『お姫様パラダイス〜白雪姫は食中毒〜』作者:天翔 / - 創作小説 投稿掲示板『登竜門』
全角7185文字
容量14370 bytes
原稿用紙約17.96枚

「絵本の住人に、なれたらいいのにな」
 
 彼女、唯の発した言葉である。
「ほう……。これまた何でだ」
 俺は興味深々で聞いた。絵本なんて、しばらく聞かなかった言葉だ。しかも、高校二年生にもなる女が、絵本の住人になりたいだと? 馬鹿げてる。唯は人差し指を立てた。
「だってさ、絵本に出てくる王子様ってみんな格好良いんだもん。お姫様は、絶対に幸せになるし」
 何だ。俺は格好よくないといいたいのか? そして、今の自分は幸せではないといいたいのか。どう解釈していいのか、わからない。
「はあ。それで?」
 俺はもっと聞いた。
「あたしはね、そのお姫様になりたいの」
 俺は肩の力が抜けた。お姫様なんて、この世界じゃ無理だろうと言いたい。絵本の住人なんて、幼稚園児の将来の夢ぐらいだろう。それを、高校二年生が言うとは。
「で、お前はどんなお姫様になりたいんだ」
 一応聞いてみた。まあ、どれでも無理だろうとは思うが。
 唯は目を輝かせた。「白雪姫よ」唯はうっとりし、頬に手を当てる。
「白雪姫ねえ……」俺は明後日の方向を向いた。
 唯は「ええ、そうよ」と得意げになっている。あたしならなれるでしょ、といいたいようだ。確かに、美人だ。だが、その体型では、ちょっと無理があるんじゃないか。俺は唯のウエストに目を落とした。ぽっこりした下腹部に、丸みのある体型。女子ならば、みんな丸みがあるが唯はそれ以上だ――。あごを引けば二重あごに、頬はぷにぷにならず、ぶよぶよ。それにジーパンをはいてるのを見たことがない。
 所謂、「ぽっちゃり」ってやつだ。間違いない。
 上から下まで首を使って見る俺を、不審に思ったのか、
「な、なによう……!」と唯は一歩下がる。
 付き合い始めた頃の唯は何処へ行ったのか。ウエストは六十九だったはずだ。たった一年でこんなにも丸く……。お菓子の誘惑とは恐ろしい。
「お前な、それ本気で言ってるのか?」
 半ば呆れながら聞いてみた。高校二年生のぽっちゃりちゃんが、白雪姫を目指す……。俺の頭の中にそんな文字が浮かんできた。やめてくれ、頭がいたい。
「本気よ。本気じゃないように、見えるの?」
 少なくとも、俺にはそう見える。遊びでやっているとしか思えないのだが。
「第一、絵本の中に入れるわけないんだし……この世の中でお姫様なんて、無理だろ」
 唯は「そうかなあ……」と呟いてしゅんとした。よかった、これで諦めてくれる。
 だが、俺は甘ちゃんだった。
 唯の執念深さを忘れていたのだ。あいつは、「やるといったらやる」女だ。やめろ、といっても聞かない。いや、聞こうとしない。
 我の道を行く……。唯に一番合う言葉だろう。
 唯はひらめいたように手をあわせる。唯の目がドンドン輝いていくのがわかる。いやな予感がするな、神様……。
「そうだわ。ドレスを借りましょう! それに、かぼちゃとネズミ。ああ、スナネズミがいいわ。ドブネズミはいやよ。あと、林檎。あなたは王子様っぽい服装をして! そうね、私の弟に小人役をさせるとしようかしら。継母役もあなたがやってね?」
 放心した。
 一気に体中の力が抜け、ヘナヘナとその場に座り込んでしまった。王子様と継母役? 劇かこれは、と言いたいが声にならない。
 唯は携帯を取り出し、弟に電話をかけた。
「もしもし? 悠? あんた、妖精っぽい格好してあたしの部屋で待ってなさい! いいわね!?」
 妖精っぽい格好ってどんなだ、どんな。
 唯の弟、悠も災難だったな。唯のわがままにつき合わされるとは。
 さて、俺には王子様っぽい服装という注文だ。一体どんな格好をしたらいいのだろう。
 かぼちゃズボン……このあたりに売っていたら、俺は写真を撮るかもしれない。冠なんて売っているわけがないし、作るのも時間がかかる、いや作れるのか? かぼちゃは近くのスーパーで買うとして。――スナネズミの用意だと? ペットショップまでわざわざいかなければならないわけか。くそっ、男子高校生にこんなことさせるなんて! なんで俺がこんなことしなくちゃならないんだ。
 だが、唯には逆らえまい。あいつはキレるととまらない。包丁を投げてくる可能性もある。
 唯は携帯を鞄に入れると、笑顔で言った。
「じゃ、一時間後にあたしの家に集合ね!」
 俺は耳を疑った。一時間後だと?
 ペットショップと、衣料店、それにスーパーに行かなくてはならないのに、一時間? 街を駆けずり回らなくてはいけないのに。時間が足りないではないか。
 そうだ、いっそのこと、仮病をつかったらどうだろう――否、無理だ。唯のことだ、無理やりにでも連れて行くだろう。
「仕方ない……。やってやろうじゃないの」
 彼氏としての威厳というものもある。
 やってやろう。やってやろうじゃないか、唯よ。王子と継母、見事に演じてやるぜ。

