『自殺志願』 ... ジャンル:未分類 未分類
作者:うしゃ                

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 人が死にたいと思うのには訳があるのだろうか。生まれて死んでいく細胞にでも何かが刻まれているのだろうか。生存本能を理性が超えたときから、何かが生まれてしまったのだろうか。一体なぜ、こんなにも死にたくなるのだろう。
 空を見れば、太陽の光がどこかを目指すようにつきすすんでいた。
 僕は、空っぽの空洞をマンションの上から見下ろした。
 狭苦しくコンクリートで周りを固められてしまった中庭、誰がいるわけでもなく、ただそこには僕が死ぬための地面が用意されていた。
 
 僕は、目の前にあるハードルを乗り越えるため手をかけた。
 
 
 朝起きれば、目の前には仮面ライダーになりそこなったようなものが見える。丸い蛍光灯だ。僕は明かりがついていないそれをジーっと見つめた。
 しのう、と決意した。
 朝起きて、寝巻きを通常の服装へと移行した。
 母親、父親、姉、妹、犬、植木。僕の家の中にいる全ての生物はまだおきていない。
 僕は好機と見て、扉を開けて、外に出た。
 
 外はまだ暗く。まるで映画館のようだった。しかし、外の暗さに次第に目がなれると、見慣れた風景の姿を取り戻した。
 死にたい、と思うことは、自然なことではないのか?
 始まれば、終わるように、生まれれば死ななければならない。
 もし、自分が生まれることに意味があって、それを終えた、と思っていたら、死にたい、と思ってもなんら不思議は無いのではないか。こうやって、生きているだけでも、酸素を消費している。これでは、僕はただの酸素消費機だ。
 僕は、誰も歩いていない道路を歩いた。これだけを見れば、ここには誰も住んでいないのかと思ってしまう。しかし、所々光だした明かりがそれを否定する。
 鳥の鳴き声が、何かを歌っているようにも聞こえる。それに重なるように、草がざわめく音、かすかに香る花のにおいが、何かを伝えているようだった。
 そう、これらのものには意味がある。鳥が鳴いているのは、それだけで鳥の存在意味となる。草が風で騒ぐとき、それで救われる人もいる。花のにおいは人を安心させる。
 では、僕は?
 そのことを考え出すと、狂いだしそうなほどの、恐怖が襲う。
 自分は何にも必要とされていない。
 僕は走り出したくなった気持ちを抑えるのに必死だった。
 頭を抱えてしゃがみこみたかった。しかし、しゃがみこんだだけでは僕は消えることは無い。僕は、死ななければならない。僕は、とても死にたい。
 僕は急いでいた。死ぬのなら、あの場所で死にたいという場所があった。あの高くて、まるで何も生まれなさそうな建物。あそこが僕にはふさわしい。
 走るのと早足の中間ほどの速度で進んでいると、急に声がかけられた。
「すいません!よけてください!」
 僕の頭に死ぬか、と思うほどの衝撃が頭に走った。
 景色が恐ろしいほどに回る。僕は死ぬのかもしれない、と思った。望むところだ。ここで死ぬのは少し嫌だけど、この恐怖がなくなるのならば、頑張って死んでやる。
 僕は決意して、目をつぶった。
「ああ、どうしよう」走馬灯が流れない代わりに、男の声が聞こえた。「こんな朝早くに人がいるなんて」
 ああ、どうしよう、という声が耳障りになるほど聞こえた。
 これが死神の声か、と思っていると、体がゆさゆさゆすられた。
「起きてください、起きてくださいよー」
 これが天使に連れられていくときの衝撃か、と思って、僕は感動していた。
「大丈夫ですか、ああ、どうして……」
 ヒステリックな声とともに、僕の頬が叩かれているような気がした。
 なんだか、とても死んだ気がしないので、目を開けてみた。
 暗い空に、薄黒い雲が浮かんでいるように見えた。天国ではないらしい。
「ああ!よかった!死んだのかと思いました」
 死んだのではないのか……。
 僕はがっかりしながら、声の主を見た。
 その青年、と少年の間みたいな中途半端な顔は、意思が弱そうな表情で僕を見ていた。
 Tシャツにジーパンという若者っぽい姿をしていた。そして、その左手には、ミトンを十倍にも強化したような手袋のようなものをつけていた。
「ああ、死ななかったのか、これでは痛み損だ」
 僕はそういって、起き上がった。頭を触ってみると、一部分だけ膨らんでいる。こぶ、が出来たみたいだ。
「すいません!すいません!僕の所為でこんなことに……」
 男性は泣きながら、平身低頭の様子を形作っている。
 左手のミトン強化バージョンで涙を拭いながら、僕に頭を下げ続けている。
「そんなに泣かないで」
 僕はその男にハンカチを貸してやった。そんなもので目を拭っていると、おそらく、充血してしまうのでは無いだろうか。僕は心配した。
「ああ、すいません、すいません」
 近くに転がっている球体を拾いながら、僕は聞いた。
「何かあったんですか」

