『彼の空 1〜3章』 ... ジャンル:恋愛小説 恋愛小説
作者:マコ
あらすじ・作品紹介
誰のことも信じられず、自分の体を傷つけていた愛。そんな愛は拓磨という1人の男の子と出逢った。彼は少しずつ、でも確実に愛の心を開いていった。そして、いつの間にかお互いが大切な存在に。そんな2人の前には1つ大きな問題が。愛と拓磨の淡く、切ない恋の行方の完結編。
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私を理解してくれる人など居ない。今までだってそうだったし、今さら理解してほしいなんて思わない。
「私を理解する大人なんて居ないんだ。」
私はいつもこんな感じだった。希望と言うものを知らず、知ろうともしていなかった。
「誰にも理解されなくていい。」そう思っていた。
でもあの人は、意図も簡単に私の心に光を射した。
彼と出会ったのは3年前。
あの頃の私は命なんかどうでもいいと馬鹿なことを考えていた。
だから、あの日も私は自分の体を傷つけた。恐ろしいことだけどそうしないと自分の存在価値、生きているという実感を感じられなかった。
そうして私は病院に運び込まれた。
両親は来なかった。私に構っている暇などない。と言っていたらしい。
期待なんかしてなかったけど悲しかった。
子供というものは、何度裏切られてもやはり親を信じてしまう。
たとえ後で傷つくのは自分だということがわかっていても。
そんな中に立たされた私は、1人泣いていた。
病室は大部屋だったが、そんなの私にはどうでも良かった。
どうせここにも私の居場所なんか無いのだから。
次の日、朝目覚めたら、母親が病室に来ていた。心配して来た訳ではない。
「恥をかかせないで。」そう言って帰っていった。
気がつくと私は泣いていた。すると、誰かがち近づいてきた。
「どした?どっか痛い?看護婦さん呼ぶ?」そう言った。年の近そうな男の子だった。
でも、私はなにも答えなかった。
「もしかして耳、聞こえない?」そう言って手話らしきものまでしてくれた。
私は病室から飛び出した。
そして、階段を駆け上がった。傷は痛んだが、そんなことはどうでも」良かった。
どうせ自分で付けた傷だ。
私がたどり着いたのは屋上だった。小さなベンチが3つと、物干し竿があるだけの屋上だった。
誰も居なかった…。しかあい、なんとなく懐かしかった。
私の家もこんな感じだ。誰も居なくて音1つしない。
そんな雰囲気の中、私は今までの気持ちが全て込み上げてきた。
そしてその記憶は、涙に変わった。
そうした中で私は、空を見上げた。私は死にたくなると空を見る。
「私もいつか、自由な空になりたい。」そう思っていた。
手すりに手をかけた瞬間、「ガチャ」扉の開く音がした。とっさに後ろを振り返る。
さっきの男の子が息を切らして出てきた。
男の子は私に気づくと、私に駆け寄ってきた。
「何してんだよ!危ないからこっち来い!」そう言って私を手すりから引き離した。
私は彼を睨んだ。そして大声で叫んだ。「邪魔しないで!!!」
その瞬間、私の頬に激痛が走った。思わず彼を見る。
彼は静かに言った。「死にたいなんて簡単に思うなよ。生きたくても生きれない奴だって居るんだぞ。」そう言った。
彼は目に涙を溜めていた。
彼は真っすぐ私を見つめていた。
「ごめんなさい。」私の口から言葉が漏れた。
彼は優しく微笑んで、「ごめんな、赤くなってる。」そう言って私の頬に触れた。
私をこんな風に扱ってくれる人は初めてだった。
「耳。聞こえてるんだったら逃げないでよ。」そう言って笑った。
「ごめん、なんか分かんないけど、逃げちゃった。」そう言うと、
「そんな謝らなくていいよ。じゃあ改めまして、俺は拓磨。三浦拓磨。」そう言って優しく微笑む。
