削除人DELETE-MAN｜縦書き表示ビューワ（MSIE、WebKit系ブラウザ用）

『削除人DELETE-MAN』 ... ジャンル：ファンタジー未分類 作者：Yの2乗: １２３４５６７８９101112131415161718192021222324252627282930313233343536373839404142
　０.opening

　灰色の冷たい空間の中で、引き金を引く音が響いた。少し遅れて、何かが破裂したような音。
「……外した」
　銃口から十メートルくらい先の、弾一つ分くらいの赤い丸から少し右に逸れた箇所に金色の弾薬が打ち込まれていた。サキは両手に握った銃を下ろし、その穴を恨めしそうに見つめていた。的に当たった様子はなく、その周りにいくつもの穴が開いている。一、二、三、四、五。先程のものを含めると、六発になる。サキは深く溜息をついた。
　実を言うと、当たったためしがない。彼此一ヶ月近く演習している――が、その成果は未だ見出されていなかった。がっくりと肩を落とす彼の目には、涙さえ伺える。
「何で当たらないかな」
　視線の先の白い銃は何も語らず。引き金を引いた指を嫌煙するかのように、ただ静かにそこに或る。サキは黒い髪をくしゃくしゃにし、再度溜息をついた。
　そんな彼の停止した思考を、ドアをノックする音が再生ボタンを押した。びくっと肩を震わせ、ドアに振り返る。
「どうぞ」
　キィ、と軋む重たいドアを開け、背の高い男が入ってきた。水色の長い髪を、後ろで結わえている。長い白衣が、彼の背の高さをより強調させていた。
「功安（こうあん）か」
　銃を腿のケースにするりと入れ、サキは的を見つめなおした。邪魔するな、というサキの顔を見て、功安は笑った。
「サキ、君の初仕事が決まった。今すぐ着替えてくれ」
「えっ？」
　サキは振り向き、にっこりと笑う親友の顔を、大きく見開いた目で眺めていた。

