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『NOEL-夜陰聖歌(短編・完)』 ... ジャンル:未分類 未分類
作者:朔
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澄んだガラスの瞳が、じっとこちらを見ていた。じっと、一点を見つめるその瞳は動く事をしない。触れるとぬくもりすら感じそうな、その陶器の肌。
しかし、触れるとそれが、堅い人工物であることがわかる。
ピクリとも動かぬそれを見ながら、青年は深く息をついた。
「あんたは、それで幸せなのか?」
青年の呟きに、物言わぬ人形は満足げに微笑んだ…ように、彼には見えた。
12月も半ばに差し掛かった街は、赤と緑のクリスマスカラーに彩られ、至る所から、ジングルベルなどのクリスマスソングが聞こえてくる。
―キリスト教徒でもあるまいし。
青年は、苛立たしげに呟いた。
細身の体に、漆黒の髪、切れ長の黒目がちの瞳。どこから見ても、純日本人的風貌の青年の名を深谷晴彦という。
今年で21になる彼が、溢れ返る喧騒の街をぶらついて、すで2時間以上の時が経過しようとしていた。
―面倒くさい
長めの前髪をかきあげ、晴彦は深いため息をついた。
―決まらない…どうしても決まらない
「クリスマスにプレゼントを贈るなんて、一体どこのどいつが決めやがったんだ」
舌打ちまじりに呟いた言葉は、街の喧騒なぞ大嫌いな晴彦が、一年の中で一番騒がしくなる12月の街をぶらつく羽目になった原因であった。
「香世が喜ぶプレゼント・・・ねぇ・・・」
そんなもの、想像もつきやしない。
つき合い始めて、やっと半年目を迎える彼女の事を思い浮かべながら晴彦は、再び深いため息をつく。
香世とつき合い始めたのは、6月の終り頃。5月生まれの香世の誕生日は、すでに過ぎていて今までプレゼントなんて贈ったことがなかった。
つまりは、今回のクリスマスプレゼントが、一番最初の贈り物…という訳である。
しかし、何がいいのかなんて、さっぱり思い浮かばない。悪友どもに色々参考意見は聞いてみたものの、香世がどんなものを好きなのか、そして喜んでくれるのか、全然想像がつかないのだ。
恋人同士なのに、などと言われるかもしれないが、わからないものはわからないのだから、仕方がない。
ウィンドウショッピングほど、晴彦の性に合わないものはない。だがしかし、かれこれ2時間以上もそれを続けているのだ。はっきり言って、苦行以外の何者でもない。
12月にはいって…いや、すでに11月頃から、晴彦の頭はそのことで悩まされていた。何が良い?と聞いても、
『晴彦が選んでくれたものでいいよ』と、返されるのだからどうしようもなく・・・まあ、向こうは向こうなりに、気を使ってるのかもしれないが、どっちにしろ、出費は同じである。
はっきり言って貰ったほうが、楽と言えば楽だ。
なんて事を友人に漏らしたら、「酷いやつだなぁ」と言われたが、事実だから仕方ないではないか。
あちこちの店を覗いてみたが、女物の服や小物を男が一人で買うのは、晴彦からしてみれば、嫌なことだった。
無難な線でいくと、アクセサリー類ではあるのだが、どうも、香世が好きそうなアクセサリーというのが、よくわからない。
あっちぶらぶら、こっちぶらぶらと、クリスマスのプレゼント用にディスプレイされたショーウィンドウを眺めつつ晴彦は歩を進める。
しかし、プレゼント用にディスプレイされた物を見ていると、なんだか余計にどれがいいのやら、悩んでしまう。普段は優柔不断と言うわけではないのだが、悩みだしたら切りがない。
「どれがいいんだか・・・」
ふと、晴彦の目が一つの店に止まった。古びたようなレンガ作りの小さな店。
店の奥には、中くらいのモミの木でクリスマスツリーが飾られてあり、大きめの出窓の縁には、クリスマス用のディスプレイと、アンティークドールと呼ばれる、西洋人形が十数体ならべられていた。
―そういえば、人形が好きだとか言ってたな
いつだったか、小さい頃にとても欲しかったアンティークドールがある、と言っていたのを思い出し、晴彦は、ウィンドウの中を覗き込んだ。
―人形、というのもいいかもしれない。
生きているのか、と錯覚してしまいそうなほど精巧に作られた人形を見ながら晴彦はそう思った。
普通のフランス人形のような、ドレスを着た少女の人形。
ピエロのような、白塗りの化粧をした人形。
少年のような、蝶ネクタイを締めた人形。
こうしてみると、人形一つ一つが違う……
「生きてるみたいだな……」
「生きているのかもしれませんよ」
細工の巧妙さに感心して呟いた晴彦の背後で、突然そんな返事が返ってきた事に驚き、晴彦は、呆気にとられて振り返った。
「人形、お好きなんですか?」
語りかけてきた声の主は、いやに馬鹿丁寧なしゃべり方で、だがイヤミを感じさせない品のよさそうな、青年だった。年の頃は、晴彦と同じ位か、少し上か。日本人離れした彫りの深い顔立ち、藍色に見えそうなくらい黒く澄んだ瞳。少し長めの髪は、青に見えるほど濃い漆黒。
身なりの良さから、どこかの御曹司…といった印象を受けた。
「人形お好きなんですか?」
青年は、人懐っこい笑顔を浮かべて、もう一度問い掛けてきた。
「あ…いや、贈り物です。人形が好きだと言っていたから、クリスマスプレゼントに」
素直に答えた晴彦の言葉に、青年は嬉しそうに微笑んだ。
「人形は、とても不思議なものです。人形が、持ち主を選ぶって知ってますか?人形は、持ち主を選ぶんです…だから、贈り物なら、贈る人と一緒に選んだ方が良いですよ」
―なんだ?変な奴か?危ない人なのか?
