『頭だけじゃなくて 【読みきり】』作者:影舞踊 / V[g*2 - 創作小説 投稿掲示板『登竜門』
全角3469文字
容量6938 bytes
原稿用紙約8.67枚





 あなたのことが大好き
 でも、あなたはいつも微笑んでいるだけ
 私の気持ちを察してくれているの?
 でも、微笑だけじゃ分からない
 甘いあなたへ
 私は今日卒業します







 冬の寒さも少し和らいできた。去年は逆の立場で、だからなんとも思わなかった。会えなくなる先輩には、少しだけ寂しい思いがしたけど、その時だけ。だって卒業すれば同じ高校に行くんだもの。あなたと会えなくなるのとは随分違う。寂しいのはその時だけ。そんな風に割り切れたらどんなにいいだろう。
 卒業したら、あなたと会うにはこの校門をくぐって、知ってる後輩や知らない後輩に頭を下げて、先生に見つかったら言い訳をして……。私はめんどくさいことは嫌い。あなたのことは好きだけど、そんなことをしてまで会おうとは思わない。それにきっと会っちゃいけない気がする。あなたにも迷惑がかかると思うし、何より会ってしまったら私は再びあなたに入り浸りになってしまいそうだから。

 初めて会ったのは入学してから一ヶ月経った頃だった。ようやくクラスにも馴染めてきて、小学校とは違う感じの中学校にも慣れてき始めた時だった。教室は賑やかで、友達も楽しくて、授業はちょっと難しい時もあったけど、学校という存在が私の中で大きくなってきた時。あなたは突然私の前に現われて、私の心を奪っていった。
 きっとお腹がすいてたんだ。私はそう思うことにした。友達と一緒に売店に行った時、あなたを見つけた。優しそうに微笑んで、今まで見たことがなかったあなたに、私はその時既に惹かれていたのに。
 でもすぐに知った。あなたの横には、隣にはふさわしい彼女がいることに。彼女とあなたは本当にぴったりだった。いつもの様に売店にいるあなたに会いに行くと、彼女がいた。私が入学する前からあなたの隣にいたんだよね。あなたと知り合ってからまだ一ヶ月も経ってなかった。もちろん話したことなんてなかったし、そういう関係じゃない。それなのに、私はそれが少し辛かった。私はそんなこと知らなかったから。誰も教えてくれなかったから。
 あなたの隣には彼女がいる。きっとかけがえのない存在であるはずの、少なくとも私はそう思う。あなたと彼女は本当にお似合いで、私の辛い気持ちなんてすぐに消えた。あなたと彼女が一緒にいるほうが私は幸せだったから。妬む気持ちなんてさらさら起こらなかった。それどころか感謝したい気持ちだ。だってあなたをそんなにうまく支えられるのはきっと彼女しかいないから。すごくバランスの取れたカップルだった。二人の姿を見つければ自然と笑顔になる自分がいた。

 二年生。あなたと会って一年経って、少しだけ私もあなたと進展した。勉強で私がイライラしてる時、部活で疲れて倒れそうな時、告白した人に彼女がいた時。あなたと彼女は私を優しく慰めてくれた。ゆっくりゆっくり、私はあなた達がくれるものをかみくだすように体に押し入れた。あなた達二人のことが本当に好きになった。それから友達との談笑の時、あなたのことが話題に上がるようにもなった。「私は『あなた』が好き」私は公然と友達の前では言い放つ。あなたには彼女がいるのに。だけど私はそれを否定しなかった。本当のことだから。
 たまには会えないときもあった。いつものように売店に行っても、そこにはあなたはいなくて、彼女だけがいたり。そんな時は無性に彼女が憎くなった。どうして彼と一緒じゃないの? あなた一人だけいても。彼女が悪いわけじゃない。きっとそんなことを言ったら、私はあなたに嫌われるかもしれないね。あなたに一番合うのは彼女。そんなこと分かっていたのに、あなたがいないだけで私はこんなにも荒れてしまう。
 私だけがあなたを好きなわけじゃない。それも分かってた。もちろん私があなたを一番好きだという自信はあるけれど。あなたの隣には彼女。そう理解してもいるけれど。あなたは愛されてた。男子からも慕われていたし、女子の中でも人気だった(私の友達にも数人いた)。そういうのは当たり前で、あなたがいかに愛されているかを示しているもので。……でも、あなたが他の人といるのを見ると、悔しい気持ちがこみ上げてくるのも事実。
 独占欲。
 そんな気持ちを持つなんて思ってもいなかった。私はいつの間にか、あなたのことを支配したい。私だけのものであって欲しい。そんな気持ちを持つようになっていた。その気持ちは本物で、強かった。でも淡かった。それはいけないことであるし、私にそんな権利はない。大人なようで子供。中学二年生としての気持ちはそれほど強くもなく、また無鉄砲な自分を冷静にしようとする冷めた心も持っていた。