【削除人DELETE-MAN】

　団服はきつい。こう、ピチピチとした感じというか、なんというか。そう、締め付けられる感じが。
　久しぶりに着た団服に、サキは少し窮屈さを感じていた。団服の襟は首まであって、それでいて身体にぴったりと吸い付くようなものだからだ。初仕事に心を躍らせたサキだが、この団服を着るとなると、少々心が落ち込んだ。団服は入団式の時に着ただけだったのである。それ以外は薄いシャツ（しかもだぶだぶ）で生活していたので、多少動きにくいという感が残った。
　功安に案内され、「本部」の出入り口とも言えるロビーに着いた。広く丸い穴――ドーム型の天井の其処は、まさにその表現がぴったりだった。壁の黒と光の白のコントラストが、曖昧な灰色の印象を生み出す。
「う、わ」
　此処から任務に向かうのだ――という感動がサキの胸に押し寄せてきた。ようやっと一人前なのだ、と思え、華麗に銃を放つ自分の姿を思い浮かべた。不意に口元が緩んで涎が垂れそうになるのを、寸前で止めたが。
　すっと功安の指す方向に、団服を着た少女が腕を組んで立っていた。
「あそこに居るのが、今回サキとペアを組む削除人（デリートマン）だよ」
　長い切れ目が、彼女の印象を決めた。狐のようだ。しかし、それでいて狼のような鋭さがあった。美しく整った顔立ちが、更に彼女の強さを強調していた。強い意志を持っている、サキはそんな気がしてならなかった。
「や、セナちゃん。待たせたね」
　彼女――セナはへらへらと笑う功安を睨みつけ、サキをじっと見つめた。ギョッとしてサキが一歩下がったが、そんなことはお構いなしのようだ。
「これが新人？　功安」
　セナの問いに功安が無言で答えた。セナはフン、と鼻を鳴らした。
「あ、紹介するよ。この子は、サキ＝アリス。なりたてホヤホヤの削除人だ。サキ、此方はセナ＝コール。君より二つ上だ」
「よ、宜しくお願いします」
　たじろぎつつも、サキは手を差し出した。
　そんなサキを無視して、セナは昇降口へと足を運んだ。取り残されたサキは、「女の子に」無視されたことも手伝って、かなりのショックだったようだ。功安は「ああいう子なの。許してあげて」と言ったが、初仕事のパートナーと仲良く出来そうにないと思った彼には、その言葉は届かなかった。
「それじゃ、いってらっしゃい」
　ひらひらと手を振る功安が恨めしく思え、サキは答えなかった。がこん、と昇降管理システムが作動する音が煩く感じる。
　ロボット口調な女の人の声が、「行き先を確認してください」とモニターの表示と共に言った。
「第一行程のニ〇〇年。イリム砂漠のピラミッドまで」セナが言う。
「了承しました。データとの照合をしています」
　ピ、ピ、ピという機械音が妙に頭の中に響いた。サキは親指の爪を噛んだ。
　あまりにも最悪な初仕事のスタートに、口を尖らせ、隣の少女の横顔を見つめた。
――可愛いんだけどな。
　不愛想で、冷たい態度じゃなかったら。そんな風に思えてならなかった。スタイルもいいし、顔も整ってるし。前で分けられた髪も綺麗でいいんだけど。
「私」
　不意にセナが口を開いたので、サキは驚いて素っ頓狂な声をあげてしまった。
「あんたみたいなの、嫌いだから」
「へ」
「あんたみたいに、この仕事がどういうことかわかってないやつ嫌いなの。それだけ」
　サキは、開いた口が閉じられなかった。初対面の女の子に、無視され、握手も拒絶され、挙句の果てには嫌いとまで言われてしまった。サキの人生の中で、初めての体験であっただろう。否、これからも起こり得ることのないような事実であった。それはサキに大きくダメージを与えることになるのだが。
――この仕事がどういうことかわかってないやつ嫌いなの。
　サキは、先程のセナの言葉を思い出しては、目に涙を浮かべた。
「わかってるつもりなんだけど」
　セナに聞こえないように、小さく呟いた。
　削除人は「新歴史に不必要なものを削除する」そう、ただそれだけ。
「……わかってるさ」
　ぎざぎざになった親指の爪が、サキの言葉を代弁していた。
「確認が終了しました。これから、データの転送を始めます」
　女の人のアナウンスが入る。モニターに赤い枠で表示された数字が、一つずつカウントしていく。一パーセント、二パーセント、三パーセント……。
「時代は第一行程の二〇〇年。場所は、イリム砂漠のピラミッド」
　そうアナウンスが聞こえると共に、ぐいっと体が引っ張られる感じがした。
「う、わわわわっ」
　流れていく背景が、モノクロからセピアへ、そしてカラーへと映っていく。そして出口と思われる光から、ぽんと投げ出された。
　少し高さのあるところから落ちたようだ。しかし、それほどたいしたこともないが、体の要である腰をやられてしまったらしい。サキは腰の辺りを摩った。
「いたたた……」
　ふと、倒れているすぐ傍の地面に柔らかみを感じた。乾いた匂いがする。目を開き、仰向けになると、真っ青な空が広がってた。雲はなく、太陽が照り付けている。
　サキは起き上がり、先程まで自らが倒れていた場所を確認した。――砂だ。
　さらさらの黄色い砂。
「こ、こは……」
　サキは瞬きを繰り返した。からからとした風が吹く。
　目の前に広がっているのは、巨大な砂漠だった。

