『闇守人ーTotentanzー』 ... ジャンル:ファンタジー 異世界
作者:六花                

     あらすじ・作品紹介
 世界を壊そうとする異形達がいた。 世界を守ろうとする異形達がいた。 特別な魔力を宿す<宝石>に魅入られた、心の壊れた死神がいた。 沢山の異形達が、まだその世界には存在していた。 会うべきではない者達が、出会って。 其処から始まった物語。

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 ++

 始まりがあると終わりがある。
 始まりの先には終わりしかない。
 終わりの為に,始まりが有る。
 終わりの始まり、始まりの終わり。
 終われば其処には何も無い。
 『無』とは何だろう。
 終わりの後と始まりの前にあって。


 けれども其処には、何も無い。

 光と闇の狭間、何も無い所から全てが始まった。
 
 その世界には色々な種族が存在していた。
 大きく分けるならば、『人』『異形』『竜』『死神』。
 そして、その世界にはある特別な『石』があった。
 掌に乗る程度の小ささからは考えられない程にとてつもなく莫大な魔力を秘めた、十個の『魔石』。
 それぞれがその色にちなんだ、特別な能力を秘め、そしてその石にはその魔力が実態化した『何か』が宿っていた。
 その10個とは、
 『無』、宿るモノは神獣。
 『闇』、宿るモノは魔獣。
 『灰』、宿るモノは死神。
 『白』、宿るモノは聖獣。
 『紅』、宿るモノは化猫。
 『橙』、宿るモノは妖狐。
 『紫』、宿るモノは幻獣。
 『蒼』、宿るモノは竜神。
 『翠』、宿るモノは精霊。
 『金』、宿るモノは妖鳥。
 そう伝えられていた。
  
 けれど、それはあくまで伝説であって真実は誰にもわからなかった。
 それらが出現した時には必ず、そこにある国は滅んで何も残っていなかったから。
  
 何時の頃からか、それらの石には代々『闇守人』とも呼ばれる『保持者』が現れた。
 保持者は石を所有し石を守り、石は保持者に莫大な力を与える。
 保持者の体に宿る事で魔石は滅多な事でなければ暴走する事は無くなった。
 保持者が殺されれば、石もそれに宿るモノも共に滅する。
 但し。
 但し、石は数十年、時に数百年の時を経て再び甦り新たに選んだ保持者に宿る。
 まるで意志があるかの如く。
 
 始まりと終わりを挟み、魔石は永遠に世の中に存在していた。
  
 
 