 三年生になって、変わらないあなたはいつも私が望むままにいてくれた。変わらず優しく微笑んで、その甘い匂いはいつも私を惹きつける。あなたには学校でしか会えない。それ以外の場所で会いたいと思っても、あなたにその気持ちが届くはずもなく、また直接あなたにそんなことを言う勇気もない。
 あなたは冷たいときもあれば温かいときもある。そのどちらの表情も私は好きだった。あなたが見せるから。温かい人が好き、冷たい人が好き。私は本当は温かい人が好き。冷たい人の視線は、私を嫌っているように感じる。冷たい人と手をつなぐと、力が入ってしまう。怖いのだ。ただ、そんな風にしか接することができないその人が怖く、悲しい気持ちになる。だから私は温か人が好き。
 でもあなたは違う。あなたはあなた。あなたが冷たくても私は気にしない。あなたがもしかしたら私を嫌いでも、私があなたを好きだから。一方通行で構わない。それに、あなたが温かい時は本当に温かいから。だから冷たい時のあなたも、私は好きでいられる。

 今日は卒業式。いろんなことがあった。私があなたを好きということはいろんな人が知っているかもしれない。傍から見れば当然だけど、あなたにはきっと届いていない。私の思いにあなたが答えてくれることはない。あなたが私を好きといってくれることもない。それでもあなたを好きなのは、どうしようもないことだから。彼女と一緒にいるあなた、私の欲望を満たすために私はあなたを呼びます。何度も、何度も。あなたに会えるのは今日で最後になると思うから。
 冷たい体育館の空気は心地よい緊張感で包まれて、卒業式のプログラムは徐々に進んでいきます。あなたはもちろんそんな場所にいない。こんなところで私達を見守るようなことはしない。ただ黙って、きっといつものように売店で時間を潰しているんだろうね。
 卒業証書の授与が始まる。一人一人の名前が呼ばれ、クラスの代表がみんなの分を貰いに行く。独特の空気が流れ、静かな音楽が少しばかりの温かさを持ってくる。春も近い。色々な思い出はよみがえってくるが、あなたとの思い出はそれだけじゃない。体が覚えているから。純粋な思い出なんかより、ずっと濃い記憶として。
 卒業証書の授与が終わって、校長先生のお話。もうほとんど聞いてなく、所々でさめざめと泣く声、嗚咽が聞こえる。今までの三年間。人それぞれにあった楽しさ、苦しさ、ほろ苦さ、恥ずかしさ、痛み。成長の証となったそれらを噛み締めて、きっと彼らは振り返る。経験できたこと、できなかったこと。それら全ての上に自分が成り立っている。それら全ての上で他人と関わっている。
 私もみんなと同じ。そんなことを思い出せば、少しだけ涙も流れた。もちろんあなたのこともその一部。いいえ、一部なんかじゃない。あなたは私にとって、私の中学校の生活にとってかけがえのない存在だったといえる。だから今日、私は今まで以上にあなたを求めます。あなたが私の生活から消えてしまっても、あなたの残り香で満たされるように。
 卒業式が終わり、ホームルームも終わる。私は一直線にあなたの元へと向かって駆け出す。いつもいつも、お昼休みにはあなたに会いに行った売店へ。お弁当は持ってこなかった。そのほうがあなたは喜ぶから。そのほうが私も喜ぶから。そうすればあなたに会えるから。
 私があなたを好きなこと、伝えて私は卒業します。いつも以上に、最後だから。私は強くあなたを求めます。