「野球、ですか?」
「……はい」
 男は目をハンカチで拭いながら答えた。
「ぼく、野球が下手くそで、だから、ここで練習していたんです」
 辺りは真っ暗で、ひっそりとしている。ちなみにここは僕が歩いていた道路から近い公園だ。
「木に当ててから練習していたんですけど、手元が狂ってしまって……」
「そうですか、別に僕は気にしていませんよ」
 そういって、僕はボールを手のひらで転がした。
 かなり硬くて、これが当たったら、まず死んでしまいそうなほど硬い。当たり所が悪ければ、一発であの世いきだ。
 僕がボールで遊んでいると、男は急に泣き出した。
「ああ!やっぱり僕はダメな奴だ!人にボールをぶつけてしまうなんて、コントロールが足りないんだ。僕なんて、僕なんて――」
 男は狂ったように泣き叫んだ。
「死んでしまえばいいんだ!」
「それはいけない」僕は太陽が不在の空を見ながら言った。「死ぬなんてことを言ってはいけない」
 男は僕の声を聞いてぴたりと泣き止んだ。
 男は僕の顔だけを見ている。
 男の目を見ながら、僕は喋った。
「君はそんな考えだから、僕にボールをぶつけたんだ。ダメな奴だと思うならだ。ダメじゃない奴になってみようとなぜ思わない。やろうと思えば君はそのボールとやらを思ったとおりに投げられるはずだ」
 男は僕から目を逸らした。
「そんな事出来るはずが無い。あなたは野球をやったことが無いからそんな事を言えるんだ……」
「確かにやったことが無い。そして、だからこそこんなことをいえる。しかし、君はそれが出来るようになると思うから練習するんじゃないのかい?」
 男の肩が震えた。どこからか水の音が聞こえる。僕はその音を聴きながら言った。
「僕は出来るかは知らないけど、君は出来ると思っている。そのボールを百パーセントの確率で、あの木にぶつけることができるようになると思っている。だから、こうやって、君はここに存在しているんじゃないのかい」
 男は再び泣き出した。電灯が男の顔を影にする。
「……僕は、野球がうまくなりたいんです。うまくなりたいから、練習しています。でも、うまくなれない。いくら練習しても、思う通りにならない。いっそ、やめてしまえば楽になれるのかもしれない。でも、でも、僕は野球が好きなんだ……」
 僕は男が泣き止むのを待った。少し先で自動車が走り去ったとき、男は顔を上げた。
「……う、は、あなたは……」
 男はさえずるように、何かを確かめるように、僕が鏡であるように、聞いた。
「あなたは、僕がうまくなれると思いますか?」

