『鈴木田中ちゃんぷるー NG』作者:座席 / AE - 創作小説 投稿掲示板『登竜門』
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原稿用紙約5.99枚

【ぼん】


「鈴木。盂蘭盆(うらぼん)、行こう」
 夏休みも半ば過ぎたというのに、暑さが未だに取れない八月の中旬、田中はそうして俺の家に訪れた。
 家には誰もいない。
 昨日の朝から家族全員で母親の実家へと足を運び、俺だけが日帰りで家に戻ってきていた。毎年のことながら、早々に帰る俺を残念そうに見送る祖母と祖父には申し訳ない気持ちが充満している。
 両親は何も言わなかった。妹は一言
「またね」
 とだけ言った。
 そうして田中は訪れた。この暑い中、俺が開けたドアから玄関に入りもせず、ただ俺の返答を待つ。
「盂蘭盆(うらぼん)、行くか」
 八月の中旬、盂蘭盆。通称、お盆。もとは中国の行事で、苦しんでいる亡者を救うための仏事だ。日本に伝わってから、初秋の魂(たま)祭りと習合し、祖先霊を供養する仏事になったのだそうだ。迎え火・送り火をたき、精霊棚(しようりようだな)に食物を供え、坊さんとかに棚経(たなぎよう)を読んでもらうなど、地域により様々な特色が見られる。
 俺と田中は費用も時間もへったくれもないので、花束と水とたわしと鎌を用意する。火はいらないし、ちょうちんもいらない。
 自転車を漕いで町を外れ、山道を抜けてからとあるわき道に入ると、町の景色を一望できる場所があった。
 ここは、俺達だけの秘密の場所だ。
 田中も俺も一年ぶりの到来の為、毎年のように記憶を頼りに辺りを見渡し、進んでいく。
 先頭を歩く田中が声をあげた。
「お、いたいた。おっす、尾立(おりゅう)!」
 田中が駆け寄り、軽く手をあげる。背後からでも笑顔になっているのが手に取れた。俺もそれに続く。
「よう尾立(おりゅう)、久しぶりってところか、一年ぶりだな」
 挨拶しながら田中の隣にたどり着く。
 ぽつんと佇む小汚い墓石。まわりには草が生えて、緑がかった年代物。
 刻まれた言の葉は尾立(おりゅう)。
 それが、あいつの名前だった。
「よーし、年に一度のキレイキレイタイムといきますかぁ」
 田中はそういうと、鎌を取り出して周囲の草を刈り始めた。俺は無言で墓石に近づき、水をかけながらたわしで擦る。一年間……いや、数年間の間に蓄積された刺青のような汚れは消えず、表面上の泥やこけだけが落ちていく。
 その合間にも、田中は淡々と話を続ける。
 久しぶりに出会った親友への今までの出来事、思い出、俺と遊びに行った時の事とか、俺に未だに蹴られてる事とか、妹の話をしたりして、ふざけ半分に俺が軽く蹴りを入れる。
 軽くゆれる程度の衝撃に、田中は大袈裟に痛がりながら笑い、俺も笑う。
 幼稚園からの付き合いである三人は、ここで出会い、ここで遊び、ここで喧嘩し、ここで仲直りし、ここで絶交し、ここで再会し、ここで友情を誓った。
 そして、尾立と別れたのもここだった。
 なんてことはない、ただまた明日を言っただけ。
 世界一の走り屋になるとここで叫んだ馬鹿な中学生は、元レーサーの父親の無駄にccの高いバイクを駆り、世界一のプロでもできないような速度を出して、そのまま夜へと消えていった。
 迎える火も、送る火も、いらない。
 俺達二人はあいつがいなくなったとは、これっぽっちも思っていない。
 必ず、どこかにいる。そう思うんだ。
  あいつは走り続けている。ここではない、どこかで、きっと。
 だから、そう思ったから、あえて墓石を立てた。こうしておけば、いつかあいつが勝手に殺すな! とでも叫んで俺達の前に飛び込んできそうな、気がしたからだ。
 綺麗にして、回りに堂々と見えるように、尾立の名をさらけ出せば、羞恥心に絶えられなくなったあいつは必ず現れる。
 びしょびしょになった尾立をよそ目に、立ち上がって町の景色を眺めた。
 相変わらずの絶景は、数年前と全く変わらない、俺達だけの最高の美術品だ。
「おい、鈴木。なにカッコつけて景色眺めてんだ」
「うるせー」
 背後まで来ていた田中に、ちょっと力を入れてローキックをかます。田中は片足を押えて跳ね回る。
 その姿が、妙におかしくて、思わず腹から笑っていた。
 ――相変わらず、お前らは最高のお笑いコンビだな。
 田中も笑う。俺も笑う。あいつも笑う。
「さーて、そろそろ帰るか」
 金がない為、学校から少しだけ拝借してきたチューリップを置く。離れて眺めてみれば、赤白黄色の花が墓石の前に並ぶ光景は、滑稽なものだった。
 田中が手を上げる。
「じゃあな、尾立。今度は彼女を連れてくるから」
 俺も手を上げる。
「じゃあな、尾立。ちなみに田中に彼女はいないから。俺の妹以外で田中が彼女作ったら連れてくるから」
「いや、それは無理ではないでしょうか……いい加減交際を認めてくださいよ、お兄さん!」
「誰がお兄さんだ! 当の本人すら認める認めないの話どころかアウトオブ眼中だろうが!」
 二人の騒ぎ声が山に響く。蝉の減った山にそれは木霊し、山彦も騒ぎ声をあげる。
 また来年、会える日まで。
 雨が降って、ぐしゃぐしゃになって、固まってから、また溶けて。それでも再び固まり、絶対に崩れることがなくなった三人の絆は、俺達が忘れない限り、永久に不滅だ。
 風が吹いた。どこからともなく、笑い声が聞こえる。
「なあ、鈴木」
「あん?」
「また来年、ここに集合な。友情に誓って」
「……くさいな、それ。まあ、嫌いじゃないが」
 自転車で山を駆け下りる。昼にもなっていない山は、それでもやはり猛暑だった。
 三人の夏は、これからも続く。



