『IF――もしも時間が戻るなら――』 ... ジャンル:恋愛小説 ショート*2
作者:白い子猫                

     あらすじ・作品紹介
――もしもあの時……幼い頃、家族を火事で亡くした少女、ユキ。彼女は自分の苦しみを他人に見せまいとしていた。そんな彼女を心配している少年、イツキ。ずっとそばに居るのに彼女を守れない自分が悔しかった。大切な人を心配させたくない。愛しい人を守りたい。ユキとイツキの思いはお互いに届くのか……?!

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――もしあの時ああしていたら?
  もしあの時こうしていたら?
  もしあの時別の決断をしていたら?
  そしたら未来は変わってた?
  そしたら私は一人にならなかった?
  そんなことを考えても答えは…見つからない。
  時間は……戻らないから……


第一章 イツキとユキ
「う……わぁぁっ!! 遅刻!」
 少女は慌てて飛び起きた。彼女の名前は朝原ユキ。十三歳。中学二年生。今日彼女が寝坊したのは珍しいことで。
 普段は時間と約束をちゃんと守る子だ。制服を着てかばんを持ち…机においてあるペンダントを首にかける。
「よし! 行ってきまーす!」
 ……彼女の声に応える人は居ない。ユキには家族も親戚も居なかった。

「あー!急がないと……ん?」
 ユキは前を歩く生徒に声をかけた。ポン、と肩を軽くはたく。
「おはよう! イツキ!」
「……おはよう」
 その生徒は小さな声で応えた。彼の名前は夕埼イツキ。ユキと同じクラスの男の子だ。背が高くて無口な彼とユキは幼馴染だ。
 小さい頃からずっと一緒に居る。少し気が弱くて、優しい男の子。
「イツキも急がないと遅刻だよ?」
「……うん」
 イツキは軽く微笑んでうなずいた。ユキはそんなイツキの笑顔が好きだった。
 普段あまり笑わないイツキがふとしたときに見せる微笑みは、何となく人の心を和ませる力があると思う。
「じゃ私当番だから! じゃあね!」
 ユキはダッシュで学校へ向かった。そのときだ。プツン。と鎖が切れてユキのペンダントが外れた。
 走っていくユキは気づいていない。
「あ……」
 イツキは彼女を呼び止めようとしたが大声を上げることは出来なかった。
 遠ざかるユキの背中を見送りながら、相変わらずそそっかしいな、と苦笑した。
 そしてペンダントを拾いあげ、ため息をついた。
――ユキ。いつから君は……
 イツキはペンダントのトップに着いたロケットを開けた。中に写真が入っている。
 幼い頃のユキとイツキと…ユキの兄、レイの写真。壊れる前のつかの間の幸福。
 小さい頃は幸せだった。ユキがいて、レイさんがいて、父さんや母さんがいて。 
 人としゃべるのが苦手だったイツキでもほっとできる空間がそこにはあった。
 だけど今は、もうその空間はない。壊れてしまったのだ。
 イツキはもう一度ため息をついた。

「ユキ。これ……」
 学校についてからイツキはユキにペンダントを渡した。ユキが驚いたようにイツキのほうを見た。
「えっ?」
「朝…走っていく時に落とした」
 ユキはイツキがもっているペンダントを見て、自分の胸元を見た。
「えっ? 嘘? わー……ごめん。ありがと。イツキ」
 ユキは鎖の切れたペンダントを大事そうに胸ポケットに入れた。イツキがその様子をじっと見る。
「…………」
「え? どうしたの? イツキ??」
「え? 何でもない」
 嘘だった。イツキはユキに聞きたかったのだ。『無理してない?』と。イツキはユキを心配していたのだ。
 ユキの過去を知っているからだ。ユキの苦しみを知っているから。ずっと小さい頃からそばに居たから。

 七年前……ユキは家族を失った。火事で父も母も兄も亡くしたのだ。そして、ユキだけが助かった。
『私が助かったのはお兄ちゃんのおかげなんだよ』
 彼女は口癖のようにそう言っていた。
 イツキもあの時のことは詳しく聞いていない。でもはっきりと覚えている。ユキの悲痛な叫び声を。
『いや……お兄ちゃんっ! いやぁぁっ!』
 ヤケドだらけの腕で止める人を払いのけ、燃えさかる家に近づく。
 泣きながら、叫び続けていた。嫌だと。一人にしないで、とユキは叫び続けていた。
 イツキもあの時は小さかったがそんなユキの様子を見ていると何がおきたのかを感じ取れた。
 泣き叫ぶユキをただ見ていることしか出来なかったイツキ。そのとき、イツキは強く強く決心した。
――僕が……僕がユキを守る!