 僕は少しの間キャッチボールというものをして、男と別れた。名前は聞かなかったが、その顔は僕の記憶に焼きついた。野球のボールを投げるのは難しかった。彼がうまくならない、というのも解る気がした。
 僕は少しの間、そのことを考えた。そして、再び歩き出した。
 太陽はまだまだ昇らず、空は暗い。
 僕は、しのう、と思った。
 目指す高層マンションはここから、少し先にある。僕は早足の二段階早いスピードで歩いた。
 左足を前に出して、右足を前に出すという行動を、いくらか繰り返した時、一つの信号までたどり着いた。
 そこには一人の女性が、信号の光が青く輝くのを待っていた。
 僕は急いでいたが、その横に並んだ。
 よく見ると、女はケータイで何かを話しているようだ。
「なんで、そんな事言うの?私はあなたの……」そういった女の方が跳ね上がった。「……あ、あう、そんな」
 女はケータイを落とした。そのケータイは、僕の足元に転がってきた。僕は反射的に拾い上げた。
「落としましたよ」
 解っていると思うが、僕は声をかけた。
 ケータイは、通信が終わったということを知らせる音を出していた。
 女は、僕の言葉に気付かないように、下を向き続けたままだ。
 僕のみ間違いで無ければ、涙を流しているようにも見えた。
「なんで、なんで」
 女は僕に気付かないように、独り言を呟いている。
「すいません」
 僕は少し大きい声で、彼女の注意をこっちに向けた。
 女は僕がいたのに、今気付いたという顔をして、そのあと、僕の手元に気付いた。涙を隠さないままケータイを取った。
「……すいません……」
 か細い声でそう聞こえた。
 信号はまだ青にはならない。
 僕は黙って信号機に視線を固定した。
「男の人ってひどいですね」
 女は誰に話しかけたのか、そういった。
「男がひどいのではなく、あなたがひどいと思った人がひどい人なのでしょう」
 少なくともあなたにとっては。僕は僕に声をかけたと判断して、答えた。
「……みんな、私のことを嫌います!」
 女は、近所のことを考えないような大声で言った。
「……男は、私を、愛してくれない!私は、こんなに、愛している!だから、だから――」
 女は発する声を探すように上を向いた。あるいは、溢れ続ける涙を止めるためかもしれない。
 だから、に続く声は無かった。そのまま声は消えて、静寂が残った。
 一瞬、静寂が夜を支配したのかと、錯覚する。
「あなたは、好きな人がいますか?」
 さっきの言葉とは違い、明らかに僕に向けられたとわかる口調だった。
「いますよ」
 僕はそっけなく答えた。
 空気が震えた、という錯覚。
「その人は、あなたのこと、好きですかね?」
 僕は少しだけ考えた。答えは決まっている。
「知りません」
「なら!なんで、好きでいられるんですか、あなたは!」
 怒鳴り散らすような耳障りな言い方。
「好きでいようなんて思っていませんから」
 女は僕の答えに当惑していた。聞こえなかったような顔をした。
「……え?」
 そして、やっとのことで、信号機が、青を示した。
 僕は、足の往復を始めようと、左足を前に出した。
「ま、待って」
 女が僕の肩を取る。
「待ちません」
 僕はゆっくりと、しかしはっきり言った。
「――っ、一つだけ、聞かせて」
 女は、僕を、見た。
 僕は、振り向いた。承認、したつもりで振り返った。
「あなたはそれで満足できるんですか?」
 