 田中がカメラ目線に、つぶやいた。



「鈴木田中ちゃんぷるー、完」
「いや終わらないから」
2005-08-24 06:38:07公開 / 作者:座席
■この作品の著作権は座席さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
「NG! はいカットカット、ちょっと頼むよおい〜。時間おしてるんだからさあ、ね? 次の一発で頼むよ、はいじゃあテイク7「あとがき」、スタート!」

 はい、こんにちは、座席です。
 まず、鈴木田中ちゃんぷるー初見の方、ごめんなさい。
 鈴田ちゃん(変な略称)はこのような静かな雰囲気ではありません。もしも他の鈴田ちゃんを見る時があるなら、全く違う作風なので心してください。毎回そんな注意書きが必要な気配がしてきた、鈴木田中ちゃんぷるー。
 今までの鈴田ちゃんを読んでくださった方、ごめんなさい。
 NGです。NG。
 ノーグッドでも、ノーギャグでもいいです、とにかくNGです。なにもギャグオンリーの作品じゃないと言い張ってみたい、鈴木田中ちゃんぷるー。
 元から脈略のない作品ですが、今回はそれにあわせて謎のストーリー展開。ギャグではないですが、ほんのりまったりを目指してます。とりあえず二人のいつもの雰囲気がこういうノリでも出せてればいいなあ、と勝手な希望を思い書いた時事ネタ鈴田ちゃん。
 今現在、「マグナ・バリエーション」を掲載しつつ執筆中なのでしばらくは鈴田ちゃんからも手が離れますが、合間合間で縫うように書いていくかもしれません、一辺倒にしないためにも。
 とりあえず鈴田ちゃんを使って、いろんなシーンに挑戦してみようと思う今日この頃。突拍子のない展開があっても笑って許してくださっいや、やめて、ごめ、うわ、いや、いやああああ(了)