第二章 ユキの過去
「ふぅ」
 ユキは家に帰るとため息をついた。そして鎖の切れたペンダントを取り出し、ロケットを開けた。
 幼いイツキと自分、そして今はそばに居ない兄、レイが笑っている写真。何もかも失ったユキの大切な宝物だ。
――あの時……。
 ユキはあの日を……すべてを失ったあの日を思い出していた。
 ずっと幸せに暮らせると思っていたのに、いつの間にかその幸せは終わりに近づいていた。
 あの頃はそんなこと、考えもしなかったけれど。

 七年前。雪の降る日の夜だった。
『あつい……?』
 ユキは熱い空気を感じて目を覚ました。はっとした。火が燃えている。家中を炎がおおっていた。
 いやだ……怖い!
『お兄ちゃんっ!パパぁっ!ママぁっ!』
 ユキは叫んだ。怖い……助けて!
 バキバキッと音を立てて燃え尽きた木がバラバラと落ちてくる。
『いやぁっ!』
『ユキ! こっちだ!!』
 レイがユキを呼んだ。
 レイはユキの兄であの時、十五歳くらいだったと思う。妹思いの優しいお兄さんだった。
 だからあの時も、真っ先にユキを助けに来たのだ。
『お兄……』
『ユキっ! 早く逃げるんだ!』
『お兄ちゃん、パパは? ママは?!』
『わからない……。とりあえず外に逃げよう!』
 レイはユキの背中を押した。迫ってくる炎と、落ちてくる木。ここから逃げなければ……ユキは泣きながら走った。
 本当はレイも不安だった。年なんて関係なく、泣きたいような気持ちだったかもしれない。
 しかし、そのときは泣いている場合じゃないと感じていたのだ。幼い妹を守るという使命で頭がいっぱいだった。
『うわっ!』
 レイが転んだ。ユキが振り向く。レイはその場でもがいた。慌てているせいでうまく動けない。
 ユキがレイに駆け寄る。レイはそれを拒否した。
『レイお兄ちゃんっ!』
『行けっ! 走れユキ! 止まっちゃダメだ!!』
 ドアはすぐ目の前だ。火のない世界まであと少し。どうにかしてユキをそこまで逃がさなければ!
 そのとき、レイははっとして上を見た。木が……ユキのすぐそばに落ちてくる!
『ユキ!』
 レイはとっさにユキを突き飛ばした。
 守らなくちゃ。その想いだけが彼の心にあった。
 バラバラッ!木が散らばりそれが炎に包まれる。レイの姿は見えなくなった。
『や…』
 そのとき誰かがユキを抱き上げた。消防隊員だった。
 もう大丈夫だ。病院にいこう。
 大丈夫じゃないよ。お兄ちゃんが、パパが、ママが!
 ユキは暴れた。しかし大人の力にかなうはずもない。
『いや……いやぁっ! お兄ちゃんが、パパっ、ママァっ!!』
 外に連れ出されるとやけどの傷がピリピリと痛んだ。
 しかし、痛いから泣いているわけではなかった。痛みで泣くほど、ユキは弱くない。
『離してよっ! パパが……ママがぁっ!』
 ユキは泣き叫びながら人を振りほどき、家に近づいた。燃え尽きて、崩れ落ちた家。家の残骸…。
『パパ……ママ……レイお兄ちゃん……そんな……』
 いくら七歳のユキでもこれではダメだとわかってしまった。
 これではもう…助からないと。もう皆死んでしまったのだとわかってしまった。
 ユキはその場に座り込んだ。受け止め切れない弦zつが目の前にある。
『ユキ……』
 イツキだった。イツキがそばに来てくれた。それでユキはもう一度泣き出してしまった。
『イツキ……! う……うわぁぁ……ん……』
 ユキは泣き叫んだ。独りぼっちになった夜だった。

 ユキのペンダントはレイからの誕生日プレゼントだった。一番気に入っていた写真を入れ、いつも身につけていた。寝るときも。
 だからたった一つ、このペンダントだけ残ったのだ。
 そこまではイツキも知っている。でも、イツキが知らないことが一つあった。それがユキが変わった理由だ。
 相談なんて出来なかった。怖かったのだ。新たな痛みを加えられてしまうことが。

 ユキが家族を亡くしてからしゃべることはなかった。いつも……いつも泣いてばかりいた。
 ある日のこと。近所の人の一人が言った。
『いつまでも泣いてるんじゃねえ! 死んだ人間は戻ってこねえんだ!!』
 死んだ人は戻ってこない……それはユキも知っていた。
 でも……
 怒られた。泣いていたら怒られた。……初めて受け取った絶望。強い……痛み。
 泣いてたらダメなの?泣いてたら怒られるの?だったら……もう人前で泣かない。ユキはそう決心した。
 だからユキは笑った。誰にも自分の弱さを見せまいと。何度かイツキが心配そうに自分を見ていることをユキは知っていた。
 でも……イツキにもこの傷みを見せまいとしたのだった。
 心配させない。もう二度と、自分のせいで誰かを失うなんて嫌だ。絶対に嫌だ。
 その感情がユキの周りに強力なバリアのようなものを張っていた。
 そんな風に自分の痛みを隠していることが、イツキを傷つけていることも知らずに。