 信号を渡り終わり、僕はそのままマンションを目指した。
 足を踏み出すと、ちょうどそこに氷が張ってあり、妙な感触がした。
 僕は、しのう、と思った。
 そのまま、すがすがしいと表現せざる終えない空気を感じながら、マンションまで歩いた。
 マンションを見上げると、首が疲れそうな角度までになった。
 僕は疲れるギリギリまで見上げて、マンションに入った。
 高層マンションの階段を、登っていると、ハムスターになったような気分になれる。同じような景色で、同じような階段を登っていると永久機関のすばらしさに目覚めそうだった。
 そうやって、何かひらめきそうな感じで、登っていると、何か悲痛な声がした。
「誰かー、誰か止めて!」
 中年女性の叫び声が聞こえる。予想だけど。
「うるせー、離せよ!」
 中学生以下の若者の声が聞こえる。以下同文。
 僕はそのまま登っていく。
 すると、飛び降りようとする若者と、その母親らしき人物が若者を止めている、という何とも言いがたい光景に出会った。
「あ!良い所に、頼みます、この子を止めてください」
 幽霊に言ったのでなければ、僕に言ったのだろう。
「僕ですか」 
 僕は足を止めずに聞いた。
「ええ、そうです、あなたです。この子を止めてください」
 母親は必死に僕の手を取った。その手で、息子(予想)を止めればいいのに、と僕は考えた。
 僕の手を取った手は、どうやら、彼女の望みをかなえないとほどけそうに無い。のろいみたいだ。
「うるせー、そんなどこの誰か解らない奴に助けを借りてんじゃねーよ」
「ああいってますけど」
「息子は照れ屋なんです。いいから、助けてください。
 照れ屋な息子(当確)は、私の顔を品定めするように見て、母親に言った。
「こんなコンビニの店員してそうな奴に頼むんじゃねーよ。みっともねーな」
 グローブもねーな。としゃれてみたり。
「ああいってますけど」
 ギリギリと、僕の腕を握り締める母親。
「いいから、たすけて」
 階段の壁の向こうに行こうとする彼にしょうがなく話しかけることにした。
「やあ」
「うるさい」
「ああいってますけど」
「いいから!」
 気乗りしない。
「君」僕は力がどんどん増していく母親の握力に驚きながら、息子の顔を真面目に見た。
 息子は何とも頼りない体勢で、僕の話を、まあ、一応聞いているようだ。
「なんで、そこから飛び降りようとするの?」
「俺は死にたいからここから飛び降り――」
「そうじゃなくて、なんでその高さから、という質問だ」
 息子は理解が追いついていないようだ。
「え、いや、だから、俺は受験のノイローゼで」
「いや、理由なんて興味ない。だから、なぜ君はそんなところから降りようとするんだい?」
 僕は高層というだけあるな、といえる高さを持ったマンションを見た。そして、その上を見つめる。
「もっと高いところがあるんだから、そこから降りれば確実に死ねると思うよ」
「なっ!」
 母親と息子は同時に驚いた。腕への力が増す。
「なんてことを!」
「言うんだ!」
 なんてことを、といわれても、僕は思ったままに言っただけだ。
「オレが死んでもいいというのか!」
「この子が死んでもいいというの!」
 死にたい、って言ってたから。
「なんて奴だ!」
 息子は壁から飛び出ている足を階段に戻して、僕を見た。
「おまえ、それでも人間か?」
「そうよ、そうよ!」
「体を見る限り人間です」
 母親の顔が真っ赤になった。
「もうまともに聞いてられないわ!」
「オレもだ!」
「一緒に行きましょう!」
「行こう!」
 母親は呆れたように僕から手を離す。触れているのも嫌だ、という顔をする。
 息子と母親は、階段に備え付けられている扉に手をかけた。
「オレ、あんな奴みたいにならないように勉強するよ」
 僕のほうを汚いものでも見るように見る。
「コンビニの店員で一生を終えたくないもんな」
「そうよ、そうよ」
 母親と息子は、嵐のように去ろうとしていた。
 そして、振り返った。
 母親と息子の顔は面白いぐらいに不気味だ。
「最後に聞かせてくれ、あんたなんでこんなところにいるんだ?」