※文章修正
この作品に対する感想 - 昇順
シリーズ(?)を全部見させていただきました。ギャグにキレがあって面白かったです。参考にさせてください。おバカな展開の中でこう何というかほっとした感じのを出されると自然と口許が緩みます。1234、NGと連続で読むことでNGの魅力が増幅されるような気がします(エセ評論家水城誕生)。
また「マグナバリエーション」のほうも拝見させていただきたいと思います。次回作を楽しみにしています。
2005-08-14 13:23:14【☆☆☆☆☆】ミズキ
こういうのもありっすね。普段がギャグな分キャラに深みがでていいっす。次回作を〜。早めにしてくれないと。鈴田ちゃん禁断症状が
2005-08-14 16:50:33【☆☆☆☆☆】buchiM

≫【ミズキさん】
 こんばんは、座席です。
 これもありかな、あれはどうかな、などと色々と鈴田ちゃんでは考えるんですが、結局は私が"書きたいもの"というのが、つまるところの鈴田ちゃんになるんですよねぇ。
 ギャグの中に唐突にシリアスをぶっこんだので不安満載でしたが、思わず(微笑ましくて)笑みが出るような作品になっていたらな、などと思っています。
 この作品に関しては、頭の引き出しから飛び出てくるものをそのまま消化しているので、勢いなどの上下は多々ありますが、楽しんでいただけたなら幸いです。
 マグナ・バリエーションは、鈴田ちゃんの後だと改めて長いなあ、などと思うのですが、こちらはジャンルが違うので、気に入っていただければ嬉しいのですが。
 なにはともあれ、ありがとうございました。

≫【buchiMさん】
 こんばんは、座席です。
 普段のコメディ調から唐突にこれですので、ギャップ狙いというのもありましたが、突拍子もないので正直心臓ばくばくです(苦笑)。
 キャラがいつにもまして動いたな、というのは作者でも少し感じました。やはり雰囲気が変わるとキャラの見方も変わりますね、作者がそう思うのもどうかとは思っていますが(笑)
 ……ところで鈴田ちゃん禁断症状!? あわわわわ、じ、次回作!?
 ――アリガトウゴザイマシタァ(DASH)。
2005-08-14 20:36:01【☆☆☆☆☆】座席
なぜか、シリアスな鈴田ちゃん。でもこういうのも好きなんですよね俺。このシリーズは全部読破しましたけど、自分じゃ書けないような作品を書ける座席さんがとても羨ましいと思います。次回作楽しみにしています。では。
2005-08-14 22:15:32【★★★★☆】冬扇
こんばんは、おんもうじでございます!!!
今までの鈴田ちゃんからまたかなり変わって哀愁漂う作品になりましたねー。でも、良い味だしてますよ。これで鈴木と田中の友情、ってのも理解が貰えると思いますし。
読んでいて気になったところが二点ありました
家族揃って昨日は実家に行き、
は 昨日は家族そろって実家に行き のが違和感無く通るかあな?
あと、お盆の解説のパンチが足りないかな?と。これは単に読解力がないだけかもしれませんが……あえて作中に出さずとも良かったような気がするようなしないような……いや、でも参考になりますし、お盆におはか参りってことで別に違和感ないか(^○^)(^○^)ただ、死んだと思っていない、という二人の心情によってあえてこのお盆の日を選ぶ必要性が弱まってきた、ということかな?そんなことないか!?自分でもわからなくなってきました。(おい!じゃあ言うなよ^^;