「おじさん」
 私は言います。自己満足のために。




「練乳アンパン五個とミックス牛乳!」




2005-03-16 14:01:17公開 / 作者:影舞踊
■この作品の著作権は影舞踊さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
グダグダ感は拭えません。
久しぶりに落ち着き(オチ付き←巧くないぞ)、ショートでも書いてみようかと書いたのがこの作品。
ショートは書いていないと本当に分からなくなってしまいます。連載もだけど(笑 連載の設定とかは微妙に考え付くんですが、「読みきりの設定が全く思い浮かばない病」になりました、はい。(単なるネタ切れじゃん
卒業シーズンということで書いてみたのですが、全然あれです。違う方向ですね(笑
読んでくれた方には本当に感謝します。(適当にスルーしてやってください(笑
いつものように、
感想・批評等頂ければ幸いです。
といいたいのですが、これはいかんですね。激しく非難してやってください。でないとまたこういうの書くかもしれませんぞ(マテコラ
この作品に対する感想 - 昇順
こんにちは。……ぐふっ(即死 罠にはまりました……。やられました。単純な自分に乾杯っ!! ってな具合です。これに引っかかる人って、多分少ないと思います。僕が引っかかると言うことは、です。ええっと、多分それほどいい反響は来なさそうなので(ォィ 先にいいこと書いておきます。面白いという感覚は画一的なものじゃないので、この掲示板で大多数の人が好きな作品に心動かない僕みたいな変人には、この作品はいい感じでした。つまらないと思っても載せることが大事かもしれません……(って、もう載せてるし)。オチ……ここまで綺麗に落す為にグダグダ感は絶対必要だったと思いますが……。僕はこういうの大好きですね。いいなそういうの書ける人は……、ということで、長々すみません、次回作にも期待してます。
2005-03-16 14:26:10【★★★★☆】恋羽
拝読させていただきました!いやぁ、長い春休みで理解力が低下している所為か、初読時は落ちが分かりませんでした。読み返してちゃんと理解できましたが…(汗  面白かったです。
2005-03-16 15:17:02【☆☆☆☆☆】月海
んっと、激しく非難してください、との事なのでダメだしをしてみます(笑)
『きっとお腹がすいてたんだ』の部分で大体のオチが読めてしまいました。自分もこの手のものは好きなので(笑) ただ、隣の『彼女』という部分が少しアンフェアかなとも思ったり。その呼び方を人間以外に用いるのは不自然な気がしてしまって。 あと、卒業したら会えないっていう事は、この学校のオリジナルブランドなんでしょうか? 普通のメーカー品だったら、他の店でも会えますよね? 以上、細かいダメだしでした。
PS.アレにそこまで執着している主人公の姿を想像すると、とても可笑しかったです。五個は食べすぎだろうと(笑)
2005-03-16 16:41:39【☆☆☆☆☆】夜行地球
ども、読ませてもらいました。何となく、恋愛話ではないだろうな、と読んでいる途中で気づきました。最後が食い物だったとはちょっと驚きでしたが、そこまでの意外性は無かったかと。文章自体は読みやすく、分かりやすかったのですが、絶対に何かある、という雰囲気がぷんぷんとしていたので、その辺は感想がちょっと別れるかと。余談ですが、ウチの近くにある高校では、カステラパンという限定モノがあったり。なので、確かに卒業したら食えなくなりますわな。ではでは〜
2005-03-16 16:58:14【★★★★☆】rathi
読ませていただきました。彼がパンで彼女がミックス牛乳かな……。何となく、人間以外の何かがあるなと思いながら読み始め、気付いたらのめり込んでいてオチを予想する事を忘れていました。違和感無く最後まで読めたのが良かったです。読み難い作品だと、どうしてもオチをあれこれ考えてしまいがちなので。練乳アンパンて旨そうだな。次回作も頑張ってください。