「あんたは?」彼にそう聞かれて、「あい。松田愛。」
「愛って言うんだ。何歳?」なんでこんなに聞いてくるんだろ?でも彼と話してたら落ち着く。
「16歳。」そう答えると「俺と一緒。」そう言って笑う。
「よく笑うんですね。」口が勝手に動いた。私からこんなこと、言うなんて。
信じられない。「人生楽しまないと♪」そう言ってまた笑う。
私は思わずうつむいた。急に自分が恥ずかしくなった。
「愛はなんで死にたいの?」急にそんなことを聞かれた。
「えっ!?」思わず聞き返した。
「だから、なんで死にたいの?」真剣な顔で聞いてきた。
「そうじゃなくて、名前。」そう言うと、不思議そうな顔で私を見る。
そして、「俺らもう友達じゃん♪だから呼び捨て♪愛も俺のこと拓磨でいいから♪」
こんな風に言われたのは初めてで、動揺した。
この場から離れようと思って立ち上がった。すると拓磨の手が私の手を引っ張った。
「もう行くの?」上目使いで私を見る。
足の力が抜けてその場に座り込む。
「愛!?大丈夫!?」心配そうな顔で私を見る拓磨。
気がづくと病室に居た。「ん、拓磨?」しかし、そこには誰も居なかった。
やっぱり私の思い過ごし。彼も他の人と一緒。また涙が溢れた。
なんでこんなに泣いてるんだろ?今までこんなこと何回もあったのに。
そうしてたら、病室のドアが静かに開いた。
入ってきたのは彼だった。
「あっ愛起きた!?愛、貧血起こしたみたいで。ごめん。」目に涙を溜めて謝る拓磨。
こんな人、初めて。「大丈夫だよ。そんなに謝らなくていいよ。」今は死にたくない。そう思った。
こんなに穏やかな気持ちになれた。本当に幸せ。このまま時間が止まればいいのに。
そんな余韻に浸っている私に拓磨は言った。
「愛さ、その手の傷ってリストカット?」一気に空気が重くなった。
「あはは、見られちゃったか。やっぱり軽蔑するよね。」リストカットしてる子なんて引かれるだろうな。
「死んだりしないで。」そう言った拓磨。予想外の言葉に驚いた。
拓磨は涙まで流してる。私のため?
拓磨は本当に優しかったね。いつも人のことばっかり考えて。
拓磨は本当にスゴイよ。
でも私はそんな拓磨の言葉を無視して「拓磨はなんで入院してるの?」と話をそらすことしか出来なかった。
私の言葉に拓磨は戸惑ってたけど、いつものように優しく微笑んで
「ん〜俺も詳しいことはしらないけど小さい頃の病気がちょっとな。」そう言った。
なんで拓磨はそんなに笑えるんだろう。私には無理だよ。
楽しい話をしてる訳じゃないのに。
この時、私はまだ拓磨が何を考えてるのか分からなかった。
〜2章〜
拓磨は私の病室の隣、303号室に居た。
拓磨は自分の部屋に居たくない。そう言っていた。
彼の部屋は個室。音1つない自分の部屋に居るのがつらい。
拓磨のそんな気持ちを私は理解できた。
拓磨のことをもっと知りたい。そう思い始めた。
彼は毎日、私の病室に来てくれた。
拓磨のおかげで私は病院の人たちと打ち解けられた。
拓磨は本当に元気だった。
病気が再発した。そう言われたけど全くそんな風には見えなかった。
このとき、私は拓磨のことを理解している。と勝手に思っていただけで
本当は拓磨の気持ちも、体のことも何もかも理解していなかった。
ある日、私の退院の日が決まった。
退院するとわかった日の午後、拓磨が私の病室に来た。
「屋上行こ♪」いつものように優しく笑う拓磨に引っ張られながら、私たちは屋上に向かった。
拓磨と来たのは2回目だった。
拓磨は私を屋上に近づけなかった。
きっと私が心配だったんだと思う…。拓磨はホントに優しいから…。
私自身も屋上に近づこうとは思わなかった。
拓磨と出逢って私は変わった。自分からもっと生きたい。そう思う自分がいた。
私は、変われたんだろうか…?