 +プロローグ・真っ赤な世界+


 夜の闇に包まれたその街を、淡い光を放つ真っ赤な紙吹雪が舞っていた。
 人の形をした夥しい量の紙吹雪がまるで意志があるかの様に縦横無尽に飛び回り、見渡す限りの視界を全て真っ赤に埋め尽くしてしまっていた。
 まるで遠目から見れば紅蓮の炎の如く夜に包まれたその街。
 やがて炎の勢いが終息に向かう様に、紙吹雪の動きがゆっくりと止まった。
 ぴたり、と空中で動きの一瞬止め、ザァァァッ、と何かに吸い寄せられるかの様に一カ所に集まって行く。
 一カ所に集まり、そして急速に何かの形を作り出し始めていた。
 肩まで伸びたざんばらの紅い髪。
 凍り付いた様に冷たい暗く淀んだ赤色の瞳と、同じく氷の様な美貌。
 そして、真っ黒な着物の様な服。
 最後に、残った紙吹雪達が人型から花、あるいは蝶へと形を変えその黒い着物に張り付き、色鮮やかな模様を織りなしていく。
 最終的に其処に居たのは、黒地に様々な花や蝶の模様をあしらった着物の、赤い髪に赤い瞳の美女だった。
「…………」
 彼女は何も言わずに、空中から地面へと降り立った。
 ピチャッ、と水の跳ねる様な濡れた音が響く。
 否、水では無い。
 それは赤い。
 血だ。
 地面を、建物の壁を、そして道に植えられている木や花々から、さながら雨上がりの雫の如く滴っている血。
「………あはっ」
 その真っ赤な世界の中を、彼女は進む。
 更に赤く染まりながら、進む。
 時折倒れている人々には目もくれない。街を赤く染める原因となった街中の住人は、既に紙吹雪によって体中を切り裂かれ、辺り同様真っ赤に染まって打ち捨てられていた。
「あははっ、あはははははははっ!!!」
 それでも彼女は笑っていた。むしろ、大掃除を終えた後の様な清々しい笑顔を浮かべながら。
 と、その時。
「……何で」
 ゆらぁり、と一つだけ彼女以外に動くものがあった。
 少し癖のある黒髪、左右で色の違う瞳の、小柄で痩躯の少年だった。来ている服は上下とも黒く、少年だけは赤く染まっていない。かすり傷一つ負っていない様だった。
「あら……? 以外ねぇ、こんな坊やが残るだなんて」
 スッと目を細めると、女性はまるで緊張感の無いのんびりとした口調でそう言った。
「何で――――」
「何でこんな事をしたのか、でしょう?」
 凄まじい殺意の籠った視線で睨みつける少年の視線を悠然と受け止めると、女性は少年の言葉を遮ってそう後を引き取った。
「決まっているわ。この世界は腐っている………腐っているからまた一から作り直すの。それにはまず壊さないとね」
「……何、を…」
「宝石の魔力に魅入られて国々はすっかり宝石達に囚われてしまったわ。貴方にわかるかしら?そんなくだらない石屑の為に全てを壊されて滅茶苦茶にされた私達の気持ちが」
「何を言って……」
「この世界を浄化するの。永い永い時間は掛かるけれどそんな事は構いやしないわ。これはその第一段階、まだまだ浄化は始まったばかりなのよ」
「知るかよ、そんな事っ!!」
 殆ど叫ぶ様にして、少年は女性の言葉を遮った。透明な雫が頬を伝って、そして赤い地面に落ちる。
「意味わかんェよ、いきなりやって来て何もかもぶち壊しにして、あんたは、アンタの言う組織は……何なんだよっ!!」
 少年の、左右で色の違う瞳が不気味に光る。
 右目は紅、左目は蒼。
 普段ならば綺麗なのであろうその双眸は、今はとてつも無い殺意を宿して暗く冷たく光っていた。
 ズズズ、と少年の肌が黒見を帯びた褐色へと変貌する。
 額には金色の紋様。
「……!その姿……まさかまだ残っていたとはね。貴方が私の紙吹雪から生き残ったのは不思議でしょうがなかったけれど、それならば納得が行くわ」
 独り言の様に、静かに女性は呟いた。驚いた様子も特に無く、突如豹変した少年を淡々と見つめていた。 
「………繰り返してるだけだ……あんた達のしてる事は、過去に国がした事とかわら無い!!」
「一緒にしないでちょうだい……私達は違う。私達は腐り果てた世界を変える為……多少の痛みなど厭わない。変化には痛みが伴うものよ?」
「……!!!」
「もっともっと昔に、出来るならばこうなる前に………世界を、変えたかった」
「……じゃあ、なんで……!!!」
「あの頃の私達は無力だった……どうし様も無く無力だったわ……。守るだけで精一杯……それでも多くを失ってしまった…」
「……」
「けれども今は違う。私達は痛みと引き換えに強くなった……だから、今この世界を焼き払うの。痛みしか無い、泣いているこの世界を解き放つの」
 口を開きかけた少年に構う事無く,女性は淡々と語った。語り終わると同時に、背中から赤い蝶の羽根が広がり、そしてもう何も話し合う事無いとでも言いたげに飛び立つと夜の闇の中へと消えて行った。