2005-03-16 18:27:50【☆☆☆☆☆】オレンジ
うーむ、やっぱりパンに落ちるまでの不自然感が、全編にただよっているような。というより、全編が落ち着いた学園恋愛調できっちり語られているからこそ、そこに常につきまとう『違うところに落ちそうな感じ』が、かえってその語りを素直に楽しめない要因になってしまっているような。
自分でもいろいろ書いてて思うのですが、叙述トリックとか、そこまで行かなくとも読者のミスリードを狙ってなんか仕込む、というのは、『アンフェア感以上の快感』で覆さないと後味の悪さに繋がってしまうので、かなり難しいです。
2005-03-16 19:23:26【☆☆☆☆☆】バニラダヌキ
ああ、なるほどなるほど、そういうことか(笑) なぜかもう、疑うこともせずただ普通に恋愛モノとして読んでて、最後に「なに!? そっち行くの!?」みたいに驚いてました。いい意味で期待を裏切られたなあ。個人的要望を言えば、そのまま純正モノとしてこの作品を読みたかったような気もしますが、これはこれで良かったと思う。見事に騙された哀れな自分が酷く情けない(マテ) 影舞踊さんの次回作をまた、楽しみにお待ちします。
2005-03-16 21:21:49【★★★★☆】神夜
何で皆わかるんだろ〜と理解力のない貴志川は叫びます(笑 結構素直に面白かったのですが、どうも厳しい指摘が多いところにむしろ自分の読解力のなさが露呈しているようで泣けます(汗 個人的には面白い作品だと思いました。
2005-03-16 21:22:24【★★★★☆】貴志川
恋羽様、月海様、夜行地球様、rathi様、オレンジ様、バニラダヌキ様、まずはお読み頂きありがとうございます。皆様に指摘された通りの出来でございます。確実に違う方向に、違う方向にという匂いがプンプンしておりますね(笑 指摘されたミックス牛乳を彼女と書いた点。確かにアンフェアです(笑 他に何と書けばよいか分からず、こういった運びとなっちまいました。う〜む、力不足。勉強になるお言葉、皆様本当にありがとうございました。
2005-03-16 21:22:50【☆☆☆☆☆】影舞踊
読ませていただきました。面白いのですが、読みやすく書きすぎてオチというか、先に何かあることが感じられました。人間相手の恋愛にしては、嫌なところも暗部もなさ過ぎの表現が『これは普通の恋愛小説じゃないぞ』と怪しさを匂わせてきました。それが面白いところでもありましたが……では。次回作期待しています。
2005-03-16 21:23:27【☆☆☆☆☆】甘木
おわ、行き違いになってしまいました! 神夜様、貴志川様そして甘木様、お読み頂きありがとうございます。何も疑わずにお読み頂け幸いです。叙述トリックなどというものの意味もわかっておらぬ作者ですので、アンフェアな感じで騙す、落とすという感じになっていたと思います。申し訳ありません。バニラダヌキ様が仰ったように、読者様のミスリードを導くための手法が若干強引過ぎた感はありますので、次回このような作品を書くときはその点を気をつけて書かせていただきます。お読み頂き、ありがとうございました。
2005-03-16 21:33:53【☆☆☆☆☆】影舞踊
喜志川さん同様「なんでみんな分かるの?」と。そして神夜さん同様「そっちかいっ!?」と(爆笑)こういうオチはやっぱり読みきりならではのモノですよね。あたしも楽しく読めましたよ♪描写が大人っぽくて最初主人公は高校生かと思ってたんですが。(ちなみにあたしは最初主人公が売店のオッサンに恋してるのかと思った)温かくて少しあっさりめの読みきりありがとっす、次回作も楽しみにしてますねっ。
2005-03-16 22:19:36【★★★★☆】ゅぇ
オチのあるショート、好きです。
読みやすくて短い作品なので、読書に気合の入ってない私でも読めましたし、楽しめました。
だから、またこういうの書いてほしいかもしれませんぞ(マテコラ
2005-03-16 22:26:04【★★★★☆】clown-crown
