『憐れな男』 ... ジャンル:未分類 未分類
作者:クーリエ                

     あらすじ・作品紹介
怪しい高校生が片思いの先輩の家に行くという物語。こ れ は ひ ど い

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憐れな男 一  

 彼はこんな夢を見た。
 一人で、瀟洒な白い一軒家の前に立っている。閑静な住宅街の中に家はあるのだが、彼の目にはそれが辺りのどの家よりも格段に美しく見えていた。西洋風の観音開きの窓や、小さな庭付きの玄関周りのアプローチなどから、家自体が高貴な気品を持っていることが分かる。
 彼が来るのを待っていたのであろうか、一人の若い女がアプローチの庭に佇んでいた。
 彼は先程の家から受けた印象と同じように、女性からも若さの気品と美しさを感じ取る。この清潔な印象の女性はどこかで会った気がする。
 懐かしさを込めたあいさつのつもりで、「お久しぶり」と言ってみた。すると女性は全身にはにかみの色を見せて、軽やかなタッチで玄関のドアを開け「どうぞ、お入り下さい」と改まった調子で彼に勧めてきた。もちろん言葉に従い、家の中に入る。
 リビングにあるテーブルに彼が座った途端、その女性は話しかけてくるのであった。
「ここにくる途中、雨が降っていて大変だったでしょう」
雨は降っていなかったが、それが変だと彼女に言う気も起こらなかった。 
「ここは山の中だから雨のときなどはいつも家に霧がかかったりするの」透明な声で言う。実にいい声だった。
 そしていつの間にか彼女は消え、彼はチョコレート板のようなドアの前に立っていた。大方ドアの向こうは彼女の部屋で、あの人はその中にいるのだろう。今にもドアから出てきはしないか。彼はドアノブに手を掛け、ドアを開きかけた。


 彼は目を覚ました。外では雨が降っているらしい。雨は寝た後から降り始めたのだろう。雨が降っているから、夢の中で雨の話が出てきたのか。彼はそんな事を考え、ねぼけなまこで時計を見た。午前三時頃のようだ。外は無論暗い。また寝ることにした。今度はなんの夢も見なかった。
 次に彼が起きたのは六時半だった。今日は学校で朝課外がないため、夢のことをゆっくりと考えることができた。夢は幸いにして、昨日の出来事よりもはっきりと思い出せるぐらい、鮮やかに記憶に残っている。
彼は朝の一連の動作をしながら、一つのことを残念に思い続けた。世の習いとして、夢はいつもいいところで覚めてしまうが、今日の夢もまたその通り。夢はなぜ、あのドアを開けさせてくれなかったのだろうか。
彼が、それほどにまで心残りに思うのは、夢に出てきた例の女性が、密かな好意を持っていた中学の先輩だったからだ。
だが、彼は先輩に対して何の行動も起こさなかった。美人でしかも頭もよく、非常にモテていたので、客観的に考えて到底自分とは釣り合わないと思っていた。
それにしても今頃になって中学の時好きだった人を夢に見るとは。心の奥底に揺らめく物が顔を出したのか。自分の夢なのによく分からない。こんな夢、誰にも言えない。
更に悪いことに、この異夢はしつこかった。数日後、彼は同じ夢を見たのだ。それも登場人物の言動や場所など何から何まで全く一緒。色褪せていくはずの夢が、黒く蘇ったようだ。気取って言うならば、「あの人の影が更に濃くなった。」という事か。

 ドアの向こうには何があるのだろうか。知りたい。この欲望は強烈だ。せめて彼女の家のあの外観だけでも現実で拝ませてもらいたい。
 彼女は真剣過ぎて、無表情にも見える顔で、彼を見つめたことがある。それ以外にはあまり印象が残っていない。思い出そうとすると、夢の中の彼女が鮮やかになってくるだけだった。
 彼は自転車で登校している時も夢について気にかかっていた。学校で授業を受けている間も夢の思いに囚われていた。
 先生は数学を教えていた。六月であったが学校ではクーラーがついていた。いやに温度が冷え冷えとしていたが、そのほうがかえって心地よかった。

彼はどうしても現実の彼女の家を見たかったが、その家が一体どこにあるのか知らなかった。ただ漠然と彼が住んでいる町内の隣、島崎町内にあることだけ知っていた。彼女について考えると、彼が知っている情報が、とても少ないことに気がつく。片思いもいいところだ。
彼女に姉妹がいるのかも知らないし、どこの高校に進学したのかも知らない。しかし、頭が良いと先生の間で評判だったので、進学校の類だろうとは思った。他に知っているのは、彼女の父親のフルネームの「川崎方明」。なぜ知っているのか曖昧だが、確信を持っている情報だった。
彼のやや不純な感情は、彼女の住所を特定することに向かっている。夢の満たされない思いのはけ口はそこしかない。一回でいいから、現実で彼女を見たい。 
 彼は授業をよそに考えこんでいたが、一瞬「はっ。」と何かが閃いた顔をした。