きっと、変われたのは今、私の横で笑っている拓磨のおかげだ。
「寂しくなるな…。愛が居なくなっちゃうなんて…。」おもむろに口を開いた拓磨はそう言って、空を見た。
どうしてそんな悲しそうな顔をするんだろう…。
「拓磨にはいっぱい友達居るじゃん。私もまた…遊びに来るから♪」わざと明るく言った。
拓磨のそんな顔見たくない…。拓磨にはずっと笑っていてほしい。
「そうだよな…永遠の別れって訳じゃねーんだし。俺も早く退院できるように頑張る。」
そして拓磨は笑った。やっぱり拓磨は笑ってるほうがいいよね。
この笑顔で私は、大事なことを思い出すことができた。
拓磨が笑っててくれたら、私はなんでも頑張れる。そんな気持ちが次第に強くなっていく。
私、拓磨のこと好き…なのかな…。
でも、拓磨にそんなこと言ったら気まずい…よね…。
言わないほうがいいに決まってるよね。
次の日、私は荷物をカバンに積めていた。そこに拓磨がやって来た。
「本当に退院しちゃうんだな…。」微かに涙を浮かべた瞳で私を真っすぐ見る。
「うん…。でももうリストカットなんかしないから。拓磨も早く退院できるように頑張って♪」
私はそう言うことしかできなかった…。
拓磨のあんなに悲しそうな顔は見たことがなかった。
そして私たちは約束した。
「毎日、来るからね。」私も瞳に涙を溜めていた。
「無理すんなよ。俺は愛が元気で居てくれたらそれでいいよ。」そう言ってまたいつものように笑った。
いつもの拓磨に戻って良かった。そう思っていたら…。
「愛…さ。俺が死んだらどうする…?」体に電気が流れたみたいだった…。
「…………」頭が真っ白になって何にも言えない…。
「あっ!もしもの話だからな♪」やっと私の口が開いて、
「あ ^もう、ビックリするじゃん。拓磨が死んだら私、泣いちゃうよ。もしかしたら寂しくて死んじゃうよ…。」
そう言うと、拓磨に抱きしめられた。
「泣いたりすんなよ…。」拓磨が微かに震えながら言った。
私は体中が熱くなるのを感じて、拓磨から離れた。
「あっ、ごめんごめん」なんだかいつもと拓磨の様子が少し違う…。
「ううん。大丈夫。…じゃあまた、明日ね。」変だと思いながらも拓磨に言った。
「うん…。今までありがとうな。愛…。」そう言った。
とっさに私は後ろを振り返った。
「冗談、冗談。また明日な。」そう言って笑っていた拓磨の顔。
今でもはっきり覚えている…。
あのときに、私がちゃんと気づいてれば良かったんだよね…拓磨…。
その夜、久々に家に帰った私は拓磨のことばかり考えていた。
拓磨のあの顔を思い出すだけで、胸が締め付けられるような感覚になった…。
「でも、明日会いに行けばいいんだよね。」誰も居ない部屋で私は一人つぶやいた。
次の日、久々に学校に行った。
そんな私をクラスメイトは物珍しそうに見ていた。影で私の話をしている…。
「あいつ、死んだんじゃなかったっけ?」
「バーカ、未遂だよ未遂。」
そんな言葉がクラスのあちこちこら聞こえてくる…。
でも今の私の耳には届かない。
早く拓磨に会いたい。その想いだけが私の中にあった。
でも、そう想うたびに時間が進むのを遅く感じた。
2時間目、3時間目…。そして3時45分。やっと学校中に私が待ち望んでいたチャイムが鳴った。
チャイムの音が鳴り終わるとともに教室を飛び出した。
私が真っ先に向かったのは、もちろん拓磨の居る病院。学校から真っすぐにのびた桐恵川沿いを行けば数分で着く。
早く拓磨に会いたい…。その気持ちが高ぶる。
でもこんな日によって、病院への道のりは長く感じられた…。
急いで行こうと思って走る。
でも私の足は言うことを聞かなくて、うまく走れない…。