ゅぇ様、clown-crown様、お読み頂きありがとうございます。オチがオチとして作用していたのならば、それだけで影舞踊は満足であります。こんな稚作でありますが、楽しんで読んでいただけたとは身に余る光栄(笑 短かったのはこれでいいのかと思いましたが、あっさりとした読みやすさになっていたのでしたら一安心。売店のおっさんに恋してる……あぁよかった。(地引網に魚がいた感じ(は? お二人とも本当にありがとうございました。
2005-03-16 23:30:32【☆☆☆☆☆】影舞踊
どこかぼかした表現が続いているように感じられて、はっきりとした展開をイメージできないことがオチが弱いと感じてしまう原因なのかと思いました。イメージしていたものと真相のギャップが読み手の快感に大きく関わると思います。
2005-03-17 12:15:57【☆☆☆☆☆】メイルマン
遅れ馳せながらという単語を最近覚えました。遅れ馳せながら登場です。初使用です。レアですね。さて、読んでいる途中でこの主人公は誰なんだろう、と考えていました。読み進めていくうちに人じゃないのかな、と考えているうちにラストへ。「あなた」の方か。まぁ、引き分けですよね。半分当たっているみたいなもんですし。そして、少し考えたのですが、「彼女」は一人で五人を相手にしているわけですから結構強者ですね。いえ、なんでもないです。独り言です。私的には中間辺りがもうすこしサッパリしていたらスコーンとこけていたと思います。あ、時期ネタだからポイントアップしておきます(ボーナスタイム)。では
2005-03-17 13:43:56【★★★★☆】うしゃ
流れるような文章。とても良いと思いました。最後のオチ。何となく想像できてしまったけれど、それでもニヤリと笑ってしまいました(笑 ふとした疑問。練乳アンパンって本当に売ってるんでしょうか。あと、ミックス牛乳は何をミックスしているのでしょうか。非常に気になります(おい 
2005-03-17 19:31:25【★★★★☆】霜
おちるまでの描写がすごくよかったです。オチは・・・もちろん気付きませんでしたとも(笑)。オチに気付いて読み直してみれば、なるほど、オチのありそうな文章だとも思えるのですが。何分、オチありの作品でもオチなどには全く気付かずに読み終わってしまう読者のため、なぜオチが弱いかは分からなかったり(汗)。今回は淡い恋心にしんみり浸っておりました。
2005-03-17 22:01:49【☆☆☆☆☆】エテナ
読ませてもらいました。…くそぅ、やられた。なるほど、売店のおじさんと…。っていうかみなさんの感想を見る限りではしっかり(?)引っかかったのは数人なんですね;なんでちゃんと読んでるのに引っかかるんだろう。修行が足りませんね、私って。でもこんな読者もいていいでしょう。そんなわけで、次回作も期待しています。それではv
2005-03-17 22:35:02【★★★★☆】千夏
メイルマン様、うしゃ様、霜様、エテナ様、千夏様、お読み頂きありがとうございました。イメージしていたもの、そうですね。あまりにもぼかしすぎた感は拭えません(グダグダ間がそれに繋がっている はっきり、くっきり、読みやすく。次回は(落ちありなしに関わらず)このような点に気をつけて書かせていただきたいと思います。
練乳アンパンはあるようなないような(笑 たしかどっかで見た気はしますが、この作品の中ではこの学校のオリジナルという設定でございます。ミックス牛乳、これは結構見かけるような見かけないような(また?)、ミックスジュースと牛乳を混ぜ合わせたものです。(影舞踊的比率はジュース:牛乳=3:7で 落ちだけを考えて書いてしまったので、中盤の内容が希薄になってしまっていたのですね。純粋な恋愛物でも書いて修行してみようかしらとも思ったり(笑 皆様、本当にありがとうございました。大変ため&元気付けになりました。
2005-03-17 22:48:45【☆☆☆☆☆】影舞踊
計:36点
お手数ですが、作品の感想は旧版でお願いします。