『再会』作者:冬扇 / - 創作小説 投稿掲示板『登竜門』
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原稿用紙約2.23枚
キッキキーーーーーーーードン!!そして全てが始まった…・・

何があったのかよく憶えていない。たしか、彼と「隆也」と横断歩道を歩いているときだった気がする。むこうから、軽自動車が来て二人とも事故にあって…・「隆也!!」私は、病室を飛び出た。部屋を出たら、母に会った。母は泣きついて何度も「大丈夫?大丈夫?」
としつこく言っていた。私は、「お母さん隆也の病室教えてくれない
?」と言った。すると母は黙ってポケットの中から手紙を出してこう言った。「落ち着いてこれを読みなさい。隆也君からよ。」そう言って手紙を渡してくれた。私は手紙の封を切った。
「奈菜へ。まずはゴメン俺のせいでこんなめに遭わせちまって。ま、 奈菜は丈夫だし、先生も問題なしって言ってたし大丈夫だろう。
 でも、寝すぎだぞお前はよ。問題ないのに、俺より寝るなんてホン ット奈菜らしいよ。多分三日は寝てるだろうな。……・・ なんか悲しくなってきた。あと、手紙でゴメンな。これしか奈菜に 伝える方法がなかったから仕方なかったんだ。そろそろ、書くこと がなくなってきた。最後に…・最後はよくないな。それじゃ、 俺はもう一度奈菜に会いに行くから。ちゃんと、奈菜を迎えに行く から待っていてくれ。それじゃ、また後で。じゃあな奈菜。
                           隆也」
……「何これ。嘘だよね、ねぇ隆也の病室ってどこ?」ずうっと、言ってた。隆也は必ず会いに来てくれる。たった一つの私の支えだった。それから4年……

私は17歳になった。今日、転校生が来るらしい。噂によれば男子らしい。女子は浮かれ気味、まだ美形って決まったわけじゃないのにおめでたいね。
「奈菜はどっちに賭ける?美形かブス。」
「知らないよ、どっちでもいいじゃん?」
「乗り悪ーい。」
「はいはい」
「あ、そろそろ来るよ。」
ガラガラガラ
「今日は転校生を紹介する。おい入れ。」
私は自分を疑った。涙がこみ上げてくる。
「転校生の、森下隆也君だ。」
「よろしく。隆也です。あと、ただいま奈菜。」

2005-08-03 01:42:11公開 / 作者:冬扇
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この作品に対する感想 - 昇順
拝読しました。ん?これで終わり?再会しちゃいましたよ(笑)。極端に書き込みが足りないと思います。小説と言うか構成のさらに前段階くらいかなぁ。冒頭と結末の概要のみ見せられた感じで御座います。物語をつくるならもっと中身を膨らまして、最小限読者側へ言葉を送る事が必要で御座いますね。
2005-08-04 20:49:16【☆☆☆☆☆】京雅
作品読ませていただきました。この作品は読みきりなのでしょうか? それとも連載? どちらにしても読者に対する情報が少なすぎます。情報が少ないため物語の骨子だけ読んだ感じです。もう少し描写を増やして読者がこの作品に入りこみやすくした方がいいです。
2005-08-06 08:34:49【☆☆☆☆☆】甘木
計:0点
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