 まずは、衣料店。
 お目当ては、とりあえずゴージャスな服。キラキラとラメのようなものが入っているのでもいい。そうだな、スパンコールが着いている服などはどうだろう。大型衣料店だが、あるかどうか。
 黒い布地にスパンコールと星型の模様は? 黒はだめだ、暗すぎる。
 水色の布地にきらきらラメ入りのシャツは? 水色にラメは、十七の男にはちょっと。
 黄色と黒のデンジャラスカラーのトレーナーは? 蜂は嫌いだ。
 赤と黒の格好いい今風ジャンバーは? 王子様はそういうの着ないだろう。
 思い切って革のコートは? 王子様がタバコを吸っているところを想像するよ。
 白いワイシャツは? そういうキャラじゃないね――おっと?
 そうだった、当初の目的を忘れていた。
 俺がどんなキャラであろうと、俺は『王子様』を演じなくてはならないのだ。そうだ、一番最後の白いワイシャツでどうだろう。……まてよ、あれなら家のワイシャツでもいいかな。それなら、買わなくてすむし。
 じゃあ次は、継母の衣装。
 そうだな、長い黒のワンピースとか、ダークな感じの大人な衣装がいいだろうか。俺の身長と体型にあっているのが、あればいいが。
 よく探したが、やはり俺に合うのはないようだ。
 母さんのを借りることにしよう。……無断、いや内緒でな。
 家のタンスにあったかどうか。あ、いや別に母さんのでなくともいいな。唯のでもいいんだ。
 俺は携帯を取り出し、着信履歴から唯の電話番号を呼び出した。
「もしもし?」携帯越しに唯の声が聞こえる。
「あ、唯か? 俺だけど。お前さ、俺が着れるサイズのワンピースとか持ってる?」
 はぁ、と聞こえた気がするんだがまあいい。唯は「あるわよ」と返して、何で? と聞いた。
「おう。お前が言ってた継母役の衣装にする。衣料店にはさ、俺に合うサイズなくって」
 男用のワンピースなんか、あるものか。
 唯の笑いが聞こえる。「あはは、そうね。いいわよ、貸してあげる」
 誰のためにやっていると思ってるんだ、と叫びたいのを押さえ、「じゃあ」と電話を切った。約束の時間まで、あと三十分しかない。
「うへぇ。間に合うかね」
 後行かなくてはならない場所は、ペットショップとスーパー……。衣料店から、歩いて三条横断すればいい。嬉しいことに、ペットショップとスーパーは隣同士だ。
「うし、いくぞ」

 こちらペットショップ。
 多数のペットたちの鳴き声が飛び交っている。猫、猫は苦手なんだ。否、猫アレルギーで。
「あ、いらっしゃいませぇ。何をお探しでしょうか」
 店員が擦り寄ってきた。うっ、動物の臭いがすごい。コイツ、家で何か買ってるな。鼻がむずむずしてきた。目が痒いな……。
「あの、スナネズミ一匹」
 へくしょん! と俺はくしゃみをした。流石に無理だ、ここには長居できないと判断した俺は、店員が持ってきたスナネズミのかごを奪うと「金だ」といって一万円を渡した。
 俺はそのままペットショップを出、隣のスーパーへと向かった。
 外に出ても、まだ俺の鼻はむずむずしていた。目は赤いだろう。
 そして、後になって気づく。
 ――しまった、払いすぎた。
 釣り銭ナッシング、レシートナッシング、俺ってなんて馬鹿なんだ。
 とりあえず、かぼちゃを買うとするか。
 かごの中のネズミが恨めしい。

