】聖藤斗
いろいろと感想ありがとうございます。
言われたように、いろいろなところを直し、次回作はもっと良いものに仕上げたいと思いました。
2005-09-06 16:32:31【☆☆☆☆☆】ゆきや
計:0点
お手数ですが、作品の感想は旧版でお願いします。