１．削除

　目の前の光景を疑い、更に自分の目を疑う。先程まで居た、本部のロビーは何処へ行ってしまったんだ？　サキはただ砂漠の真ん中で呆然と立ち尽くすだけである。ひょうひょうと吹く風が、彼の孤独感を一層引き立てた。
　突然のことで、わけがわからなくなっていたが、ふと気づいた。セナが居ないのだ。辺りをキョロキョロと見渡してみても、何処にも彼女が居ない。そのことが、更にサキを不安という底なし谷に突き落とした。どん底などという言葉は彼にはなく、既に先の見えぬ闇に放り込まれていたのだ。
　じわり、と目が潤む。泣くものか、と必死で歯を食いしばりながら頭を抱え込んだ。
「どうしよう。ホントにどうしよう――初仕事で迷子なんて、笑いものだよ。ていうか削除人失格！　功安に笑われる！　そしてセナさんにもっと嫌われること間違いなしだよ、自分！」
　頭の中の悪い考えを振り払うかのように、大きくかぶりを振ったサキは、がっくりと肩を落とした。本日何回ついたかわからない溜息を再度漏らす。
「ここ何処だよ……」
　今回の任務の標的すら知らないのに、此処が何処であるかなど、サキにわかるはずがなかった。本来、削除人は「カード」と呼ばれる標的の顔や名前の入った情報を貰うはずなのだが、今回何故かそれがサキに行き渡っていなかったのだ。
「ていうかセナさん何処！　此処、何処！　僕、誰！」
「黙んなさい！」
「ふぇ？」
　後ろから、ツンとした――どこかイライラしているけれど――通る声が聞こえた。サキは半ば涙目で振り向いた。其処に立っていたのは天使ではなかったけれど。
「あ……あ……」
　声にならない声をあげ、あまりの嬉しさに堪えていた涙を零した。ぽたりと零れ落ちたそれは、乾いた砂に見る見るうちに吸収されていった。
　振り向いたサキの顔に、ぎょっとしてセナが「ヒッ」と小さく悲鳴をあげた。無理もない。涙に、鼻水に、それと髪についた黄砂だ。生理的に受け付けないのも頷ける。
「セナざん……」
　ひっく、ひっくとしゃくり上げる声で、少々音が濁って聞こえた。セナの顔を確認してから、サキはずびずびと鼻を啜った。
「何やってたの？」
　目を擦りながらサキが答えた。
「実は、迷子になりまして」
　セナが顔を顰めたのに気づき、サキは慌てて鼻を擦った。
「それより、此処何処なんですか？」
「今回の任務遂行地。さっき本部出る時にモニターに言った」
　しゅんと肩を竦め、「そうですか……」とサキは顔を赤らめた。そういえば、実習の時に本部から任務遂行地へと向かう、昇降口の説明があった。体をデータに分解して、旧歴史の中へと送り込むのだ。
「せ、セナさんは何処行ってたんですか？」
「下見。それだけ」
　大分落ち着いたサキは、キョトンとした顔でセナを見つめている。下見ってなんですか、と言葉にせずともセナに伝わるほどである。
　セナは嫌な顔をしつつ、ぶっきらぼうに答えた。
「これから削除する所見に行ったの。……カード貰ってないの？」
　不審そうに顔を覗きこむセナに、サキは苦笑するしかなかった。肩を竦め、「はい、実は……」と。

「……っくしゅ！」
　ずずっと鼻を啜り、功安は溜息をついた。
「風邪かなぁ」
　ここんとこ酷いんだよね、と愚痴を零す。此処は彼の自室なので誰も聞いていないが。ぐずぐずといやらしい音をたてる自分の鼻を摘み、上から回ってきた資料の山に目を通していた。
　その中には削除予定のものの調査資料やら、本部のメンバー表、なんと一ヶ月の献立表まであった。
「あ……今日カレーなのか」
　ずり落ちた眼鏡をあげ、ふと目に付いた献立表を抜き取った。風邪気味の身体には温かいものが一番、というのが功安の考えである。本部のカレーは辛口なので（甘口は少数派なので、自分でりんごや蜂蜜を入れるのだ）功安好みであった。
　その紙の間から、パサリと小さな紙が落ちた。少々厚みがあるので、落ちた音にも気づきやすい。ほう、と功安がそれに興味を示し、拾い上げた。
「あああっ！」
　功安の顔から血の気が引いていくのがわかった。その表情は明らかに動揺しており、冷や汗が彼の首筋を伝っていった。左右に微妙に揺れ動く瞳が、彼の言葉を伝えている。
　その小さな紙切れを持つ手は小刻みに震え、今にもそれを落としてしまいそうなくらいであった。
「ど、どうしよう……」
　流石サキの親友と言った所か。その慌てようは、迷子になったサキと似た様なものである。真っ青なのは顔だけでなく、既に唇まで染められようとしていた。
　鼓動が速くなっていくごとに、功安の緊張は高まっていた。
　彼の手に握られている小さな紙には、黄金の四角錐の写真と「Pyramid」の文字、そしてイリムと書かれた小さな地図があった。その地図には、その四角錐を示すであろう赤いマークがつけられている。
「サキにカード……渡し忘れちゃった……」
　資料の山に囲まれ孤立したその部屋で、功安は更に孤立を深めようとしていた。

