『瞬華。―お決まりの言葉―』 ... ジャンル:恋愛小説 未分類
作者:coffee
あらすじ・作品紹介
1回も彼氏ができたことない彩加は気にならなかったクラス男子をバカなので好きに?この恋叶うのか?
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今年も長い夏は過ぎて、寒い冬に変わってしまった。
やっぱり、恋は進展されずに1年の終点を迎えてしまうのだろう
『川島 彩加』
明るい性格。自分的にはモテはするが、彼氏イナイ歴は13年。歳は13歳。生きていた中で彼氏は1度もいないわけで。
「はひぃ!憂鬱すぎっしょぉ」
『憂鬱』は毎日のお決まりの言葉。
だって憂鬱すぎだから。
そんな彩加にも好きな人が最近出来ました!!
『長谷川 建都』様。
いや。さ??本当に好きだから。様っていうわけで
―1か月前―
「憂鬱!」
お決まりの言葉キターーー!。しつこいな。もう自分でわかります。おこちゃまじゃありませんから!
「るっせーよ。毎日毎日」
「え?建都!?あんたこそうるさいわよ!」
私、彩加は
『毎日』という言葉にストライクしてしまいました。バカと思うなら思ってください。
だって!!だって!
毎日=ずっと見てる でしょう!!
いやいや。もう一度言いましょうか?
バカと思うなら思ってください。どーぞどーぞ。思う存分!!
「これぞ本当の恋!(キラーン」
「うるさいわね。あ、今日も憂鬱っていったの?」
「わかってるくせに。でもね?もう憂鬱じゃないの」
「は?意味わからないわよ」
「恋をしてしまったから!心がいっぱいだ〜❤」
「え!?あんたが恋!?鯉の間違えじゃなく!?」
「なんで鯉なんだよ!!ていうか食べれるの!?ラブ!!ラブだから!!」
「しししし信じられないわ。続くわけないわあああああああ!!」
「おい親友!!信じろ!!親友よぉぉ!!」
「ま、まぁ。健闘を祈るよ。せめて長くなりそうだから相談だけはやめて?」
「本当に最悪なともだちね?まぁいいわ」
「うん。頭しっかりと」
「殺していい?」
それから三日後。
「建都!!ご、ごめんね?よびだして」
「おー。めんどくさかったけどいいよ」
「最後の言葉余計だけど!」
「んでぇ?なによぉ」
「けだるっ!!まぁいいわ。建都!私を好きになりなさい!!」
「はい?」
「あ、あれ?」
言葉のキャッチボール!!建都〜?
あ、現実見ないと。
もしかして…
いや。絶対。
「私ちょー言葉間違えてる?」
「ふっははははは!罰ゲームか??うんうん。がんばったじゃねーか!お疲れさん!」
「は…はい」
私の恋あえなく沈没。
「うっしゃあ!次行くぞぉ!!明日じゃああああああああああああ!!!」
「え??あんたフられたの!!明日って……毎日告白すんの!?」
「だから本当に恋したって言ってるでしょ?」
「ありがた迷惑って知ってる?」
「うん。で?」
「だめだこれは!!」
記念すべき200回目に突入しました。たぶん。彼氏【仮】が数えてたら教えてもらおう!!
「おめー俺数えてっけど、200回だよ。ハッキリ言っていい?もう結果わかってるでしょ?」
「うぅーーーーーーー!!!!諦めいからね??聞くだけ聞いて!!」
「まーいいけど」
「好きだよ。建都が大好き」
「もう言うしかねぇかな。うん。ーがしょーがねーから付き合ってやるよ」
「え?」
「てめー気がつくだろ??そんな直球なやつ惚れないやつがどこにいる!!」
「ま、まって。みんなならしつこいって」
「おれだけか??これ」
「うん。あたしもだけどね!?」
「バーカ」
「バカでいいよ」
完
2009/03/14(Sat)22:28:28 公開 /
coffee
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■作者からのメッセージ
201回にするのは悩みました…!!!
前は101回とかずっと思ってたんだけど、ありきたりなので?
頑張ります!!てーか頑張りました;;
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