 後には、少年だけが取り残された。
 少年は其処に佇んだまま、女性が消えて行った空を強く強く睨んでいた。
 何時までも、何時までも睨んでいた。


 その後の事は、誰も知らない。



 そして、200年程、月日が流れた。

 
 +1+

 高くそびえるその城門の手前に、それを見上げる様にして三人の旅人が立っていた。
 一人は煙草を吸っている、癖のある短めの黒髪に左右違う色の瞳を持つ、一見すると女に間違われても可笑しく無い程容姿端麗な青年。左目は蒼、右目は紅で黒いシャツに同じく黒いズボンと言う格好。腰に締めた龍をあしらった模様の太いベルトが少し目立っている。
 もう一人その青年程ではないけれど、やはり背の高い妙齢の女。ほぼ踵まである長い金髪に異常に色の白い肌には頬や額に赤で隈取りの様な模様が描かれている。大きな紫の瞳が綺麗で、それと同時に少し不気味な印象すらも与えていた。袖口が赤い黒のロングコートに膝まであるブーツ、それに丈の短い赤いスカートと言った出で立ちで、二人共少々旅をするには不向きな格好をしていた。後の一人よりはマシかもしれないが。
 最後の一人は、いわゆるゴシックロリータと呼ばれる服装で、白を基調とした人形を思わせる様なドレス、それとは対照的な鮮やかな赤い靴。腰の少し上まである黒髪の少女。顔は目深に被った可愛らしいヘッドドレスのせいで全く窺う事は出来無いが、僅かに覗いた肌は色が無いのではないかと思われる程白かった。他の2人と比べるとかなり小柄,普通に見ても小さい方。
「此処でいいんだね? シルフィード」
 紫煙をくゆらせながらゆっくりとした口調で、黒髪の青年がニコリと笑みを浮かべて少女の方を見た。
「……………此処……」
 シルフィードと呼ばれた少女は大分暫く経ってから、ともすれば聞き逃してしまいそうな程小さな声で其れだけ言って頷いた。
「やれやれ……まーた入国審査だの何だの受けなきゃなんないのかい。面倒だねぇ」
 気だるそうに口を開いたのは金髪の女。
「後から来る奴らみたいに適当に侵入しちまえばいいじゃないか」
「そうおっしゃらないでくださいよ、ベリアル。全員で不法侵入するよりはこちらの方がいいんです。後々言い訳が聞きますからね」
 美人な顔つきに似合わず物騒な事を言う金髪の女―――ベリアル――に、それをまた物騒な理由でなだめる青年。
「じゃぁ今度から私はそっちの後援部隊の方にまわす様に頼んどくれよ、メフィスト。あたしは面倒くさい事は嫌いなんさ」
メフィストと呼ばれた青年はクスクスと笑うとベリアルの方を見て、
「駄目です」
と、それだけきっぱり言った。
 嫌なくらい爽やかな笑顔だった。そして、実際嫌になったのかベリアルは思いっきりメフィストを睨みつけ、それからフン とそっぽを向いた。
 しかし、そんなベリアルの様子に構う事無くメフィストは微笑んだまま、城壁を見ていた。
 シルフィードが不意におぼつかない足取りでメフィストの前に出、そしてゆっくりと両腕を前に伸ばした。広げた手の平から蒼い光が零れ、何かの形を創って行く。
 りぃぃいん、と不思議な綺麗な音が高く、長く響く。
 そしてパンッ、と何かが弾ける様な音と共に青い光は長い優雅な尾羽を持つ白い鳥に変化した。瞳だけが、何処までも青い。
 白い鳥は真っ直ぐにシルフィードの手から飛び立つと空高く舞い上がり、すぐに見えなくなった。
 それを見届けた後,メフィストは二人を見て、
「さて―――――」
 そう言って、少し間を置いた後、ニッコリと笑って、
「行きましょうか?」
 それだけ言うと、城門の方に歩き始めた。
「………………」
 シルフィードは,何も言わずに歩き出して、
「……ったく…」
 小さく毒づいた後ベリアルも歩き出した。
 城門に向かって。そして、恐らくこれから起こるであろう惨劇に向かって。


 ++
 
 城門脇の屯所を覗いてすぐに、三人は入国審査など必要無い事を悟った。
 数人の番兵が本来ならばいる筈の、其処は。
 赤、赤、赤、赤、赤、赤,赤、赤、赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤――――――――――。
 人の姿は只の一つも見られない。人『だった』者の姿すらも、無い。ただ,床も,壁も、窓も、すべでが血に染まり真っ赤な空間と化していた。
「審査は必要無い様ですね」
 メフィストが淡々と言い、
「……むしろ助けが要りそうな感じじゃないか」
 そう返すとベリアルは屯所の扉を開けてすぐ、中に足を踏み入れる事無く其処に佇んだまま赤い空間を見て何所か楽し気に目を細めた。
「…………………中…入る…?」
 閉じられた城門、それをゆっくり指さしながらシルフィードが2人に問いかける。
 微笑してメフィストが小さく頷いた。それを見たシルフィードが何処からか小さな手鏡を取り出す。縁に花をあしらってある綺麗な装飾が施された、丸い鏡。
 其処に移っているのは、色違いの黒いドレスを身に纏ってシルフィードにそっくりの格好をした、けれどもやはり色違いの黒いヘッドドレスで顔を隠した金髪の少女。
 まるで光と闇、鏡の向こう側の存在。
 アズラエル<死の天使>―――――それが、鏡に映っている少女の名。
 鏡の向こう側の彼女、否、もう一人のシルフィード。
 否、それとももう一人のアズラエルなのか。
 互いに鏡の向こう側。
『フフッ……』
 小さく口元を歪めてアズラエルが笑みを零した。鏡の向こう側では無く、こちら側から聞こえてくる様な、それでいて危機間違いだったのではないかと思程微かな声。それでいて、何か寒気が走る様な冷たい笑い。
 やはりアズラエルの声が耳に届いたのかベリアルが僅かに眉をひそめシルフィードの手にする鏡を睨んだ。気に入らないとでも言いたげな視線。その視線に気付いてか,アズラエルは挑発する様にニィと笑んだ。
「…………」
 無言のままシルフィードがゆっくりと、なだめる様にベリアルの方を見る。暫く後、やっとベリアルは鏡から視線を外した。
 メフィストは相も変わらずアズラエルの笑い声にも動じる様子も無く閉じられた城門に軽く触れながら、
「不法侵入になってしまいますが……この場合は致し方ありませんね、何とか言い訳も立つでしょう」
 そう言ってベリアルが楽し気に、
「駄目だったらどうするさ?」
 そう混ぜっ返した。
「無理矢理納得させます、勿論」
 全く洒落になっていない話だった。
「…………」
 そんな二人の遣り取りには全く興味を払う事無く、まるでそんな事は無関係だとでも言わんばかりに完璧に無視してシルフィードが扉の前に立った。そして、手にした鏡を鏡面を自分の方に向けたまま扉に押し付ける様にした。そして、そのまま一言二言,小さく何事かを呟く。
 ぎぃぃい、と何かが軋む様な嫌な音が鏡から漏れた。其処には既にアズラエルの姿は無い。ただ、闇だけが映し出されている。いや、『映って』はいない。彼らの周囲はまだ夕暮れだったし、例え夜であろうとも鏡の中に広がる闇程暗くは無いだろう。そして,何の前触れも無くその鏡は巨大化し、三人の姿が余裕で映る程の大きさとなった。
 それはまるで”鏡”と言うよりは”扉”だった。
 鏡面に映るのは三人の姿では無く,闇。時折妙に歪んだ赤い光や青い光が走り、まるで異世界の様だった。
 否。
 あながち、それは外れた表現では無いかもしれない。
 そして、シルフィードは何も言う事無くその鏡の中に,入った。
 ず、と闇に飲まれすぐにその姿は見えなくなる。直後、鏡の内側からヒョイッとアズラエルが顔を出した。
『さぁサ、お二人さン? 早く来ないと置いてくヨォ?』
 からかう様に言って、ベー、と真っ赤な舌を出した。 
「言われなくても行きますよ…」
 挑発に乗る事無く穏やかに笑むと、メフィストは迷う事無くその鏡の闇の中に姿を消した。少し遅れて,思いっきりアズラエルを睨みつけた後でベリアルも中に踏み込む。
『アハハハハッ!! 恐イ恐イ、アハハハッ!!』
 耳に触るアズラエルの愉し気な笑い声が響き、そして闇の中へと消える。
 直後、真っ赤な光が鏡面から零れて,夕陽の茜色に染まった辺り一帯を血の様な赤に染めて。
 その光が収まった後には,其処には誰もいなかった。三人の姿は言うまでもなく、鏡も。
 城壁の外にある何もかもが、何事も無かったかの様に静かに夜を待っている様だった。
 

