『朝     一話』作者:あかね / - 創作小説 投稿掲示板『登竜門』
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自分たちに未来は分からない
自分たちは未来を選べない

自分たちはただの子供



***


まだ薄暗い朝の六時
外ではスズメが鳴いて、新聞配達の自転車の音が聞こえる


「おはよ」


そんな中、私は一人でぼそりと自分に挨拶
まだうつろな目をこすって、時計に目をやる

「……まだ、こんな時間」

自分が思ったよりも早く起きすぎたことにきずいて、また布団に入る



ねむい

けど

ねれねい


ゴソゴソ、布団の中で寝返りをうつ
天井の方を向いて、窓を見る

くらかった
まだまだ、太陽は見えそうにない

いや

見えてるかもしれないけど、カーテンが閉まってて見えない
7時まであと、45分




今日は学校、何かあったっけ?

確か

給食に、ハンバーグがでる
それから、コーヒー牛乳、パン

あとはぁ…


なんだっけ?


「みゃー」


足元で猫の声がした

「マイ、お前も起きたの?」

その猫は、真っ白なきれいな猫で、私のペット
名前は「マイ」
この子、すっごい人懐っこくて、私の後ろをいつもついて回るの
ほんと、かわいいのよ?



「目覚めちゃった」



7時まで、30分

もう起きようかな



ばさっと布団から出る

「さむっ」
早く春になんないかな







トントントン

階段を下りていく
みんなが起きないように静かに

「あっ」


リビングに入った私はビックリした

「お母さん」

「あら」

お母さんがもう、朝ごはんのしたくしてる

「おはよう」

「……おはよ」




「今日は早いのねえ?顔洗ってらっしゃい」

「……うん」


洗面所に行く
後ろにはマイ

私は、はぁーっと自分の手に暖かい息を振りかけて、一気に蛇口をまわす


「つめたー」



2004-03-25 01:49:11公開 / 作者:あかね
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■作者からのメッセージ
すいません!この続きは明日書きます!!すいません!!
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