『母なる地球』 ... ジャンル:未分類 未分類
作者:つちのこ                

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・・ある日曜日の朝。僕は少し開いている窓からさんさんと降り注ぐ太陽の光を目覚まし代わり

にして目覚めた。ベッドの横に寂しく置いてある電波時計に目をやると、もう11:00を指している。もう朝と言うより昼である。僕はベッドから上体を起こし、ボーっと正面の壁を眺めた。

外では小鳥のちゅんちゅんという可愛い鳴き声が聴こえ、部屋の中では舞い散っているホコリやチリが太陽の優しい光を受けてキラキラと輝いていており、部屋中を綺麗に飾っている。

小鳥の声はまるで僕に「おはよう」と言っているみたいだ。でも実際には違うんだ。人間に対してなんかいっていない。所詮動物のやり取り。

そう思うとなんだか鳥がとても尊く思えてきて僕の悲しみはいっそう深まるばっかり。人間だって人間以外の動物に対して挨拶なんかしない。例外もいるけどね。まぁそれはそれで幸せそうで、お互い対等に見ている証。けど多くの人間は自分たち以外の動物を下に見ている。人間を殺したら罪になるのに虫を殺しても罪にならないなんて・・これは明らかに差別。

人間を焼いたら罪なのに、豚や牛、鳥を焼いて、その上食べるなんて確実におかしいのに罪にはならない。こんなの絶対におかしいよ。人間が生きていく為には仕方のない事なんだけど、僕は他の生命を犠牲にしてまで繁栄しようとは思わない。思いたくも無い。でも自然界にも他の生命を犠牲にして生きている動物がいる、というかそればっかり。しかし自然界のバランスはそんなんじゃ崩れない。

人間が余計な手出しするから自然界のバランスが崩れて絶滅・絶滅の危機に陥る動物がでてくるんだ。人間が繁栄してきたのは他でもなく周りの動物のおかげ。それを忘れてはいけない、一生ね。地球上に存在する全ての生命は地球によって生み出され、地球によって淘汰(とうた)される。それなのに自然の中で上下関係があるなんておかしい。

全ての動物は生命の生みの親である地球の下に平等で、対等関係にある。人間は他の動物より上でも下でもなく対等。全ての動物の生みの親、そして育ての親は地球、それは人間においても一緒。人間の親は地球であって、それを決して汚してはいけない。

しかし!人間は繁栄と共に地球を思いやるという事を忘れてしまって、自動車などの地球を攻撃するようなものばかり発明し、そして大量に使用している。それはとどまる事を知らず、さらに地球を苦しめ、地球温暖化や異常気象、天変地異などが起こる。その自然災害を受けた人間どもは馬鹿みたいに原因究明を始め、原因を勝手に決めつけ、まるで自分たちには何の責任も無いかのように責任をなすりつける。僕は人間に言いたい。お前等はアホかとね。人間が自分たちの生活を楽しむために地球を犠牲にしてるんだろうが、ってね。

しかしそんな事は言えない。いう前に僕も一人の人間だから。人間が好き勝手やってるから地球は人間に温暖化や異常気象、天変地異といった形で警告しているんだ。人間が生き残る為ではなくて地球が生き残る為にね。そして地球にとって毒となる様なものは必ず淘汰され、人類は絶滅を迎える。そう、人間は既に地球のとっての「毒」なのである。まさに自業自得。結局は地球にとって悪い事をすればそれ相応の罰が与えられるし、良い事をすれば必ず良い結果になって返ってくるのだ。「情けは人の為ならず」ってね。本当にこの通りだと思う。でもこの場合は

「情けは地球の為ならず」かな。地球を思いやって良い事をすれば結局は自分たちに良い結果となって返ってくる。地球にとっても得であり人間にとっても得。どうしてこんな簡単なことに気がつかないのか。

・・・・・という事を考えながら部屋を出る。そしたらドアに足の小指をぶつけて飛び跳ねて悶絶(もんぜつ)した。そして近くにいた弟に笑われた。中国語風で言うと「小指痛的苦痛。私悶絶客満足」

ここで言う客は弟の事ね。その後小指をぶつけた僕は痛さのあまりそのまま気絶し、その場で永眠した。 終局。




2005/06/22(Wed)23:00:15 公開 / つちのこ
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■作者からのメッセージ
はじめまして。ツチノコです。偶然訪れたこのサイトで、好奇心のままに投稿させていただきました。ですので、メチャクチャですね・・。こういうの初めてなもんですから・・・。
こんな事してる場合じゃないんですがねぇ・・・もうすぐ期末テストがありまして。中学生は嫌ですねぇ。小学生に戻りたいと思う今宵です。
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