「…………」
 イツキは自分の部屋にいた。
――いつから……ユキが変わった?
 泣いてばかりだったユキが、ある日突然笑って現れた。そのときイツキは正直面食らった。
『ど……どうしたの?』
『え? 何が?』
 何が?と聞くユキの表情は明らかに作り物の表情だった。嘘の表情。
 何か、隠してる。ユキは僕に何かを隠そうとしてる。
 イツキはそれを反射的に感じ取っていた。
 イツキにはどうしてもわからなかった。ユキが何故変わったのか。ただ一つわかっていたのはユキが無理をしているということ。
 いつもそばに居たからそれはわかっていた。
 でもあくまでそれだけだ。それ以上はわからない。どうしてやることも出来ない。
 イツキは悔しさに自分の唇をかみ締めた。

第三章 そばにいるから
「もしあの時こうしてたらって最近思うんだよね」
 ユキがある日突然こう言った。帰り道。イツキと帰る途中でだ。
「何で?」
「イツキは思ったことない? ちょっとしたことでも」
「そりゃ……あるけど」
 イツキは少し身構えて応えた。何気ない会話にも、ユキがSOSを発しているのではないかと思って。
 その予感は的中した。
「でしょ? 私……どこで間違ったのかなぁ」
「え……?」
 ユキの言葉にイツキが立ち止まる。ユキが少しだけ、しまったな、という顔をする。
 しかしすぐに笑顔を浮かべた。
「……なんて。あははっ! じょうだん! びっくりした?」
 ユキが笑う。半ば無理やりな笑顔。今まで何度この笑顔を見てきたのだろう。
「……? イツキ?」
 時々見え隠れするユキの苦しみ。イツキはユキを助けられない自分が悔しかった。守りたかった。ずっと。
 イツキは何もいわず、考えた。どうすればいい? どうすればユキに自分の気持ちを伝えられるだろう。
 大丈夫?でもなく、元気出せよ、でもなくもっと他の言葉で。
 たとえば?そう、たとえば……何だろう。
「ねぇ? イツキ? 大丈夫?」
「……ダメなの?」
「え?」
 イツキが絞り出すような声で訊く。肩がかすかに震えている。
「僕じゃユキの力になれないの?」
「ちょ……イツキ?」
「ユキは僕を頼ってはくれないの? 僕はユキの事を大切に思ってるのに……」
 イツキの頬に涙がこぼれた。ユキがはっとする。イツキが泣いている。めったに見せないイツキの涙。
「僕が情けないから……ダメなの? ユキ……」
 イツキはユキを見つめた。まっすぐな瞳で。小さい頃から変わらない、純粋なまっすぐな瞳で。
 叫ぶように言うイツキ。ユキはそんな風に話すイツキを初めて見た。
「だったら僕、頑張るから! ユキを守れるように頑張るから!
 だから……僕を見てよユキ。僕がいるよ。レイさんがいなくても……」
――イツキは私を見ていてくれた。それなのに私は……
「僕はユキの事……ずっと……」
 ふっとイツキの言葉が途切れた。イツキがユキに倒れ掛かる。ユキはイツキを抱きとめたまましりもちをついた。
 ユキが驚いて小さく悲鳴を上げる。
「イツキ? ちょっと! イツキ……?」
 イツキは目を閉じたまま動かない。イツキの体は熱かった。微かにもれる呼気も熱い。
「イツキ? ねえ、しっかりしてよイツキ! イツキってば!」
 イツキはぐったりしたままユキにもたれていた。
 小さな声でイツキは何かを言っていた。僕が守るから、と。
 こんな状態なのに自分を心配してくれるイツキの気持ちがユキにとってどんなに暖かいものだったか。
 しかし、ユキは他の感情を抱いていた。
――いやだ。怖い。
 ユキの体が震えた。この感覚。この感覚は……大切な人を失う痛み。苦しみだ。
「イツキ!」
 ユキはイツキの体をぎゅっと抱きしめた。失いたくない。その一心で。

