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『かれとわたし』 ... ジャンル:未分類 未分類
作者:えり
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2人でおいしいものを食べる、話す、笑う。
大体は一日の話題になって
次の日位には、昨日の事を忘れている
付き合うのは、シアワセかもしれない
まあ色々な事できるし
何より、特別な存在になったとゆう感じ。
毎日じゃなくても「好き」と言ってもらえて
会えば抱き合ったりキスしたり。
手を繋いで歩いたり。
これは、いい部分を言えばなんだけど
悪い部分なんて誰もわからない
外見ばかりを見て、仲いいね。って褒める
そうかなぁ。と君が言ったのは昨日喧嘩したからだ
片想いの方がいくらか楽かもしれない。
と思ったけど
やっぱり、どこをうろうろしても、今の方がいい
と思った。君と仲直りしたからかもしれない。
「あたし、もう別れちゃったよ」
ココアを苦戦しながら飲む友人が言った
何で長続きしないの?って思ってしまって
口がすべる。
「好きじゃなかったの?」
少し嫌そうな顔をしてから
ココアを置いて答えた。
「そうゆうわけでもないけど、何となくね」
合わなかった・元々好きじゃなかったかも
服装に幻滅した。思ったよりも違う。
初めだから、じゃないのかなあ。と
偉そうな事はいえないけれど、一体彼の何を知って
そういう風に言って、結果別れてしまったのか。
まあ わたしも彼とそれほど長くは続いていないけれど
喧嘩をしたら、原因をつきとめて、仲直りをする。
やけくそになって あぁもう別れるよ。なんていえば
絶対後悔すると思った。
「そっか」
答えに困って、こんな返事しかできなかった。
今のわたし達はうまくいってる?
「じゃあ、また時間できたらどっか行こうね」
寒いー。と言いつつ友人は笑って家を出た。
うん。とだけ答えてドアを閉める。
メールだけで2ヶ月持ったよ、とか
全然会わないけど。とか
付き合ってるうちに入るの?と思ったり
話題がない!と文句を言う友達も居た
自分からふればいいのに。と言ったら
そこで喧嘩になった。
ふっても、のってこない、んだそうだ。
わたしも分からなくなって、意味も無く泣いたりした
「ただいま」
晩御飯のしたくをしてると
彼が帰ってきた。
同居しはじめて、一ヶ月がたつ。
「おかえりー」
顔がうまくみれない。
1日嫌な事や考えごとをしてると顔に、
わたしは出るらしい。
別にそれはいいのだけど、彼がそれをしつこく聞く。
どうした?何があった?俺にいえない事なのか?
「お前は料理下手だよな」
シチューをスプーンでカチャカチャと
音を立て、彼がボソリと言った。
「じゃあ食べなくていいよ。」
喧嘩をする時
彼はいつも、原因が自分にあっても否定する。
何があっても、わたしのせいにしたいらしい。
謝って泣きつきながら ごめんと言ってほしいのか。
「ウソ!ノリ悪いな」
ご飯の上にシチューをドバッとかけ
彼はけたけた笑った。
そして、お茶漬けのようにズルズルすする。
「やめて。汚いなあ」
性格も顔も悪いと言えば、わたしも人の事を言えないけど
彼は本当に、だ。
今となっては、どうやって、この性格に顔に惹かれたのかさえ分からない。
でも 必要で いなくなっては困る。
「いいじゃねえかよ」
面白がって、また同じ事を繰り返す。
「はあ」
食器を積み重ね、台所へわたしは逃げた。
「ため息つくな。」
「つかせているのは、あんたなの」
何がおもしろいのか
また笑い始めた。しばらくすると音はやみ
テレビの笑い声が、彼の笑い声と共に耳へ入ってきた。
食器を自分の分だけ洗い、彼の元へ戻る。
リモコンを握り電源を落とす
むっとした彼の顔がこちらへくるりと向いた。
「こら」
「ね、わたしたち うまくいってるの?」
どうして聞いてしまったのか
わからないけれど
わたしも友人と同じ事をしているのかなぁと。
すきなの?きらいなの?わかれたいの?わかれたくないの?
「いってないな」
冷たく答えるとリモコンを奪い
電源を入れる
馬鹿笑いが、なんだか痛かった。
誰かの前で泣いたのは、久しぶりだ。
彼は口をあけて、必死にどうした?と聞く
俺が何かしたか?そして否定する。
気付かないだけなのか、わざとなのか
「すぐ泣けばいいと思って」
確かに泣けば必死になるし、どうしたのかも聞きたい。
泣いて彼が謝り頭を撫でてくれる事に甘えて
いつのまにか「泣けばいい」「許してくれる」と思ってたときもあった。
「随分かわったよねえ」
涙を拭いたあと こう言って
彼の食器を台所に運んだ
わたしにも彼にも向けた言葉だ きっと。
朝起きると彼は部屋から居なくなっていた
絶対言わなかった
ごめんねの言葉だけ、随分と空っぽな受信箱に入っていた。
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2005/01/09(Sun)20:42:08 公開 / えり
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■作者からのメッセージ
これはわたしの事ではないです。
意味の分からない話とつながりになってる・・
もっと頑張るべきだねー・・
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