「ピラミッド。イリム砂漠に点在する、王の墓であり、今後の歴史に悪影響を及ぼすとする。それ自体と、其処に眠る王の魂を削除せよ。……なんですかこれ」
　カードとセナを見比べながらサキが言った。セナがこれだから新人は、と文句を言いつつも貸してくれたのである。
「つまりは、あれと、あの中にある死体を削除しろってことでしょ」
　セナが太陽に照らされ、黄金に輝く四角錐を指差し言った。その口調からは、彼女のサキに対する態度が伺える。
「死体……」
　ぶるりとサキが肩を震わせる。死体という言葉から、良いイメージは湧かない。その言葉がサキの初仕事に暗い影を落とすような気がしたのだ。
　一歩進むたびに、砂に足を取られる。慣れない道に、サキは焦りを覚えた。
　トクン、トクン……。自らの鼓動を感じ、ゆっくりと息を吸った。サキより前を行くセナの背中が大きく見えるのは、先輩であるセナの「経験者」から来る感なのか。自分より背も低く、腕も細いので弱弱しく思える少女だが、目は強い。サキはカードを握り締めていた。
　四角錐の入り口と思われる小さな空洞に、サキはそっと触れた
「これがピラミッド……。すごい、何の機械も存在しない時代で、こんなものを造り上げてるなんて……」
　文明の凄さというものに圧倒され、サキは感嘆の声をあげた。積み上げられた黄色い石に、一つずつ触れていく。その触れた指先から、歴史の流れが伝わってくる。サキは一人、鑑賞に浸っていた。
「それじゃ、早速削除するわよ」
　ぷつりとサキの思考回路が切断された。自然災害ではなかった。人工的なものによる災害である。え、と疑問の言葉を呟き、セナを振り返る。
「聞こえなかったの？　削除するって言ったの」
　セナは背負っていた茶色の鞄から、小さなパソコンのようなものを取り出した。薄い水色のもので、開くと、パソコンのものと似たキーボードが付いている。どうやらそれが、彼女の削除装置（デリーター）のようだった。
「削除しちゃうんですか」
「何を今更。削除するのが私たちの仕事でしょう」
「ええ……」
　これは先人たちが築き上げた、伝統ともいえる墓なのだ。偉大な者を祀る、旧歴史に記された事柄である。先程の感動の反動で、サキは怖くなっていたのだ。
　足が震えている。口には出さずとも、彼は恐ろしいと感じていた。それは標的からくるものではなく、自らの中から湧き上がるものだと、彼は自覚していた。思わず、腿の銃に手が伸びる。銃型の削除装置が搭載してある、白い銃だった。
（なんだ。何故僕はこんなにも恐れているんだ？　僕は一体何のために今まで修行してきた？）
　サキは焦りを覚えた。心臓が早鐘を打つのに伴って、手が銃に伸びていく。銃に触れる寸前で、手は止まった。銃に触れるのを躊躇うかのように。
――あ……。
　遠くから自分を呼ぶ声がした。サキ。おいで、サキ。声は確かにサキを呼んだ。
　記憶の中で、差し伸べられた手。
「何を躊躇しているの？　あんたは何のために【削除人】になったの。……これだから、あんたみたいなのは嫌いなのよ！」
　セナの叫びも、遠くからしか聞こえなかった。サキは静かに銃を抜き取り、首にかけていたインカムを掛けた。左目に、半透明の緑色のモニターがついている。サキはそのモニターのスイッチを入れると、すっとセナに向き直った。
「僕は、大事なものを守るために、削除人になった。あんな未来は見たくないから。人の思いを踏みにじりたくないんです」
