『黒の大陸 ?章 「嵐の前の静けさ」』作者:Rue / - 創作小説 投稿掲示板『登竜門』
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20XX年、神戸。

荒野と化した大地を1人の青年が歩いている。
特殊自衛隊神戸防衛部隊第2班所属、
神谷 光慈。

「そろそろ時間だな・・・。」

光慈はそうつぶやくと、
北に見える街へと向かった。
神戸8番街・・・。
光慈が護る街だ。

「第2班、神谷 光慈。ただいま戻りました。」
「報告を頼む。」
「異常ありません。」
「よし。行っていいぞ。」
「はっ。」

光慈は上官に報告を終えた後、
地下の管制室へと降りていった。
そこには、光慈の幼馴染がいる。
第7班所属、
龍崎 聖香。

「仕事終わったのか?」
「うん。午後は非番。」
「そうか。久々に一緒にメシでも食うか。」
「うん。」

2人は食堂へと向かった。

ここ最近は特に状況が厳しく、
2人もほとんど不眠不休で働いていた。
休みなんて本当に久しぶりだった。
2人は食堂で食事を摂り、10分ほどお喋りをした後、
すぐに自室へ戻って休息をとった。
次の休みはいつになるか分からない・・・。

そのころ、街の外の監視塔では、
光慈のもう1人の幼馴染が勤務にあたっていた。
光慈と同じ第2班所属、
三上 仁。

「ふぁああああ・・・。交代まだか?」
「こら!三上!!マジメにやれ!!」
「は・・・はい!すいません!」
「・・・何マジにびびってんだヨ。」

仁の後ろで笑っている男・・・。
第1班所属、
シオン ハーティス。

「ひっかかるかなぁ、普通?」

もう1人いる。
同じく第1班所属、
加納 梨絵。

「あ〜びっくりした・・・。
 お前らなぁ!やるならやるって言えや!!」
「・・・言ったら意味ナイでしょ。」
「同感。」
「・・・で、何か用?」
「別に、君をからかいに来たダケ。」
「・・・ま、いっか。許してやる。」

その場を和やかな空気が包む。
3人とも久々におもいきり笑った。

しかし、楽しい時間は長くは続かなかった。

人類保全政策最終作戦が開始されたのだ・・・。

2003-11-03 17:08:05公開 / 作者:Rue
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■作者からのメッセージ
<おまけコーナー>
・光慈の年齢は19歳。
・特殊自衛隊神戸防衛部隊(←長い!)は
 全部で9班あり、1〜6班が実動部隊、
 7,8班が管理・指令担当、9班が医療
 部隊となっている。
・○ヴァの「人類補完計画」とは名前は似て るが、関係ない。
この作品に対する感想 - 昇順
この話には「序章」もあります。題字の雰囲気違うんで、見つけにくいかなぁ?
2003-11-04 23:57:35【☆☆☆☆☆】Rue
計:0点
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