て、まあえらそうにすいませんでした!!!個人的に思っただけだしもう自分でも確信もてなくなってるんであんま気にしなくて良いですよ(特に後者)気に障りましたらすいません、お詫びいたしますので(>_<)それではそれでは^^ 次回も期待しています!
2005-08-14 23:26:02【☆☆☆☆☆】おんもうじ
拝読しました。これまでのような疾走感は無かったけれど、シリーズを読んでいる身なればこそ楽しめましたよ。ただ、ハイなテンションに慣れていたせいか少しばかり物足りない気もしますね。これの話の前に一つ、盆(夏)関連の笑系統のネタを一ついれて、そしてここにもってくればギャップも確立されなおよかったと思います。あとはそうで御座いますねぇ……「数年間の間」の重複や、「尾立」のルビが二回打たれている事等が気になりました。偶にはこういう違ったシチュエーションもグッドで御座いますよ、しかし、やはり短く纏められておりますから、一つだと威力不足は否めませんね。次回作も御待ちしております。
2005-08-15 00:58:38【☆☆☆☆☆】京雅
作品読ませていただきました。いつもとは違った切り口で良い感じですね。いつもはふざけているだけのような二人の真面目な友情の一面が見られて渋かったです。いつも通りのノリかなと思って読み始めたから若干テンポの緩さに違和感はありましたけど。ちなみに甘木もこの前、死んだ友達の墓参りに行って「いつ来ても変わらないな」と墓石に向かって戯れ言をほざいていました(墓石が変わっていたら怖いけど……。では、次回作を期待しています。
2005-08-15 01:55:35【☆☆☆☆☆】甘木
読ませていただきました。
凄いですね〜……いつもとは違った一品ですがかなりいい感じに懐かしさなどを誘ってくれました。盆という設定も良かったかと思います。
だけどいつもとは違う分何かが物足りないなぁ〜と思いました。
然したる問題ではないと思われますが。
また、これからも素晴らしい作品を作っていってください。
それでは次回作を楽しみにしています
2005-08-15 22:02:28【☆☆☆☆☆】緋陽
こんみちみゃ、上下です(なんか変)おお〜、この作品はシリアスだ〜、っと思って読んでいたのですが、あとがきに静かな雰囲気ではないっと言うようなものがあったので前作を拝見。なんだこのノリの違いは!っとパソコンの前で叫びたくなっていましたよ(危ない人)。しかし、あれだけのギャグを書いておきながらそのキャラクターを使ってここまでかけるのは正直凄いと思われます。次回も楽しみにしております
2005-08-16 10:48:11【☆☆☆☆☆】上下 左右
こんにちは、菖蒲です。拝読が遅くなりまして申し訳ないです。
今回は、シリアスな番外編のような感じでしたね。いつもとは違う二人の雰囲気が味を出しているといいますか…。今までのものと繋げて読むともっと引き立つかもしれませんね。最後のさりげない閉め方も良かったです。これでまた次回とのギャップが出て、より一層魅力が高まることを期待して、更新お待ちしております。
2005-08-17 13:41:31【☆☆☆☆☆】菖蒲
※字詰めしてて読みにくいですすみません。