 
 鏡の中はまるで外とは違った世界が広がっていた。
 其処は闇では無く、ただただ純粋に真っ白な世界。
 完膚なきまでに無としか言い様が無い程、眩しいくらいに白い世界。
 上も下も右も左も……否、そんなものがこの世界には存在するのかどうか。
 取り敢えず、其処に4人は居た。
 
「……ったく、此処は何時来ても慣れない所さね。気分が悪くなるよ」
「そ。じゃぁ早く出て行けば?」
 方向感覚も何も無い世界に何処と無く不満気にそう呟いたベリアルに、あっさりとそう言って退けるシルフィード。案の定、鏡の中の世界では寡黙では無いらしかった。 
 しかも、毒舌。
 ギャップとしてはこれ以上無いくらい最悪だった。
「…………」
 言葉も無いベリアルだった。
 そんな気まずい沈黙を、メフィストは数回手を叩いて破る。
「はい、はい。そこら辺にしておいてくださいね,二人とも」
「いや、まだ何もしてねぇさ」
「わざわざ突っ込まなくても良いでしょう」
 どうもこの二人が揃うとボケツッコミ調の会話になるらしかった。
『メフィストォ? 此処デぐすぐすしてテいいのォ?』
 人を小馬鹿にした様な、小さな声。
 何時の間にかメフィストの隣に現れたアズラエルが、メフィストの袖を掴んで軽く引っ張っていた。
「……あ、そうでしたね」
『出口はこちらになりまァーーース、あははははは、あはははははハ!!』
 笑い声と共にアズラエルの姿は白の世界の中へと溶解し、彼女が溶け込んだ空間がぐにゃぁぁあ、と歪み始めた。歪みは更に広がり、そして見えたのは外の世界。但し、城壁の中の景色の様だった。

 

2008/03/17(Mon)05:33:07 公開 / 六花
■この作品の著作権は六花さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
+2/19→プロローグとか修正、更新。
+3/17→プロローグちょっと前修正(待)そして更新……(ぇぁ
………。………、……
小説って書き始めると案外スゴく難しいんですね。 
第一、後書きが思いつかない。小説で一番難しいのは後書きだと思う。(待)

初めまして,六花と申します…ちょいと気が向いて書き始めてみました(ぁそ)…何だか拙い文章ですが、これからも書き続けて行きたいです。アドバイス、ご指摘等ございましたら宜しくお願い致します、出来る限り直して行きます。


作品の感想については、登竜門:通常版(横書き)をご利用ください。
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