読ませていただきました。これまでの月海さんの作風とは、ガラリと趣の違う短編でしたね。柔らかな文章で淡々と読まされながらも、最後にはホロリとくるものがありました。何より、今作の着想が面白いですね。口笛と風船ガムと言うアイテムを、男女の恋愛模様と絡めて、見事にまとめあげられていると思いました。面白かったです。
2004-11-24 09:47:24【★★★★☆】卍丸
淡々と語られる物語に寂しさが漂っていて、読んでいてせつなかったです。卍丸さんも仰っているように口笛と風船ガムが上手に恋愛と絡んでいますね。二人が別れるシーンは本当にせつなかったです☆
2004-11-24 11:20:25【☆☆☆☆☆】律
読ませていただきました。綺麗にまとまっていて良かったと思います。ただ一つ疑問に思ったのは、付き合っていた二人がなぜ突然別れたのか、ということですね。そのあたりの説明が多少欲しかった気がします。
2004-11-24 18:11:45【☆☆☆☆☆】流浪人
はじめまして、風間です。シンプルな恋愛で、みじかいながらもしっかりしていてすごくよかったです。
私も、なぜ別れてしまったのか疑問に思いました。そのあたりがしっかりしているともっとよかったと思います。でわ
2004-11-24 20:47:36【☆☆☆☆☆】風間 リン
はじめまして、とってもいい短編でした。恋愛のせつなさを、うまく表現されていて…読みやすくてよかったです。
2004-11-24 21:54:20【☆☆☆☆☆】イヨ
拝読させていただきました。読みやすい文章にどこか切ない読後感は、気持ちのいいものでした。しかし、確かに、別れる理由は見当たらないかと。（学校が違うからかな？）私は風船ガムは膨らませる事はできますが、口笛は吹けません。（どうでもいいですね《苦笑》それでは。
2004-11-25 13:55:21【★★★★☆】ささら
ずいぶん上手に行間を表現していらっしゃる。
それから、「『風船ガム、膨らませられる？』 彼女は笑った。 少し淋しい感じがした」、「あの小説の一ページの様な雰囲気の時間の中でなら、きっと何だってできた。吹けない口笛を吹くことも、勇気を出して本心を伝えることも」などなどグッと来る言い回しも……。私も、死ぬまでには一度、ガムで風船を膨らませてみたいという焦がれる様な願望を持っていた事を、久しぶりに思い出しました。「そこに立つもの」とは随分印象の違う作品である点も、驚きです。
2004-11-25 18:00:09【☆☆☆☆☆】紗原桂嘉
皆さん感想、ありがとうございます。この作品は私が初めて書いた恋愛物です。皆さんが指摘されてる様に、本文中に別れた理由が書いてありませんよね。しかし、私がそのあたりを書き込むと、未熟さの所為でかえって話を悪くしてしまう気がしたんです。それと口笛が吹けるか、吹けないか、そんな些細な違いから派生した恋模様なので、別れの理由を明確にするのは、物語全体のバランスを考え個人的にしっくりこなかった、というのもあります。
ともかく皆さん感想ありがとうございました。
2004-11-25 19:00:27【☆☆☆☆☆】月海
初めまして、月海さま。拝読させていただきました。淡々とした語り口が、とてもいい雰囲気を醸し出しているように感じられます。すー……っと、爽やかな風が通り抜けて行った様な、そんなカンジです。個人的に、かなり好きな部類の作品です。別れ話なのにも関わらず、読後の良い作品をありがとうございました。次回作も、期待させていただきます。
2004-11-26 13:38:32【★★★★☆】藤崎
ヤベー（笑。ダメです、こんなダイレクトに青春のほろ苦さを味わせてくれる恋愛話は赤面なしじゃ、ちょっと読めませんでした。主人公は、学生ですが、学生では無くなった僕にさえ、分かってしまう位、少年から大人になる度に摩り切れていく胸の痛みが感じられて、ラストは結構きますね。想いなんて所詮誰にも伝わらねー、と信じていたガキの頃の理屈は実はほんの少しだけ正しかったと知る。そんな感じなのでしょうか？ 途中、一個の小説として展開されていくには微妙に描き具合が甘いかなーと感じました。それだけが作品に対して覚えた『惜しさ』かな、と。一点の対象物に描きたい事が集約されているだけに、ですね。
2004-11-28 21:18:42【★★★★☆】覆面レスラー
計：16点