イタズラっぽい笑みを浮かべた青年に、晴彦は外面には出さないものの訝しんで眉をひそめる。
「人形が選ぶんですか?」
つられて丁寧な口調になっている自分に、気付き内心吹き出してしまいそうになった。
「ええ。人形が選ぶんです。こうして黙っていても、彼らはじっとこちらを見て、持ち主になってくれる人を待ってる…でも、彼らも選んでいるんです。自分の良きパートナーになってくれる、人間をね」
どこまで本気なんだか、青年はにこにこと嬉しそうにほほ笑みながら、ウィンドウの中の人形達に目をやった。
確かに、彼の言う通りウィンドの中の人形達は今にも動きそうなほどで、呼吸すらしていそうに見える。
しかし所詮は人形……意志なんてあるわけがない。
だが、目の前にある人形たちは、それすらも信じてしまいそうなほど、精巧に作られていた。
「信じられませんか?」
人形から、晴彦に向き直った青年の言葉に、晴彦は頷くのをためらった。なんとなく、頷いてはいけないような…そんな気がしたのだ。
「でもね、本当なんですよ。人形は持ち主を選ぶんです……話を聞いてもらえますか?」
「話、ですか?」
本当のところ、すでにクリスマスを2日後に控えている身としては、一分一秒も時間が惜しいのだが、あまりに寂しげな笑みを浮かべる相手に否定的な言葉を浴びせるのは、晴彦の良心がとがめた。
そしてなによりも、信じる信じないは別として、この奇妙な青年が話たがっている、話の内容に興味がひかれたのは事実である。
「持ち主を探しに旅にでた、人形の話です…もう、十年も昔の話ですが……」
青年は、何かを思い出そうとしてか、どこを見ているのかわからない遠くを見るような目をして、囁くようにして話始めた。
「お母さん、このお兄ちゃんってなんで動かないの?」
柔らかそうな栗色の長い髪を風になびかせながら、幼い少女はショーウィンドウの中を指さした。
その中には、一体の少年の姿を忠実に写し取ったような人形が、猫足の細工が施された椅子に腰掛けていた。
大きさも、子供くらいの大きさ。今にも動き出しそうな、そんな精巧な造りでできたアンティークドール。
幼い少女が、人間と見間違えるのも無理はない。
「ああ、これはねお人形さんなのよ。このお兄ちゃんはお人形さんだから、動かないの」
まだ年若い母親は、少女の言動を可愛く感じながら笑みをこぼした。
「お人形なの??」
驚いた少女は、もう一度食い入るようにショーウィンドウの中の人形を見た。
―生きてる見たいなのに
「お母さん……このお人形買って」
少女の珍しいおねだりに、母親は困ったように首を傾げた。
「もうクリスマスプレゼントは用意しちゃったわよ?お父さんに聞かないと、お母さんだけじゃ決められないわね」
「お父さんにお願いしたらいいの??」
「そうねぇ、お父さんがいいっていったら、買ってもらおうね」
「ほんと??約束ね!このお人形買ってね!!」
嬉しそうに飛び跳ねる少女を見て、母親はフフっと微笑んだ。
「はいはい、約束ね。今日はクリスマスだから、ご馳走つくらないとね。2人でご馳走作って、お父さんの好きなもの作って、喜んでもらおうね。そしたら、お人形さん買ってくれるかもよ?」
「うん!!ご馳走いっぱい作ろうね!」
少女は満面の笑みを浮かべ、人形に向き直った。
「わたし、お父さんに一生懸命お願いするから、だから友達になろうね」
人形に語りかける夢見心地の少女には、人形が頷いたように見えた。
「絶対、絶対友達になろうね」
それは、少女と人形の間で取り交わされた、さながら誓いのようであった。
「それで?女の子は人形を買って貰えたんですか?」
青年の話が一旦とぎれたので、晴彦はそう尋ねた。
「いいえ、人形は女の子の手元には行かなかったんですよ」
青年は失笑を浮かべた。
「買って貰えなかったんですか?」
「いえ……翌日女の子が人形を買いに両親と店を訪れた時、すでに人形は店に居なかったんです」