 スーパー店内、ちょっと寒い。冷蔵庫の中――までとは行かないが。
「かぼちゃ、かぼちゃ」
 たどり着いた野菜コーナー。さて、かぼちゃは……。
「げっ」
 俺はつい声をあげてしまう。目の前にある看板には『売り切れ』の文字。
 嘘だろ、と肩を落とす。買えなかったと知ったら、唯はどんなに怒るだろう……。俺の命はどうなるんだろう……。
 ふと、俺の目に着いたのは『おもちゃかぼちゃ』。俺は少し考えた。少し小さいがいいだろう、かぼちゃに変わりはない。唯にも、そういえばいいだろう。言い訳も考え付いた。俺はおもちゃかぼちゃをかごにいれる。「さて、これで全部揃ったかな」王子様の服装、継母の服装、ネズミにかぼちゃ。完璧だ。

「あ、来たわね。こっちよ、こっち」唯が手招きする。
 おじゃまします、と俺は唯の家の玄関に靴をきっちり揃えてあがる。一応彼氏だ。良い印象を与えておかねば。
「悠! 準備できてるわね?」
 階段をてくてくと降りてくる少年、悠。悠と俺は顔見知りだ。唯の家には、何回か来たことがある。
「姉ちゃん。また彼氏さんにわがまま言ったね?」悠は呆れたように、ため息をつく。
「別にいいじゃない。さ、始めるわよ」
 唯は、俺の背中をドンと押す。そのまま俺は、唯の部屋に無理やり入れられた、というより押し込まれたが正しい。
「なんじゃ、こりゃ」
 入った先は、おとぎの国。城、木々、花畑……。本当に絵本みたいだ。
「すごいでしょ。あたしと悠でやったの」唯は得意そうに言う。
 わざわざここまでしなくとも、と俺は言いかけるが、それを飲み込む。というより、何故ここまで出来るのか。
「着替えて! まず、継母役をやるのよ。ハイ、ワンピース」
 黒いワンピースを差し出され、俺はしぶしぶと受け取った。そうだった、唯に頼んだんだっけ。俺は仕方なく、唯の見えないところでワンピースに着替える。足がスカスカするなあ、なんだか落ち着かない。
「できた?」ひょいと悠が顔をのぞかす。
 ああ、できたよと目で合図すると、悠は「姉ちゃん! 着替え終わったみたい!」と叫んだ。
 悠は、「姉ちゃんもドレス借りてきて、着てるんだ」とこっそり言った。本当に借りてきたのか。たかが遊びだろうに、こんなに金かけやがって。
「唯、これでいいか」
 唯は部屋の奥から出てきた。白いキラキラのドレス。ヴェールがかかっている。
「…………?」
 そのときの俺は、苦虫を潰したような顔をしていたに違いない。あれは間違いなく花嫁衣裳だ。ウエディングドレスだ。結婚するつもりか、唯。
「あら、お母様。いらっしゃったんですか」
 やばい。
 すっかり役に入っているではないか。ということは、つまりもう始まっていると言っていいんだな。ようし、それなら此方もやってやろうではないか。
「ああ、白雪姫だね。いつになく美しいこと」
 俺は皮肉そうな演技をしてみた。演技はちょっと苦手なんだ、実は。
「ではお母様、私花を摘みに行ってまいりますわ」
 優雅に「オホホホホ」とかん高い笑いをしながら、唯は去っていく。そういえば、白雪姫って「オホホホホ」って笑うっけ……。それより、実の母が死んだのはいつだ。とばされている気がするんだが。
 俺はともかく、悠の部屋……、否継母の部屋へと向かった。
 部屋には鏡がある。鏡には顔がついている。悠だ。俺はいかにも悪女らしく言った。
「鏡よ鏡。この世で一番美しいのはだあれ?」
 鏡、否悠はすぐに答えた。
「それは白雪姫だよ、姉ちゃんの彼氏さん」
 劇に似合わない口調だ。そうか、悠は俺の名前を知らないんだ。別に、教えなくてもかまわないが、「姉ちゃんの彼氏さん」はちょっと……。まあ、とりあえず劇に集中してやろう。
「なんですって? そうか、そうならば白雪姫を殺さなければならないな」
 悠は林檎をとりだした。「はい、彼氏さん。毒林檎だよ。ただの林檎だけどね」
 話の流れが早い気がする。もはや原作と、似ても似つかぬではないか。唯、本当にこんな話でいいのか?
 一方その頃、唯は自分の部屋のほうだった。
「ここは誰のおうちかしら。ああ、身の回りのものが小さいわ」
 こっちの部屋まで声が聞こえる。今は小人の家に居る設定らしい。
「あんた誰?」
 悠の声だ! やっぱり姉弟。なんだか似ているよ。
「あたし? あたしは、白雪姫。世界で一番素敵で、優しくて、モテモテで、かわいいお方よ!」
 ――自分で、言うな。
 悠はハァ、とため息をついた。「そうですか、白雪姫ですか。どうぞごゆっくりしてください」もはや、投げやりだ。
 唯は、「ええそうするわ」と言ってくつろいでいる。くぅっ! 俺も家でゲームしてくつろぎたいというのにっ!
 俺が悠の部屋で怒りに燃えていると、悠がやってきて「出番、いけ」と俺を引っ張った。俺はバランスを崩し転倒する。
「痛っ!」
 後頭部から多量出血だったらやだな、とか思いつつ林檎片手にいざ、唯の部屋へ。
「こんにちわ、こんにちわ」
 俺はノックする。「はいりなさいよー」という、いかにも『かったるい』って声がしたので、俺はドアノブを強く握り締めた。
「林檎はいかが、白雪姫」
「あ、いいわね。頂戴、頂戴」唯は林檎をぱくっと一齧りした。そして、次の瞬間あれー、と言ってばたんと倒れこむ。俺より演技が下手だ。いかにも劇っぽい感じがしてきた。
 そして、小人役の悠が来る。「あ、姫さん」
「白雪姫、しっかりするんだ。目を開けるんだ、白雪姫」
 もはや棒読みって言う奴だ。
「王子様ー、このお方をお助けくださーい!」
 悠は叫ぶ。