 彼が通う藤岡高校は、県内で一番新しく出来た高校だが、県内で一番敷地面積が広い高校でもある。。
 普通の感覚の「広い」を越え、生徒達に「サハラ砂漠」と呼ばれる運動場は、サッカー部、野球部、ラグビー部などが同時に使ってもまだ余るのでその分を陸上部が使っていた。
 その様な恵まれた環境のためか、彼の高校の大抵の体育系の部活は強い。
 だが、「サハラ砂漠」は学校の西側の話で東側の校庭には鬱蒼と森が茂っており、また別に「ジャングル」と呼ばれていた。そこに藤岡高校の図書館があるのだ。
 少し話は変わるが、彼の父親は不動産関係の仕事をしているので仕事の都合上、「住宅地図」というものを使っていた。この住宅地図とは一つ一つの住宅にその所有者の名前が書いている。まるで彼にとっては禁断の書だ。
彼は先程の授業中にその存在を思い出し、とにかく島崎地区の住宅地図を調べてみようと思いついた。
 この地図で彼女の家を探すとなると、望む場所が一軒屋ならば良いのであるが、マンションに住んでいたり、所有者と住む人が違ったりすると探すのは難しくなってくる。地図にはマンションの部屋に住んでいる人の名前は載っていないし、所有者と住んでいる人が違ったらもう調べようもない。
彼は学校の図書館に来たとき常にノベルのコーナーに行くのであるが今回は、いったことがない本棚まで詳しく調べてみた。だが住宅地図は一向に見つからない。
 「求めれば求めようとするほど遠くに行ってしまうのか。」彼がそんな哲学的な事を思いついても何の進展もない。
 このままでは一向にらちがあかないので、司書の先生に聞いてみると、
 「ああ、住宅地図のようなものはこの学校では扱っていませんね。市立図書館や県立図書館のような大きなところでないとありません。」何に使うのかと怪しむ風だ。
図書館を出つつ、暇なときに市立図書館などのもっと大きな所に行こうと思った。
 彼はそれまでの間にあの夢をもう一回見たら、どうしようかと思ったりしたが、朝にあの夢に抱いた激しい感情は収まっていた。
 昨日降った雨で森の道はだいぶぬかるんでいた。振り返って図書館を見ると、雨で濡れくすんだ壁が青い葉の中にあり、そのため渋い色調の外壁は一層渋く見えた。
   二
 彼は市立図書館に行ったのだが家から遠いし、本は余り読まないしで、来たことは無かったので、図書館のシステムにおおいに戸惑った。
 住宅地図は、「資料閲覧室」という部屋にあったのだが、この部屋には他にも貴重な資料などがあるようで、それらを取られないようにするため、自分のかばんを一旦コインロッカーに預けなければならないのだが、彼はそれを最初は知らなかったので、かばんを持ったまま部屋に入ってしまい係員に注意された。
 かばんをロッカーにしまい改めて部屋に入ると、目的の島崎地区を収録した「K市西部版住宅地地図」は早速みつかった。
 彼はその分厚い本を個別の閲覧机に置き、ページを捲る。ちゃんと一人一人の名前が載っていた。
 個人情報保護が叫ばれている中で、このようなものがあるとは知らなかった。この情報量には一抹のやましさを感じる程だ。しかも彼がしていることはストーカだから、陰鬱な気分がましに増して、それが逆にスリル感を生んでいた。
 彼はそんな自分自身に身震いしたが、ページを捲る手は止まらなかった。

島崎地区は四ページに渡って収録されていた。一ページにざっと二百世帯以上の住宅がある。これらから必要なものを見つけ出すのは大変な作業だ。でもやるしかない。幸い「川崎」という苗字は、「鈴木・佐藤」のようにゴロゴロしているわけではない。
もし彼女と同じ苗字の家があったら、彼はその全部の家に一度は行くつもりだ。
 しかし、その必要はなかった。三ページ目に見慣れない「川崎」の文字があった。
 しかも「川崎方明」と御丁寧にフルネームで。
島崎は地図を見ても分かるのだが山の中の住宅地である。
 彼女の家は奥まった島崎山中の分譲地にあった。地図で見たら、回りを山に囲まれて盆地のようになっている。その構造はまるで要塞か何かに見えた。一度入ったら、袋のねずみになりそうだ。
しかし、彼はもう彼女の家を知ってしまったのである。そしてそれこそが彼の望んできたことでもある。
 彼は用意してきたノートに一つ一つ丁寧に彼女の家の道順を写していった。それは彼自身の中で少しずつ決心が固まっていくような作業になった。
後でやましさが自分を襲うのは十分に分かっている。それを承知の上でする。
 そのような妙な意志を胸の中で固くした彼は、その日の内に彼女の家に行くと決めた。
 
