『リセット』作者:喪黒福造 / V[g*2 - 創作小説 投稿掲示板『登竜門』
全角1380文字
容量2760 bytes
原稿用紙約3.45枚

 俺は、○×会社の会社員つまりサラリーマンである。
でも仕事もろくに出来ないダメなサラリーマンだ。

しかし俺は昨日凄い物を見つけた。
それは、昨日の仕事帰りの事だった。俺は見慣れた公園を通り過ぎるとき、突然大きな叫び声が聞こえた。

「わーーーーー」

俺はびっくりして公園を見たがそこには何もなかった。
俺は気になりすべり台やブランコを見わたしたがそこには何もなかった。

「空耳かな」

俺はそう思い、公園を出ようとしたとき、ふと砂場をみると何かが光っていた。
俺はその光る物体に近づいてみると何かのキーホルダーだった。
よく見るとひし形で透明のキーホルダーだった、裏返してみると小さな字で「リセット」と書いてある。
俺はあの光が気になり、このキーホルダーを持って帰ることにした。


数日後…


俺はいつものように仕事を失敗した、もう時刻は午後の9時30分を回っていた。

「やベーこれじゃぁ課長に怒られるよ」俺は焦った。

「もっと早く気が付いたら失敗しなかったのに」

「あ〜ぁ、ゲームみたいにリセットしたいなぁ〜」


俺はふと時計を見た。すると午後9時ちょうどだった。時間が戻っていたのだ・・・
信じられなかった…

「リセットというと、時間が戻るのか?」

デスクを見るとあのキーホルダーが転がっていた。


次の日から最高の月日が流れた。だってキーホルダーの近くで「リセット」と言うと時間が戻るのだから。
そのおかげで俺は、最高の人生を送っていた。
仕事も絶好調で、毎日残業せずに遊びほうけていた。
しかし、それは長くは続かなかった。

それはある日のこと、俺は仕事で、建築現場に行った。もちろんキーホルダーも持っていった。そこでは現場の人と夕方まで、話し合った。


「じゃぁ私はこのへんで、失礼します」俺は現場の人にふかぶかと礼をした。そして、工事現場を
立ち去ろうとする時だった、

「危ない!!」とどこからか聞こえてきた。

俺がびっくりして上を向くと、大きな鉄の固まりが、俺の頭の上に落ちてきた。
もうそれは逃げようが無かった。とても大きかったのだ。

「わーーーーーーー!」

「リセットーーーーーーーーーー」と、とっさに俺は言った。


全てがもとに戻っていた。「危ねぇ〜」俺はびっくりして言った。
しかし、またすぐに「危ない!」と声が聞こえてきた。

「わーーーーーーー」俺はまた叫んだ。

鉄の固まりがまた降ってきた。

「リセットーーーー」俺は必死に叫んだ。
戻った。しかしまた鉄の固まりが落ちてきた。

「リセットーーー」

「リセットーーー」

「リセットーーー」

何回言っても、大きな鉄の固まりが降ってくる。

「リセットーーー」

だんだん声が出なくなってきた。
もうすぐ力尽きるだろう・…でも俺はリセットと言い続ける。


「わーーーーー」


数日後…工事現場のアルバイトの男が工事現場を歩いていると、一瞬なにかが光った。

「なんだあれ?」

男が近づいてみると、ひし形の透明な、なにかが転がっていた。



2005-05-18 14:18:04公開 / 作者:喪黒福造
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この作品に対する感想 - 昇順
読んでみましたが・・・。
何か微妙です。後工事現場でのシーンに矛盾があるんですけど・・・。
2005-05-18 14:47:55【☆☆☆☆☆】トロサーモン
リセット〜♪
えっとですね、きつい事をいってしまうと、良くわからないうちに終わっている!!って感じですね。でも勢いはすごく好きです。すごいサラリーマンです。
2005-05-18 19:33:47【☆☆☆☆☆】姫深
はじめましてー。
んー、少しばかし辛口になりますけど、覚悟して置いてくださいね  (何
まず、リセットと言った時。どれぐらいの時がさかのぼるのかがまるでわかりませんでしたね。自分で思い通りの時をさかのぼれるのか、それとも固定されているのか。最初は30分もリセットされていたのにもかかわらず、最後のシーンでは10分もさかのぼっていない…。矛盾です。
後、ショートショートと表記されておりますけど、流石にこれは無いのか、と思うほど短いと思われます。少し恐怖系に傾いた小説ですので、心理描写、状況描写などを入れないと読者は置いてけぼりです。それと、リセットと言い続けた男は何処に消えたのでしょうか? 鉄の塊につぶされたのならそこあたりも書いていただかないと。それに一番最初に公園で聞こえた叫び声はなんだったのか?
 もしあれが全開の所有者のものだったとしたら、その所有者はどういう経路をたどって、男に気付かれなく消えうせてしまったのか?
 まるで情報が足りず、ただ自分の描きたい設定を書きなぐったに過ぎない作品に成り果てています。他にも指摘すべし場所はありますが、キリがないのでこのあたりに。自分もキチンと出来てない身なのにでしゃばってスイマセンでした。
 ではでは、がんばってください
2005-05-18 23:52:47【☆☆☆☆☆】ベル
作品読ませて頂きました。SSは短いのは当たり前なのですが、絶対必要な情報まで削ってしまっては題材の良さ、オチの面白さが生きてきません。描写の少なさがやはり大きなネックになっていると思います。失礼なことを書いてしまってすみませんでした。お気を悪くされたなら謝罪いたします。では、次回作品を期待しています。
2005-05-19 00:42:42【☆☆☆☆☆】甘木
拝読しました。ふむ……もうこの京雅に言える事はない。とりあえず描写を増やしてほしい、それにつきますね。失礼をお許し下さい。次回作期待しております。
2005-05-19 00:52:46【☆☆☆☆☆】京雅
アイデアはとても良いと思います。ただ、伏線を生かせてないと言いますか、どのような効果がそのキーホルダーにはあるのか、というのをもっときちんと書いたほうが良いなあと感じます。最初の「わーーー」や、鉄の塊と共に男はどうなったのか、もう少し増やすだけでかなり変わってくると思います。次の作品に期待しています。
2005-05-19 21:54:30【☆☆☆☆☆】ずっぽぱ
それほど「リセット」っていう暇があったら、少なからず時間は戻ってたんじゃ……。そんな感想でした。
2005-05-19 22:01:27【☆☆☆☆☆】clown-crown
短い作品ですが、怖いなあ。と、ちょっと思いました。あまりに神がかり的な力を、信用しすぎていた、主人公への罰と言う感じの話ですよね。(考えすぎかな…)ですが、どこかで見たような印象も受けました。でも、短い割には面白かったです。生意気な事ばかり言ってごめんなさい。腕は無いのに、辛口な、雲ぐも坊やのタワ言ですので。では、次回作期待してますので。
2005-05-20 14:13:35【☆☆☆☆☆】雲ぐも坊や
計:0点
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