 待て。王子の登場って、そんな登場の仕方だったか? 通りがかるんじゃ、ないのか? 仕方なく俺は、白いワイシャツに着替えて王子っぽくふるまう。
「おっと。こんなところにお美しいお嬢さんが。一体どうしたんだい?」
 我ながら恥ずかしい台詞だ。
「ああ、王子様。この人から、林檎を吐き出させてください」
 妙に物知りな小人だな、とか思いつつもぽんと唯、基白雪姫の頭をたたく。すると、ころりと唯の食べた林檎が出てきた。……やはり、童話は童話。所詮、綺麗な世界に過ぎんのだ。見ろ、この唾液まみれの林檎を。
「んあ? 王子様ね、あたしと結婚しましょ!」
 もはや原作関係ないよ、この人ら。どういう流れでやるのか、最初にきっちり決めたのだろうか。
 とりあえず、流れに身をまかせるとしようか。「はい、喜んで」普通逆だ、と思いつつも台詞をはく。
 悠が料理を運んできた。茸とブドウ、それにまんじゅう。いつ用意したんだ、まったく。
「結婚披露宴よっ! さ、どんどん食べて!」と、唯は急かす。
 いつ結婚式したんだよ。またもや飛ばされたエピソード。
「おいしそうな茸っ!」唯は茸をつまんで食べる。

「朝まで、やっちゃえっ!」
 親はどうする、親は。
 とりあえず、本当に流れに身を任せたまま朝まで居座ってしまった。目を覚ましたら唯の部屋で、悠と唯と三人で料理を囲んだまま寝てしまった――。
 