約一時間経つと彼は島崎にいた。
 緑が非常に豊かである。道沿いに昔ながらの石積みの護岸の川が走っている。
 だが、心を洗われる自然風景にも彼の心は洗われなかった。
 彼はやましい心を増幅させることによって、スリルを楽しんでいた。とにかく彼の心はすでに彼女を捕らえたかのように勘違いしてしまったのである。実際は家が分かっただけなのだが。しかも彼は、彼女の家がもし自分が夢で見たような立派な家でなかったらどうしよう。という心配までし始めた。もし貧相な家だったら幻滅するからだ。心の幅が増幅すればするほど感情は激しくなっていた。
彼が自転車で走るこの道は岳林寺を過ぎたところで少し開けて住宅街となっている。そこから、島崎名物の急勾配の坂が始まる。
 彼は自転車を押しつつこの坂を上がっていった。周りには住宅街と緑が上手く調和した、いかにも郊外らしい風景が広がる。梅雨の合間に木々の若葉はしっとりと濡れ色も濃くなり、水分を蓄えしっかりとした葉になっていた。そんな若葉の色が住宅街の白や黒などの無機質な色に映え調和をなしている。
 そして時折川の上を通ってきた風や、森の中の風が涼を与えた。
 江戸時代から、藩士の別荘地で清遊の地として知られた島崎は、草木が人の愛情を受け他の場所にはない美しさを持っている。ここほどに自然と人間のバランスのとれているところはない。
 