≫【冬扇さん】
 こんばんは、座席です。今回は完全に私の趣味でやっちまったなものだったので、喜んで頂けたら嬉しいです。しかし、冬扇さんが私のような作品を書けないように、私は皆さんのような作品が、書けないんですよね。感想書いてなくてすみません「バスケットマン」はしっかり読ませていただいております。ありがとうございました。
≫【おんもうじさん】
 こんばんは、座席です。なんだかんだやっても仲が良い、そんな自分が好ましいと思えるコンビの投影として、鈴木と田中が、この作品では動いています。お盆についてですが、彼等はあえてお盆に墓参りに行っています。まあ、お盆の説明は田中は知らないが、鈴木はお盆について知ってるって程度のことだけ見せたかっただけで(苦笑)。あえてお盆に墓参りすることで、尾立が「このやろう」と出てくるんじゃないか、という考えもあります。徹底的に尾立が死んだように見せかけて、彼の帰りを待ちわびている、鈴木と田中。なにはともあれ、そういった指摘はありがたいです、次回も善処していきます。ありがとうございました。
≫【京雅さん】
 こんばんは、座席です。ほんとに、京雅さんには敵わないなあ。確かにこれの一つ前にネタを仕込めばギャップが期待できますね、素直に純粋に納得してしまいつつ気づけなかった自分にがっくしです。誤文の指摘なども毎度毎度助かっております。ありがとうございました。
≫【甘木さん】
 こんばんは、座席です。今回はおふざけからの反転を狙って書いてみたので、渋いといえば、確かに渋いのかな今回の二人。とりあえずいつもとは違う笑いでいってみました。でもやっぱりコメディしかやってなかっただけあって、そこからのギャップに伴い違和感があったのは本当に申し訳ないです。甘木さんもですか。結構、いるところにはいるんですね……まあ、やっぱり墓参りってしんみりするもんですね。次回も頑張ってみます、ありがとうございました。
≫【緋陽さん】
 こんばんは、座席です。全く違う方向性なので不安ありまくりです。あまりの明後日具合の凄さに私的にもがくがくぶるぶるです(意味が違う?)。でもやっぱりコメディ調のが皆さんは好きなんですかね。物足りないという意見も多々あります。とにかく自分の良いと思ったものをがむしゃらに書いていくので、付き合っていただければと思います。ありがとうございました。
≫【上下左右さん】
 はじめまして、座席です。ほんとすみません、鈴田ちゃんは前回までコメディ一辺倒だったのです。シリアス色がなかったのですが、作者が勢いのみで書いてしまったのです、はい。思わずスクリームしてしまうことも否めないです、これぞNG(ノストラダムスジェネレーション)!(※意味不明)。今まではギャグ調でしたが、今回はシリアスなので一見書きにくそうには見えるかもしれませんが、結局は出す人物は同じなので、そこまでは難しくないんですね(笑)。とにもかくにも、読んでいただきありがとうございました。
≫【菖蒲さん】
 こんばんは、座席です。NGという銘打っての番外編、ということになるんですかね。鈴田ちゃんはもとからマルチシナリオな作品(という名目で好き勝手に書いている雰囲気)なので、こういうものから様々なジャンルっぽいものが出てくると思われます、はい。今回は完全に方向性にギャップがあったのですが、更にここでどこに飛び出るかわからない予定が未定の鈴木田中ちゃんぷるーですが、暖かい目でみてやってください。ありがとうございました。
2005-08-17 20:33:41【☆☆☆☆☆】座席
…………………………………………あ、どうも、否命(いなめ)です。ちょっとしんみりしてました。今までの鈴田ちゃんも読んでいたんですが感想をつけるのは今回が初めてになります。そうですねー、確かにこういうのもいいと思います。好きな作品の番外編が出るということは一読者としては非常に嬉しいです。が、やっぱり鈴田ちゃんはギャグ路線で突っ走ってるほうが好みというのも事実。今回はしんみりしちゃったけど次はそうはいかないぞ、というわけで次回は本編でお会いできることを期待しています。では!
2005-08-18 03:19:04【★★★★☆】否命
初めまして。夜天 深月(ヤアマ ミヅキ)というものです。以後よろしくお願いします。えーと、この小説を読んでみたら凄く面白かったので1、2,3,4のも拝見させて頂きました。最初にこの小説を読んだのでつい「あー、この小説はシリアスなんだなぁ」と思っていましたが1,2,3,4を読んで「座席さんはシリアスもギャグも書けるんだなぁ」と考えを改めさせられました。文からとてもイメージも湧いてきて良い作品だと思いました。
それではこれで失礼します。
2005-08-19 15:12:07【★★★★☆】夜天 深月
≫【否命さん】
 こんばんは、座席です。
 今回は梅雨のように湿っぽいぞ、鈴木田中ちゃんぷるー。
 そんな別タイプの作風を目指したくて雰囲気を保ちつつ、中身を変えてみようとしたというか、なんというか。喜んで頂けたのなら幸いです。
 そうはいきませんか、はて、次はどうしましょう。鈴田ちゃんゲージが溜まる毎に作品が生まれてくるので(中途半端に嘘)次の予言はあんまりできませんが、きっとおそらくコメディ調な雰囲気が漂う感じがする気配ですたぶん、はい。
 とにもかくにも、次回も善処していきたいと思います。
 ありがとうございました。

≫【夜天深月さん】
 はじめまして、座席です。はい、よろしくお願いします。
 すみませんそういうつもりは無かったんですが、書き終えた後、あとがき書いてる辺りで勘違いする人が出るんでわないかと気付いて平伏しておりました。1,2,3,4は丸っきりコメディです、でたらめな展開が続く小説、鈴木田中ちゃんぷるー。
 ギャグもシリアスも、なんとか書くことができました。元からコメディを練習するために鈴田ちゃんを始めたのですが、予想よりも成功することができて何よりという感じです。
 良い作品、といわれるとやっぱり調子に乗って小躍りしたくなります、楽しんでもらえると作者としても嬉しい限りです。
 感想を書いていただき、ありがとうございました。
2005-08-19 18:04:08【☆☆☆☆☆】座席
計:12点
お手数ですが、作品の感想は旧版でお願いします。