足がもつれてその場に倒れこんだ。
怪我はしてなかったけど、靴の紐が切れていた…。
「縁起悪…。」そう思った瞬間に背筋がゾッとなった…。
私の中に一つの疑問が生まれた…。拓磨になにかあったのかも…。
そう思うと居ても経っても居られなくなって、走り出した。
病院に着いたのは、4時10分…。いつもの倍はかかっていた。
私は、早くこの胸に突っかかった不安を取り除きたくて懐かしい拓磨の病室に急いだ。
病院はいつも通りで、静かだった。
いつもなら拓磨のにぎやかな声が聞こえるはずなのに今日はなぜか聞こえない…。
拓磨を慕う小さい子達の声も聞こえない…。
そんな環境が私を不安にする。
拓磨の病室の前にたどり着いた私は、やっと異変に気付いた。
病室からは、拓磨の声が聞こえない…。
聞こえるのは先生たちの焦った声と、拓磨のお母さんの悲しみの声だった…。
私の頭はすぐに今、拓磨の置かれている状況を察知した。
でも私はそれを拒否していた…。そんなこと考えたくなかった…。
でも、私の体は私が今、1番行かなくては行けないところへ歩き出す。
拓磨の病室に入った…。
そこには、呼吸器をつけられてベットに横たわる拓磨の姿があった…。
頭の中が真っ白になる。その場に立ち尽くしている私に、気付いた拓磨のお母さんが言った。
「拓磨ね、ガンなの…。愛ちゃんには言うなって言われてたんだけどね…。」
ガン…?拓磨が…?あんなに元気だった拓磨が…?
私に生きる希望を与えてくれた拓磨が?何かの間違い…?
そう思うことしかできなかった…。
「愛ちゃん…拓磨のそばに行ってあげて…。あの子、愛ちゃんに会いたがってて…ずっと呼んでたのよ…。」
拓磨のお母さんが、そっと私に呼びかける…。
そして拓磨のお母さんに背中を押されて、拓磨の横たわっているベットに近づいた…。
「拓磨…。」声にならないような声で拓磨に呼びかける。
「拓磨…。」何度も何度も呼びかけた。
すると、拓磨の意識が微かに戻った。
「あ…い…。」私の名前を呼んでいる…。
「拓磨…ここに居るよ。」やっと声になったような声だった。
そう言うと拓磨は笑って、「最後に…愛に会えて…良かったよ…。」瞳には涙が見える。
「最後なんて、言わないでよ…。私、拓磨が居ないと…生きていけないよ…。」私の瞳から涙が溢れ出す。
「俺…愛に会えて幸せだったよ…。スゲー楽しかった…。」
今まで拓磨と過ごした日々が私の中を駆け巡る。
とっさに拓磨の手を握った。
「愛の手…スゲー温かいな。俺…愛と離れたくないな…。」拓磨は真っすぐ私を見る。
今、私の気持ちなんか言ったら拓磨…困っちゃうよね…。
でも…このまま言わなかったら…。
そんな私に先生は、「愛ちゃん、言いたいことは早く…。いつまで持つか…。」先生までもそんなことを言う。
拓磨のお母さんも静かに見守ってる。
そして「拓磨…置いていかないで…。ずっとそばに居てよ…。」声を振り絞った。
こんなことを言った私を、拓磨はどう思ったんだろう…。
最後くらい心配かけないように、笑ったほうが良かったのかな…。
でも、私の頭はそこまで回らなかった。
ただ、目の前に居る大切な人を失いたくない…。その気持ちしかなかった。
拓磨は微かに笑って、「ごめんな…愛は連れて行けないや…。でも、俺はいつも…愛のそばに居るから…。」
そう言って私を気遣ってくれる拓磨。
こんなときでも、人のことばっかり気にかける拓磨…。
拓磨も頑張ってるんだよね…。怖いに決まってるのに…。
私がしっかり笑って、拓磨の分も笑わないとね…。
心の中で何度も言った。
「拓磨…私、頑張るよ。拓磨に心配かけないように頑張るから、拓磨…元気でね…。大好きだよ。」