　哀しげな笑みを浮かべるサキの頬を、セナは思いっきり引っぱたいた。
「甘ったるいこと言わないで！　この世のものに、心がないものなんてないの！　それを削除する苦しみは、あんたになんてわかんない！」
　セナはぎゅっと拳を握っていた。普段冷静な彼女が感情的になることは滅多に無い。セナははっとして拳を開いた。
　サキは頬を押さえながら、ふるふると首を振った。そして、セナを見る。涙こそ浮かべていないが、今にも泣き出しそうな表情を浮かべて。
「……なんて顔してるのよ」
　笑っているのだ。怒られて、殴られて、そのすぐ後に。哀しみを堪えつつ、作りだした笑顔のようにしか思えなかった。哀しすぎる表情なのだ。
　セナは心臓の辺りの、服をぎゅっと握り締めた。
「セナさんの言ってること、当たりです。僕の言ってること、甘ったるいんですよね。……僕が、過去に囚われすぎているから」
　こんなんじゃ削除人失格です、とサキは笑った。
「セナさんに嫌われて、当たり前なんです。軽く考えてたから。旧歴史から新歴史への移行は、そんなに簡単じゃないんだって――はは、僕って……」
　ふと、あの声が聞こえるような気がした。
　サキ、おいで。サキ。
　差し伸べられた手が光に思えて、涙を零した。その時確かに感じた温かさを、忘れることなどない。抱きしめてくれた優しさを――……。
　サキの顔から笑みが消えていく。
「僕って……」
　頬を伝って流れ行く涙が、砂に吸い込まれていく。
　サキは慌てて袖で目を擦った。
「さ、さあ！　削除、はじめましょうか！」
　まだサキの目は赤い。
　銃を転換（コンバート）し、削除装置に変える。普段の銃口は、奥に仕舞われるのだ。透き通ったガラスのような蓋が、モニターに映し出されたピラミッドを捉える。
　ずれない様に微調整をかけつつ、サキは引き金に指を掛けた。
「標的捕捉。これより削除します」
　ゆっくりと引き金を引いた。サキのモニターに捉えられていたピラミッドの周りに、緑色の光がまとわりつく。そして、その光はゆっくりとピラミッドを浸食していった。
「三十パーセント、三十五パーセント、四十パーセント、五十パーセント」
　モニターに表示される数字をカウントしていく。その様子をセナが後ろで不安げに見つめていた。
「七十五パーセント、八十八パーセント、九十パーセント、百パーセント」
　光に侵食されていたピラミッドは、もう跡形もなかった。塵のように分解され、歴史から削除されたのだ。
「削除完了」
　サキはインカムのモニターの電源を切ると、セナを振り返った。
「さ、セナさん。残りもやっちゃいましょう」
「え」
　急に話しかけられ、セナはびくっと体を震わせた。
「え、ええ」
　サキは笑みを浮かべ、ぎゅっと白い銃を握り締めた。
　安心してください、レネ。僕は必ず、あなたの想いを、未来に伝えてみせます。; 2006/11/08(Wed)17:15:15 公開 / Yの2乗
■この作品の著作権はYの2乗さんにあります。無断転載は禁止です。; ■作者からのメッセージ
こんにちは、Yの２乗です。
またもやファンタジーのようなものを投下します。
今作品中で、主人公が扱っている「銃」なんですが……皆さんが想像している（と想われる）銃とはちょっと違うものなので、それをどう説明したらよいのか悩んでいます。

ご指摘等いただければ幸いです。宜しくお願いします。; 作品の感想については、登竜門：通常版（横書き）をご利用ください。