『HAPPY☆BIRTHDAY!![短編]』 ... ジャンル:未分類 未分類
作者:SALA                

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         HAPPY☆BIRTHDAY!!
 
 今日は私、宇田川 悠衣の誕生日!!16回目の誕生日を友達や家族と祝うんだ朝からとっても嬉しくて、3時に友達が私の家に来て、私を祝ってくれるのかと思うと、とってもドキドキした。


「悠衣。浮かれてないで料理の手伝いをして」
お母さんに呼ばれてやっと今の時間に気が付いた。午後一時。皆が来るのは3時急がなくちゃ。
「・・・・・・食中毒に、なるようなやばい物作らないでよ」
と、私は言った。実は私のお母さんは料理がとっても苦手。毎年お父さんが作ってたけど、今年は仕事が忙しくて出来ないそうです。
「そんな事より、悠衣。まだパジャマのまま。着替えて来なさい」
「あーい♪りょーかい♪」


ちゃちゃっと、自分の部屋でお母さんからの誕生日プレゼントの、洋服を着た。
「青が好きだって覚えててくれたんだぁ♪うん。よし、可愛いぞぅ♪」
と、ハイテンションで洋服が似合うか確かめる。青いワンピースは、デザインも気に入ってたし、何よりお母さんが買ってくれたことが嬉しかった。現在2:25。
お料理も完成して、後は友達が来るのを待つだけだ。
「おっ♪今回は成功したみたいだね♪」
料理もとっても美味しそう。お母さんも嬉しそうだ
「褒めて褒めて♪・・・・・って、「今回は」は、余計だ〜!!」


こんな調子で三時。玄関のチャイムが鳴った。皆が来たようだ。
「わぁ♪皆入って入って♪」
「おじゃましま〜す」
一番最初に入ってきたのは、大橋 圭ちゃん。私の一番のお友達。
2番目に入ってきたのは、滝下 瞳ちゃん。部活が一緒でとっても仲が良いんです
最後に入ってきたのは、山口 美奈子ちゃん。内気で遠慮がちです。


「わぁ♪悠衣ちゃんのお部屋凄く可愛い♪」
と、美奈子ちゃんが言う。何で自分の部屋でやるのかと言うと「リビングが汚れるから」と、お母さんが言ったからです。
「悠衣。今日の洋服似合ってるよ♪」
と、瞳ちゃんが笑顔で言った。て言うか、今日始めて瞳ちゃんに褒められました。
「じゃあ、始めようか!!プレゼントもあるよん♪」
圭ちゃんが言う。
「せぇの」
と、瞳ちゃんの掛け声が響く。何が始まるんだろうか?次の瞬間「パァン!!」と、クラッカーの音が響いた。私は目を丸くした。
「どう?ビックリした?」
と、圭ちゃんが言う。
「凄くビックリした!!皆ありがとう♪」
心からお礼を言えた。
「後・・・・・これプレゼントだよ♪皆で選んだんだけど悠衣ちゃん気に入ってくれるかなぁ?」
と、美奈子ちゃんが言った。そしてとても小さな箱を渡された。中身は・・・アクアマリンのペンダント。とっても可愛い♪
「ありがとう!!凄く気に入った♪」
それから、ケーキが運ばれてきて、瞳ちゃんが何かを思い出したように「あっ」と、言った。
「まだ、誕生日おめでとうって言ってないよ。今年は英語で言おうか。」
と、瞳ちゃんが言う。圭ちゃんが次にこういった
「どうせなら、皆で言おうよ」
皆が「賛成!!」と言った。「せーの」
「HAPPYBIRTHDAY!!」
この後食べたケーキは、格別に美味しかったです。

           おしまい

2004/11/14(Sun)15:22:11 公開 / SALA
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■作者からのメッセージ
堕天使の翼の息抜きに、こういう話も書いてみました。私的には気に入ってるんですけどね。

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