彼は、例の分譲地の前に着いた。
通ってきた坂よりも更に急な坂が聳え立っている。彼は、そこを自転車を手押ししながら登り始めた。
 ここを越えれば、彼女の家がある。そう信じる彼の目には、黒い影が見え隠れした。
 上のほうから坂を下ってくる一人の男性がいる。その男性は明らかに余所者を見る目で見た。「こんにちは。」と男性は言ったが、彼は言葉を返せなかった。すると、あさましい気持ちが蒸し返してくる。彼はまるでそれを振り払うかのように、自転車を強く押していった。
 前から長い坂道の連続で彼の額には汗が浮かんでいたが、それが一気に堰を切ったようにどっと溢れ出した。
例の家は坂の上にあった。流石に夢のままの家ではなかった。しかし彼は大きな期待を裏切られなかった。
 なぜならその家は、夢で登場した家よりももっと高貴で気品があったのである。それは決して豪華というわけではない。
 白い壁に映える光、そしてよく磨かれたガラスが入った窓、庭は見えなかったが、彼は大きな満足を感じた。自分が夢にまで見た人が目の前に住んでいる事実を感じるし、何かしら大きな感情の流れがあった。
 何分そうしていたか彼は覚えていなかった。しかし彼は、その後ホームタウンの近くにある古荘公園のベンチで、一人だけの祝杯を缶コーヒーで上げていたのであった。
 自分でもリズムがずれていると分かる音痴な鼻歌を歌いコーヒーをがぶがぶ飲んでいた。
 蚊がたかっても何も気にせず、刺されて足が大変なことになっていることも分からなかった。
 山の日が落ちるのは早いもので、もう島崎にも夕方の気配が押し寄せてきた。
   三 
 土曜日の夕方近く。彼が、古荘公園前の自販機で缶コーヒーを買っていた。どうやら公園ではそれを飲まないようで、彼はコーヒーを持ってふいにどこかへいった。
 「人間とは物事がクセになる動物である。」
 彼のいまの状態は正にこの言葉通り。例の家を見に行く回数は日を追うごとに増え八月の半ばの今は一週間に一回は家に行かないと気が済まなくなっているのであった。彼はその家を見ることで、自分の置かれた不利な状況や、嫌なことを全て忘れることができた。当初は、彼はその家の人に自分を見られたりしたら、マズイということで余り行っていなかったが、いつの日からか回数はどんどん増えていった。
 彼の状態を言うならば麻薬の常習者と同じだ。
 それに、彼はこれまでに幾度となくあの家を見に行ったのだが、誰一人として他の人には会わなかったため、安心感が出てきたのである。そして、「行ってもばれない。」考えていた。
 今日はただ家を見るだけにも飽きて、新たな行動に出ようとしている。
 自分勝手に家の敷地内に入っても誰とも会わないで済むのではないかと思ってしまっている。
 もう彼女の家に入るための下調べもついていた。彼は川崎家の人々がいつ帰ってくるのかも全て分かっていた。
 人に会わずとも自転車と車のあるなしの状況で簡単に分かるのである。彼が夕方の帳が落ちるこの時間帯を選んだのは、誰もいないと踏んだからであった。
 彼の計画とはこうである。簡単に侵入できる庭をターゲットとする。庭は家の裏山と続きになっていて、その境界としては低いブロック塀があるのみだった。
又は、勝手口のほうの細い場所から入るのもいいと考えていた。そして、裏山の見通しの良い所からは、家の駐車場がよく分かるのであった。そして、夕方は暗くなっているので、気ずかれにくいということも計算済みであった。
 彼の自転車は夕方の帳に包まれる山々を走り遠回りして、例の家の裏山に到着した。
 裏山は竹林や杉林よりも隠れやすい雑木林である。まず彼は、駐車場とその横のいつも自転車を停める場所を見通しの良い場所から見て確認した。
 「うん。大丈夫だ。」と独り言を言った。
 実を言うと唯一の境界線であるブロック塀も何箇所か壊れていて、そこから容易に侵入できるのであった。
 彼が隠れている雑木林は静(しん)と静まり返っていた。家の表駐車場のほうからも物音一つ聞こえない。本当に静かであった。 
 山の方から一陣の、夏とは思えない程の冷風が吹いた。彼はその冷風を体に受け、罪を犯す前の緊張で熱くなっていた心身を共に冷やした。
 彼は深く深く、山の気を吸い込むように深呼吸した。静寂とおののきの中に人間の呼吸音が響く。それらは、痛いほど彼の耳の中でなった。彼はなるべく音を立てないように塀の回りの生い茂る雑草を掻き分けた。
 心の中に単調な日常生活の中で久しぶりに経験した気持ち、つまりは緊張、心の高揚、スリル感などが溢れた。
 その中には彼が最初に経験すると犯罪の前のおののきも感じていた。
 もちろん彼は難なく庭に滑り込んだ。
 彼は庭を見るなり「ほう。」と唸って黙ってしまった。整然と植物が植えられた庭は、誰の目にも一目でよく手入れされていると分かるものであった。「でも、花とか植えないのか。」彼は言った。たしかに植えられている植物は、みな葉っぱが青々と茂っている。彼は少し幻滅を覚えた。しかし、その植物のうちの一つの葉っぱをちぎって匂いを嗅ぐと、「ああ。」と納得した。これらは全てハーブだったのだ。ハーブなら彼がこの家に対して持っているイメージを壊しはしない。
 「ハーブか。実用的でいいな。」などど勝手な事を言いながら彼は庭石に腰をおろし、先程の缶コーヒーをポケットから取り出しちびりちびりとやり始めた。彼はこうすることを最近の目標としていたのである。裏山から涼風が吹いてきた。涼しい夕べの風である。
 彼はまるで自分がハーブを作ったかのように目を細めて暫く見ていた。
 「きれいでいいな。」そのような独り言をいった。
 ハーブの効能かどうかは分からないが、この庭には蚊もいないようだ。
 と、彼の幻想を破るかのように表のほうで自動車の音がした。彼は一瞬固まったが、すぐに缶コーヒーを庭石に置き、そっと駐車場のほうを見ると今ちょうど車が駐車しようとしていた。
 「やべえ。」そう彼は言って音もなく塀の崩れたところから、裏山へと消えて行った。
 暫くして、四〇歳代の女性、多分「彼女」の母親がいましがた買ってきたばかりの野菜の苗を庭に運んできた。一通りその作業が終わり、その女性がふと庭の隅の石を見ると缶コーヒーが一本ある。母親はそれを見て、裏山の塀の崩れた所をじっと見た。そして「気味が悪い。」と一言いった。
 彼は古荘公園のベンチに腰掛けていた。
 もちろん缶コーヒーがあんな所にあったら、怪しまれて今後うかつにあの家に近づけなくなる。
 彼は自分の犯した罪よりもこれから、例の家に行けなくなる悲しみで一杯になっていた。
 ベンチに座って頭を抱えているのであった。
 三十分、たっぷり彼は悲しんベンチを立とうとした。と、突然立ちくらみが彼を襲った。
 すると、一瞬彼の目に夢に出てきたあのドアの幻が映った。そして、その幻は何よりも鮮やかであった。
 気がつくとベンチに座っていた。
 「まだあのドアの先を見ていない。」そうぼそっと、幻の中で彼は言ったのか、いや言ったのだ。
 
自転車に跨った。そして、公園の前の道に出てそのままいずこへと去っていった。
 島崎は坂の町である。その坂を彼は自転車で猛スピードで落ちて行った。
 古荘公園の周りの竹林から、暗闇がひしひしと迫ってきた。それと同時に夏の夜の匂いが公園を包んでいった。
 そしてその匂いは、夏の宵の匂いであった。
                      

2009/10/24(Sat)14:30:11 公開 / クーリエ
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■作者からのメッセージ
推敲等あまりできていないと思われますが生温かい目で見守ってやってください。

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