『龍殺し 第二話』作者:ジン / - 創作小説 投稿掲示板『登竜門』
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倒罰隊本部

倒罰隊の兵士と思われる人間が総長室と書かれたドアを丁寧に開けた。

「総長、最近隣国のフェイズ帝国の軍事行動が活発になって来ました。

ミサイル、爆薬などの生産が先月より飛躍的に伸びている様子です。奴等まさかまた

100年前の悲劇を・・・」

総長と呼ばれた男がゆっくりと口を開いた

「その可能性は低い。フェイズ帝国とは友好条約をむすんでいる。」

「しかし・・・しかし総長!相手国はあの生産ラインに核系統の爆薬も入っているとの情
報も・・・」

その瞬間総長の顔が硬直した。

「だまれ!だからなんだと言うんだ!3等兵に何がわかる。」

その顔は震えていた。

兵士は突然の総長の言葉に少し驚いていたが、失礼しましたとひとこと言うと速やかに

総長室を出て行った。

「私だって分かってる、だからって・・・私は何をすればいいというんだ。」
部屋で一人になって恐怖間に浸っていた。


その頃

ソルとセフィは倒罰隊本部の城壁で入城審査を受けていた

第512期生兵士見習いのソルさんと507期生1等兵士のセフィさんですね。どうぞ入
城ください」

重い城門が張り巡らされたワイヤーによってゆっくりと開いていった

「何度見ても迫力あるね、セフィ兄ちゃん」

ソルがセフィを見上げると

「俺はもう見飽きたよ」

そう言うと同時に前から先ほどの3等兵が向こうから走りながら

「セフィー、至急話がある、ロビーまで来てくれ。」

と言うときびすを返し本部のロビーの方へ足早に去って行った。

「ソル俺のランバーを龍小屋まで連れてってくれちょっと用事が出来ちまった」

また仲間はずれ?とセフィに言うと すぐに戻るよ と言いソルの頭をわしゃわしゃとな

でた。セフィはその青龍の頭もなでてからまた後でと言いロビーへと向かった。

「おいでランス」

白龍はこちらを振り向き置いていかれまいと急いでソル連いていった。


ロビーに着いたセフィはゆっくりと椅子に座った。

そこはフロアの中心が吹き抜けになっており朝日が差し込んでいた。

「朝っぱらのパトロールの後に悪いんだがちょっと頼みがあってな」

セフィがなんだ?と答えると先ほどの3等兵の男が話を続けた

「フェイズ帝国の例の件は知ってるよな。その件で総長がひどく動揺しちゃってね。さっきだって怒鳴り散らされたよ。」

「まぁ気持ちも分からないでもないけどな。誰だってはじめて聞いたらパニックになる。

俺がもっと詳しく説明してみるよ。」

と言うとすぐに椅子を立ち4階の総長室に向かおうとした

「おい、そんなにすぐ行かなくても。茶でものんでからにすればいい」

しかし何を言ってももう無駄でセフィはすでにエレベーターに乗りドアを閉めた所だっ
た。

エレベーターに乗ったセフィは4階と書かれたボタンを押し、ため息をついた
(この状況だと相手国はいつ攻めてくるか分からない・・・。善は急げだ。)

そして総長室のある4階へとエレベーターが止まった。
2003-10-11 11:56:00公開 / 作者:ジン
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相変わらず文章がド下手な俺ですが
コメントをいただけたら幸いです
この作品に対する感想 - 昇順
これはコントですか?ははは、寒いですね。
2003-10-12 16:14:07【☆☆☆☆☆】かぜまた
かぜまたさん、ちょっとそれは人を侮辱する言い方です。もう少しアドバイスするような形でレスお願いします。
2003-10-13 22:18:08【☆☆☆☆☆】琴葉
計:0点
お手数ですが、作品の感想は旧版でお願いします。