『Tradition』作者:リョウタ / - 創作小説 投稿掲示板『登竜門』
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「やっと歌手になれたのに。」
「やっと志穂に告白できるだけの人間になったと思ったのに」
何で俺は死んでしまったんだ・・・。

Tradition 1 「天国」

「ご愁傷様です、あなたの御葬式を見て見ますか?」
ピエロのようなカッコに浮いている奴が声をかけてきた。
「誰だ・・・。」
かすれる声できいた。
「名前はありません、役職は「死者の案内人」です。」
無表情で話しつづけた。
「そうか、やっぱり俺は死んでいたのか。」
「はい、地上名 加藤慎也
 生存時間 22年5ヶ月17日3時間15分です。」
「天国行きか、地獄行きか、調べるために
 あなたの過去を見ましょう、ついてきますか?」
あいかわらず無表情のままで話していた。
俺は目をつぶり静かにうなずき、
「連れて行ってくれ。」
といった。



兵庫県に生まれ

小学校時代 中学校時代と平凡な暮らしをする。
特に目立つことはせずひっそりと学校生活を楽しむ。
高校時代に小学中学高校と同じ学校の松本志穂の気を引くために
ギターをはじめる。
しかし松本志穂はクラスのなかでも人気者で自分とつりあわないとおもい、
自分がつりあえる人間になろうと歌手をめざす。
そしてオーディション3回目にして合格、そこで告白しようと心に決め。
松本志穂の家に向かう途中トラックに踏まれてしぬ。



「判定の資料がすこしたりないようですが。」
「天国行きがきまりました おめでとうございます。」

「シ・・・ホ・・シ・ホ・・・シホ あぁぁぁぁぁぁぁ」
死者の案内人はこの時驚いた表情をみせた。
精神状態がおかしくなっている、「陰撥墾繊繪槽樽!!!!」
光ともに慎也は小さい箱の中にいれられていた。
「これはまずいな、とりあえず天国警察にいれておくか・・・」





「大分落ち着いてきたようですね、この調子でいけばもうすぐ
 この警察署からでられますよ」
牢屋にご飯を持ってきた羽の生えた女性の人が笑いながらいった。
「ありがとうございます、おかげで大分落ち着きました
 すこしどうかしてましたよ。」
笑いながら返事をした。
女性がもどっていった後飯の肉を一口ほおばり
「さてと、天国を支配して、いきかえるか。」
慎也は少しこわい表情でポツリと言った。
2004-06-23 14:19:35公開 / 作者:リョウタ
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■作者からのメッセージ
久しぶりの作品です
部活が忙しくてなかなか投稿できないので
1話目もおわってませんが投稿させていただきます
すこしずつ編集していって完成させるので
よろしくおねがいします
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