「他の人に買われたんですか?」
晴彦の言葉に、青年は寂しそうに首を横に振った。
「人形はね、女の子がくるのを待ちきれなかったんです。だから、自分からその子を探しに旅にでてしまった。」
「自分から?旅に?」
「ええ、不思議な魔法です…クリスマスだったからでしょうか」
どこか楽しげに笑う青年の言葉に、不信感を抱きながら、晴彦は考え込んだ。
やはり、かかわり合いになるべきではなかったのだろうか、まあ、こんな話を聞いてしまっては、すでに今更だが…
だが、、青年の澄んだ瞳を見ていると、他人を騙してからかうような人種には見えない。
「クリスマスの満月に、願いをかなえて貰ったんですよ……10年間だけ人間になれる魔法をね」
「10年?」
10年という単語に、晴彦が反応したのは、一番最初に青年が『10年も昔の話ですが』と、話始めたのを思い出したからだ。
「そう、今年で10年目になるんです」
「で、人形は女の子に会えたんですか?」
「いいえ、明日の夜で人形が動ける時間は終り…人形は女の子に会えないまま、元の動けない体に戻ってしまうんです」
儚げに微笑んだ青年。なんだか、こちらまで悲しくなるような笑みだった。
しかし、面白い話である。まさか事実とは言わぬだろうし。
「面白い話ですね。作家さんか何かなんですか?」
あまりにも人間に酷似している人形達を横目でみながら、晴彦は深く息をついた。
なんだか、確かにこの人形達をみていたら、青年の話が事実のように感じてしまうところが怖い。普段はそんな話、信じることないのに、青年の話し方が、あまりにも切なげだからだろうか。
苦笑しつつ晴彦はそういえば、香世にプレゼントする人形はどれがいいだろう?などと頭に駆け巡らしていた。
「……僕がその人形なんです……」
「はぁ?」
聞こえるか、聞こえないかの…街の雑踏にかき消されてしまいそうな小さな声
しかし、晴彦の耳にはきちんと聞こえていた。だから、驚いて人形達から、青年の方に向き直した。
しかし……そこに青年は居なかった。たった今…ついさっきまで、晴彦の隣に立っていたはずの青年は、まるで消えてしまったかのように、その場から居なくなっていたのである。
「……な、なんなんだ……」
呆気にとられて呟いた晴彦の言葉は、12月の喧騒の街の中に吸い込めれていった。
12月25日―ついにその日がやって来た。
だがしかし、晴彦は手ぶらである。結局あのあと、どうしてもあの青年の話が気になってしまい人形を買うにしても、自分だけでは決められなかったのである。
信じているわけではない。ただあの「人形も持ち主を選ぶ」っという言葉が、やけに耳に張り付いて、消えなかった。
―香世と一緒に選ぼう。
逃げではあるかもしれないが、それが一番いいではないか。そう思いつつ今日を迎えた。
左腕には、香世からたった今貰ったばかりの腕時計がはめられている。
なんやかんやと文句を言いつつも、自分も貰ったら嬉しいのである。やはり、一人で選んだ方がよかったのか、でも一緒に選ぼうと、言った時、香世はそのことについて文句はいわなかった。しかも、一昨日の話は気になるし…
「どうしたの?」
乳白色のコートに身を包んだ香世が、覗き込むようにして、こちらを見ていた。
「ん、なんでもない」
笑い返して息をついた。馬鹿馬鹿しい話だ……あんな話に毒されるなんて。
「この間さ…変な奴に会ってさ」
苦笑まじりに、晴彦は一昨日の出来事を話始めた。
「…変な話だろ?」
話終えてから、晴彦は最初にそういった。
「素敵な話じゃない。それに、私も小さいころ似たようなことあったんだ」
「似たようなこと?」
「うん、欲しかった人形があったの。でもなんでだったか忘れたけど、その人形買って貰えなくてね…前にも話したでしょ?」
「ああ、うん。聞いた」
そうだ、その話をきいてたから、人形を買おうかと思ったのだ。ふっと気がつくと、2人はあの例の店の近くまで来ていた。