 イツキが運ばれた病院にユキはいた。イツキの両親は仕事で海外にいる。イツキの高熱の原因はわからないそうだ。
 イツキは苦しそうに息をしている。
「イツキ苦しいの……?」
 ユキはイツキの手をきつく握った。熱い手……。
「イツキ……しっかりして! 私……ここにいるから!」
 大切な人を失いたくない……。ユキは必死に訴えた。
 ねぇ、イツキ。聞こえる?聞こえるでしょ?私の声、届いてる?
 ごめん。ごめんね、イツキ。いつも、私のせいでひどい目にあわせちゃってごめんね。
 ユキはさっきよりも強くイツキの手を握った。
「もう嘘つかないから……。もう二度とイツキに嘘つかないから! 私イツキが大好きなの……!!」
 ユキは強く強く願った。
――神様お願いです。イツキを助けてください…もう大切な人を疑ったりしないから
  だからもうこれ以上、私の大切な人を奪わないで下さい……!
 ユキはイツキに顔を近づけた。そのときだ。イツキが目を開けたのだ。
「イツキ……!」
「ユキ……? 僕……何して…?」
 ユキはめいっぱいイツキの頬をはたいた。涙があふれそうだ。
 イツキがぼんやりと、というか呆然とユキを見つめた。
「ユキ?!」
「イツキの馬鹿! 私がどれだけ心配したかわかってんの?!」
 ユキの目からは涙がとめどなくあふれていた。イツキはおろおろしている。
 どうしたらいいかわからず、今の状況を把握しようとしているイツキ。
「ごめん……僕、なんだかごめん……」
「あやまんないでよ……馬鹿……」
 ようやく、今するべきことがわかった。イツキは起き上がってユキの頭をなでた。
「もう大丈夫だから……泣かないで?」
 イツキはやさしく微笑んだ。そうだ。僕はずっとこうしてあげたかったんだ。
 泣いてるユキを抱きしめて、慰めてあげたかったんだ。ずっと。今まで。
「心配かけてごめん。それと、ありがとう」
 イツキはユキにそういってユキの頭をなで続けていた。

 ユキはイツキに全部話した。今まで自分がついてた嘘も、変わった理由も。イツキは静かにそれを聴いていた。
「ごめんねイツキ。今まで信じなくてごめん……」
 イツキはそっとユキを抱きしめた。うれしかった。ユキのことを知ることが出来て。
 そっとささやくようにイツキは言った。
「大丈夫。僕がいるから。たよりないかもしれないけど……」
 ユキはユキで自分が一番したかったことをした。一番伝えたかったことをイツキに伝えた。
「イツキ。私ね……イツキが大好きだよ」
 ユキはイツキの頬にキスした。イツキの顔が赤くなる。イツキは深呼吸していった。
「僕も……ユキの事好きだよ」
 イツキの顔がさらに赤くなる。イツキはそのまま恥ずかしそうに顔を伏せてしまった。
「ありがと」
 ユキが言うとイツキはやっと顔を上げた。イツキがぎこちなく笑う。
 ユキもつられて笑っていた。二人は優しい微笑を浮かべていた。幼い頃のように、幸せそうに手をつないで。

エピローグ
 中学校の卒業式の日。ユキはイツキの家に来ていた。一緒にお昼を食べた後、ユキが笑っていった。
「ねぇイツキ。私、もう時間が戻ればなんて考えないよ」
「何で?」
 イツキがユキに聞く。ユキは答えかけて、やめた。今のところは、答えなくていいや。
「ヒミツ。あ、ねぇ、写真撮らない?! 記念に!」
 突拍子のないユキの提案にイツキは一瞬驚いた。しかし、いつものことだ、と苦笑する。
「……うん」
 イツキは笑ってうなずいた。

「よしっと。じゃあいくよ!」
 ユキはセルフタイマーのスイッチを入れてイツキの横に戻った。ぴったりとイツキに自分の体を寄せる。
 イツキが恥ずかしそうに抵抗した。照れているのだ。すごく。
「ちょっと……ユキ、くっつき……すぎ……」
「いいのっ!」
 ユキはもっとイツキにくっついてみせた。イツキが緊張して体をこわばらせる。
 カシャッ!シャッターが切られた。美しい幸福の一瞬。
 笑ったユキと少し照れているイツキがうつっている。
――もし時間が戻るならなんて考えなくていい。今、私はとても幸せだから。
  大切な人と作る未来なら信じてみたいから。過去を振り向かなくても生きていける。
  私はもう一人じゃないから……。

「ねえイツキ」
 写真を撮り終わった後、ユキはイツキを呼んだ。イツキが少し身構えながら近づいてくる。
「何?」
「あのね、イツキ……」
 ユキがイツキにささやく。
「何?聞こえないよ」
「だから……」
 ユキはイツキにちゃんと聞こえるように言った。
「ずっと一緒に居ようね!」と……

2009/08/08(Sat)14:05:57 公開 / 白い子猫
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■作者からのメッセージ
初めて投稿させていただきました。
かなり未熟な作品ですが、ここまで読んでくださってありがとうございます。
誤字、脱字や書き方の問題などもあると思います。
これから少しずつ上達していきたいので、アドバイス等、よろしくお願いします。

八月八日 少し書き直しました。引き続き、アドバイス等、よろしくお願いします。

作品の感想については、登竜門:通常版(横書き)をご利用ください。
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