 とうとうここまで来たのか、とここまでの道のりを少しだけ思い出した。 足が疲れているが、それももうすぐ意味がなくなる。
 そして、僕は、空を見た。

 
 そして、空に下りようとした。
「待って」
 後ろから声が聞こえた。
 僕は変な体制で後ろを振り返る。
「少しだけ、待って」
 その人は僕のすぐ近くまで来て、僕の手を取った。ハードルにかけらえている方の手だ。
「飛び降りたい?」
 僕は頷いた。
「死にたいの?」
 僕は頷く。
「じゃあ、このまま飛び降りる?」
 彼女の手が、僕の手に乗っている。このままでは、彼女まで落ちてしまいそうだ。それは、僕の本意ではない。
「止めとこう」
 僕は彼女に向き合った。
「死にたいんだ」
 彼女は頷く。
「僕はもう充分生きた。何もすることが無い。生きる必要が無い。何にも無い。空っぽだ」
 彼女は笑顔だった。
「何も、何も無いんだ。だから……、怖いんだ」
 彼女の手は暖かい。
「だから……、死にたい」
 彼女は口を開く。
「私はあなたに生きて欲しい」彼女はこの世のものとは思えない表情で笑った。「それじゃ、駄目?」
 僕は彼女を見る。
 頷けないはずが無かった。
 
「ええ、それじゃあ、先に下りてて、後で行くから」
 彼にそういうと、彼は笑顔で階段を下りて行った。
 私は呼吸をした。すると、なぜかそれは白い溜息となって体外へ出た。
 急に、呼び出し音がなった。しかし、私には急では無かった。
 慌てず、それに出る。
「ええ、はい、今から戻ります。いえ、そんな事は。いえ、いえ。また呼んでください。そんな……、はい、今から行きます」
 ピ、という音が電話を切ったということを確認させる。
「大変だねー」
 後ろのほうから声がした。
 私は振り返った。
「毎回、毎回ごくろーさん」
 それは私の妹の姿だった。
「驚かせないで」
 私は少し微笑んで、妹の方へ歩く。
「送ってくれてありがと。あなたも毎回、毎回」
 私は妹の口調を真似した。
「あーあ、眠いなぁもう」
「ごめん、ごめん。あとで償いはする」
 手を合わせて、妹に見せ付ける。
 私は階段のほうへ向かった、朝日がまぶしい。
「あの男の親からでしょ、今の」
「……ええ」
 妹は興味本位というのを隠しもせず聞いた。私は少し躊躇したが、頷く。
「あの人たちも大変ねー。あの男が朝早く起きたら、電話しなくちゃいけないんだもん」
「そんな言い方しない」
 私は少しだけ感情が揺れ動くのを感じた。
「はい、はい」
 妹は反省せずに声だけ出した。
「ねーさんが、こんなことする必要ないんじゃないの」
 急に確信をつく。
「…………」
 私は扉をあけて、階段に急いだ。
「ねえ」
「あの人が、いないと、この町は維持できないわ、彼がこの町を生かしているの。……だから、あの人を死なせるわけにはいかない」
「……だからって」
 妹は私を追いかけて、階段を下りる。
「姉さんがする理由には……」
「そこからは、私が決めることでしょう」
「む」
 階段を下り続ける。急がなければ、彼はまた自殺しようとするかもしれない。
「……むー、しかし、私の睡眠不足をどう解決してくれる。」
 妹は腹立ち紛れに私の肩を叩いた。
「つまりさー、姉さんはさー」
 トントントン、と音が響く。
「あの人が好きなんでしょう?」
 
 
「さあね」
                               おわり

 

2005/01/01(Sat)07:21:49 公開 / うしゃ
■この作品の著作権はうしゃさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
 皆さん始めまして。
 えーと、力が出ません。一気に書きました。とても疲れました。チョコレートが食べたいです。ああ、なんだか、弱音がたくさん頭の中に浮かんでいます。
 こんなに一気に書いたのは初めてです。
 そんなに長くはないと思いますが、連続執筆時間では、自己最長です。
 しかも、なんだか解らなくなりました。
 ああ、やっぱり弱音ばかりです。
 みっともないので、ここで終わります。
 おやすみなさい。

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