私がそう言うと拓磨は安心したように笑って、息を引き取った…。
その日の病院は、太陽に照らされない花のようだった。
大切のものを失った、静かな病院…。
誰もが拓磨の死を悲しみ、受け入れることが出来なかった…。
私自身、まだ信じられないよ…。
拓磨が死んで3年。
私は毎日、拓磨との思い出の詰まった病院に通っている。
拓磨が息を引き取った後、拓磨のお母さんから手紙をもらった。
「あの子…自分になにかあったら愛ちゃんに渡してほしいって言ってたの…。」そう言われてもらった手紙。
拓磨の気持ちがたくさん詰まった手紙。
愛がこの手紙を読んでるってことは、俺はもう居ないんだな…。今まで黙っててごめんな。俺、実はガンなんだ…。愛に心配かけたくなくて言えなくて、母さんたちにも黙っててもらってたんだ。先生たち責めたりするなよ。
愛は俺の分も笑って。俺が生きれなかった分は愛が生きて。
最後にこれは自分で言いたかったんだけど…。
無理そうだしここに書くよ。
俺、愛のこと大好きだよ。ずっとこれからも…この気持ちだけは変わらない。
愛のこと、絶対忘れないから。
愛も俺のこと忘れないで。
これは、永遠の別れじゃないよ。
いつかまた、俺たちは会えるよ。そんな気するだろ…?
じゃあそれまで、元気でな♪
PS:俺は空になってずっと愛のこと見てるからな♪
今にも拓磨の声が聞こえてきそうだった…。こんな手紙もらったら泣いちゃうじゃん…。
そして、涙が溢れ出す。
拓磨と過ごした短い時間。その中には言葉では表せないほど大切な思い出が詰まっている。
拓磨の手紙には告白が書いてあった。私はもう一度、手紙を読み直した。
すると、その告白の部分は何度も丁寧に書き直していた。拓磨らしい。
思い出し笑いをする私の頬にはまだ涙が…。
拓磨と約束したのに…。
泣かないって、心配させないって約束したのに…。
病院の屋上に上がった私は、空を見上げて拓磨の居る空に叫んだ。
「こんな大事なことくらい面と向かって言え〜!…次会ったらちゃんと言ってね。」
そう言って、拓磨の居る空を見る私にもう涙はない。
これで泣くのは最後だよ。
これからは、拓磨のこと思い出したら笑うからね。
そしたら…きっと、拓磨は笑っててくれるよね。
太陽は何回沈んでもまた出て来るんだよ。
きっと、拓磨とももう一度会えるよね…。
そう信じて、私は拓磨の分も生きていくよ。
*END*
2009/03/12(Thu)20:27:55 公開 /
マコ
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マコさん
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■作者からのメッセージ
今まで読んでいただいてありがとうございました。
これで「彼の空」は完結です。
皆さんの期待を裏切ってしまったかもしれませんが、
これからも頑張って書き続けたいと思ってるので
また読んでいただけたら嬉しいです。
本当にありがとうございました。
作品の感想については、
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の『文庫本的読書モード』。
CSS3により、MSIEとWebKit/Blink(Google Chrome系)ブラウザに対応(2013/11/25)。
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2020/03/28:Androidスマホにも対応。Noto Serif JPで表示します。