『堕天使の翼〜白翼のリン〜・〜運命の時〜』作者:SALA / - 創作小説 投稿掲示板『登竜門』
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原稿用紙約3.51枚

〜美しい翼のあなた 汚れた翼の私。今の私を大切な・・・
      私が堕天使になってまで蘇らせたあなたに見せたくなかった・・・〜

          〜堕天使の翼〜白翼のリン〜


゛堕天使と天使この関係は破滅を示す物。私は堕天使。リンは天使。堕天使と天使は、決して共にいてはいけないのだ。
「セルシア・・・・・。ごめんなさい私のせいでこんな事に・・・・・」
リンは、涙を流して言った。
「リン。お願いだから、此処で引き下がって。・・・・・堕天使と天使が一緒にいたら破滅を招く事になるのよ・・・・習ったでしょ?これは実際に起こったことだって・・・・」
そう。さっき言ったように本当に起こったのだ・・・・堕天使と天使が引き起こした・・・・互いが破滅を呼んだ戦い・・・・・。天使なら一度は聞いた事がある。
「分かってる・・・・わかってるよ・・・・けど!!」
「けど?もう出てって。じゃないと、死ぬわよ。」
冷静に私は言った。盗賊刀ルーン・トゥース(自分の武器)を持って、刃先をリンに向けた。
「セルシア!!お願い・・・・もうやめて・・・・・」
「もう・・・・昔には戻れないのよ・・・・」
長い・・・・・とても長い沈黙が訪れた・・・・・。私は、これでリンは引き下がると思っていた・・・・・・が、予想外のことになった。リンは自分の武器・ランサー(槍)を取り出して、こう言った。
「堕天の印から・・・・セルシア、あなたを解放する。」
私は、目を丸くした。堕天の印から解放する方法なんて、一つしかない。だけど、そんな事リンに出来るはずが無い。そう思って私は言った
「無理よ。無駄な事はやめなさい」
「不可能なんて事やってみなきゃわからないじゃない!!堕天の印を消せば良いだけの事でしょ!!」
「やってみなければわからない」リンの口癖だ。
「相変わらずね。昔から全然変わっていない」
もう、逃れられない。私たちの運命をかけた戦いから。



〜私たちの運命は変えられない・・・だけど
           本当はもう一度風と共に生きたくて・・・byセルシア〜

〜貴女ともう一度、あの道を歩みたい。
            堕天使になっても変わらない貴女は大切な人byリン〜


         〜堕天使の翼〜運命の時〜

どちらも一歩も譲らない戦い。油断したらその時点で負けだ。絶対に負けられない負けるわけにはいかない。リンの、槍の腕は一流で私はいつも負けていた。だけど今は負ける気など無かった。むしろ、心に隙があるリンに勝てる気がした
「さっきまでのヤル気はどうした!?これじじゃあ私どころか自分にも勝てないわよ!!」
「くっ・・・・・」
私は負けない。人に助けられて天使に戻るなどごめんだ。私は自分で選んだんだ。この道を。たとえ戻れなくても過去に振り返らず歩み続ける。今のリンの存在は、
私にとって邪魔な存在だから。
「セルシア・・・・・風を思い出して・・・」
゛風″天使は風と共に生きる。私は誰より風が好きだったから・・・・心の隅で、もう一度風と生きたいと思っていた。自分の手から武器を落としてしまった。
「形勢逆転!!ってとこかな?」
一気に勝負はリンが有利になった。

               〜続く〜
2004-11-13 12:37:38公開 / 作者:SALA
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■作者からのメッセージ
ふぅ・・・・・4時間でこれだけか・・・・
まだ、前の話を読んでない方は必ず読んでください。この話はシリーズ物です。ご了承下さい。(何
この作品に対する感想 - 昇順
拝読させていただきました。むう、激ファンタジーですね(?)。堕天使……面白そうな設定であると思います。しかし、投稿規約はきちんとよみましょうね。『投稿者の同タイトルの続編(連載で『2話』など)がある場合、投稿作品の右下部にある投稿者用編集口から追記する』
前編も読ませていただきましたが、全体的に、作者様の気持ちが先走って、読者に少し不親切な文章であるように思えます。描写や説明をもう少し入れ、また文章作法を正しましょう。ストーリーは本当に面白そうであるので、更新頑張ってください。それでは。
2004-11-13 17:30:47【☆☆☆☆☆】ささら
計:0点
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