「え、ウソ。マジで寝ちゃった」俺は慌てて帰る準備をする。……が。
 ぐるぐるぐるるるるる。
 奇妙な音。それは俺の腹から聞こえてきた。その音で目を覚ましたのか、唯と悠が体を起こす。
「な、なあ……唯。俺なんだか、腹痛いんだけど……」
 チクチクと刺すような痛みではなく、どすどすと重い痛み。おまけに、胸がむかむかして、吐き気がする。
「あたしも、お腹いたい。」
 と、唯は頭を抑える。悠は「僕もお腹がいたい」と転げまわっている。
 ふと俺が目にしたのは、昨日の料理の茸。見慣れない。シイタケ、エリンギ、ブナシメジ……。よく見る茸の中に、見慣れない茸が一つ。
「なんだ、この茸」俺はひょい、とそれをつまんだ。白い。
「ああ、それ。この間、あたしと悠で山菜取りに行ったときに見つけた茸よ」
 俺の顔から、さっと血の気が引いた。悠もわかったのだろうか。
「なあ、唯……。もしかしてさ、もしかしてだけど……」
 俺は腹を押さえながら言った。唯は「あ、あたしも」と頭を抑える。

「茸に、あたった……?」
 三人揃って同じような症状。そして、見慣れない茸。俺らは揃って顔を青くする。
「病院、病院だ! 急げっ!」

 ――こうして、王子様と小人と白雪姫は、毒林檎ならぬ毒茸を食べてしまいましたとさ。
 ……こういう風にして、俺はこの「白雪姫」の話を終わりにすることができた。唯のわがままにつき合わされた俺は、茸の毒にあたったうえに、唯の父親と俺の母親にこっぴどく叱られた。「お前は娘を何だと思ってるんだ!」と、唯の父親に怒られてしまったよ。ははは。
 唯、お前は俺の疫病神なのか、幸福の女神なのか。それとも……。

2005-05-01 18:06:32公開 / 作者:天翔
■この作品の著作権は天翔さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
初の投稿になります、天翔です。

コメディの読みきりです。ハイ。
自分的に、話の流れが早いような気がしますが……。どうしていいものやら。
とりあえず、次回からそういうところを直しながらやっていきたいと思いつつあります。
この作品に対する感想 - 昇順
初めまして、京雅と申します。さて、先ず読み切りという事でセーブされているのかも知れませんが、人物等の描写が足りず、話の流れを辿る事は出来ても場面を想像出来ずに話が終わってしまった感じがします。読み易く何となく面白かっただけに、そこだけ物足りなかったです。描写が少なくて唯の姿もぽっちゃりで美人(顔が綺麗だと言う事ですか?)、としか解らず、もし背が低いのならウエスト69は、元から太いだろうと思いました。私でさえそんなにないですよ。普通のペットショップにスナネズミが居るのも一寸……。とまあ、初対面なのに色色と語って申し訳ありません。このユーモアさを生かして、次回作も頑張って下さい。
2005-05-01 18:26:29【☆☆☆☆☆】京雅
はうっ。ご指摘ありがとうございます。人物の描写……ですか。場面の描写もですね。次回から描写をもっと入れてみようと思います。
2005-05-01 20:20:02【☆☆☆☆☆】天翔
うーん。足早感は否めません。焦って書きました? 物語を早く進ませようとすると展開がご都合主義に見えてしまうので注意が必要ですね。物語を引っ張っていってくれるキャラクターがいても、物語を作るのは作者だと思いますので。物語全体を俯瞰すればそういったことも回避できると思いますよ。
2005-05-01 21:27:17【☆☆☆☆☆】clown-crown
初めまして甘木と申します。作品拝読させていただきました。もう少し長く書かれても良かったと思います。お話の面白さに対して描写が少ないので少々消化不良気味です。唯がぽっちゃり系なのは解りますが、身長は? 容姿は(美人とありますが色気系、可愛い系、ハンサム系といろいろです)? それが解らないと白雪姫とどれだけ離れているのか比較のしようがありません。比較してギャップがありながら白雪姫を演じるところに面白味があると思うのですが、現時点では読者には解りません。またラストの唯に対する「幸運の女神」の部分が文中にないのでラストの言葉が上滑りしています。長々と失礼なことを書いてしまってすみません。では、次回作品を期待しています。
2005-05-01 22:58:24【☆☆☆☆☆】甘木
軽く読めてよかったです。 (簡易感想)
2005-05-02 15:46:28【☆☆☆☆☆】ゅぇ
計:0点
お手数ですが、作品の感想は旧版でお願いします。