「その人形の店みてみる?」
何気に言った晴彦の言葉に、香世は頷く。
人形の店は、木で出来た看板に飾り文字で、NOELと彫ってあった。そして……晴彦はそのショーウィンドウの前で目を見張った。ディスプレイが変わっていたのだ。
十数体も置いてあった人形は、店の奥になりをひそめ、代わりに置いてあったのは、ただ一体の少年の人形。
少年の姿を忠実に写し取ったような人形。その人形は猫足の細工が施された椅子に腰掛けていた。大きさも、子供くらいの大きさ。
今にも動き出しそうな、そんな精巧な造りでできたアンティークドール。
その容姿は、日本人離れした彫りの深い顔立ち、藍色に見えそうなくらい黒く澄んだ瞳。少し長めの髪は、青に見えるほど濃い漆黒。そう……それは、まるで一昨日の男の姿……
「そんな、馬鹿な……」
呟いた晴彦の脳裏に、「……僕がその人形なんです……」という青年の言葉が駆け巡る。
冗談にしては、でき過ぎている。からかわれたのか?
「晴彦!ねえ、この人形…この人形なの!!」
香世の嬉しそうな声に、晴彦は現実に戻された。
晴彦のコートの袖をひっぱって、香世はウィンドウの中の例の人形を指さしている。
「私が欲しかった人形!これなの、信じられない。もう10年くらい前の話なのに」
興奮に頬を上気させて、香世はいう。
「ねえ、プレゼントこれにしていい??高いかな……なら、半分は私が出すからお願い」
香世の勢いに押されて、晴彦は黙って頷いた。
「ありがと」
晴彦の返事と同時に、満面の笑みを浮かべて、香世は店の中へと勢いよく入っていった。
「すみません、ウィンドに置いてある人形なんですけど」
香世が店の奥にむかって、言った言葉を晴彦は上の空で聞いていた。
視線は未だ、少年の姿をした人形に向けられている。
「晴彦、はやく」
香世に導かれるまま店の中へと、入っていく。 そこは、人形たちの山…人形たちの世界。
店の主人らしき男の手から、香世にあの少年の人形が手渡された。
抱えられるようにして、香世が持っている人形が、嬉しそうに微笑んだように、晴彦には見えた……
「香世が…あの女の子だったとでもいうのかよ……」
晴彦の漏らした独白は、香世の耳にも店の主人の耳にも届くことはなかった……
夜の静寂が街を包んでいる。シンシンと冷えきった深夜。
街には人の気配はなく、ただ大きな満月の月明かりだけが、そっと降り注いでいる。
何の音もしない、そんな聖夜……
彼はただ一人、昼間見た女の子の事を思い出していた。
―友達になろうね
そう言ってくれた女の子。はじめて、自分に話しかけてくれた子……
あの子に会いたい……
それは、彼が始めて意識した、自分だったのかもしれない。
今まで、何も考えたことはなかった。
ただぼんやりと、街ゆく人たちを眺めていただけ
あの子の側にいたい。
それは願望。それは願い。
そして、初めて感じた自分の意識。
誰か、誰でもいい。僕をあの子の側にいかせて
人形は願った。祈りという言葉も、神という存在も知らないのに。
あの子の側にいたい……
あの子に会いたい……
そして奇跡は起こった。
満月の月明かりが、きらりと彼の体を包んだのだ。
―10年、それだけならば君を人間にしてあげよう
その声は直接彼の脳裏に語りかけられたものだった。
誰なのか、誰の声なのか、彼にはしるよしもない。
ただ、光に包まれた瞬間から、彼の血の通ってい無いはずの体が、脈打つのが感じられたのだ。
「ぼ……く……」
動くはずのない彼の唇が、微かに動いた。
漏れた呟きは、聞いたこともない声―だが、彼以外の誰の声でもない。
「人間……に……な……ったの?」
乾いた声は、次第に声変りもまだの高めの少年のもの。
確かに、人間のもの―
動くはずのない、堅かった足が微かに動く。
そして、ゆっくりと彼は立ち上がった。人間になって、そしてあの子に会いに行くのだ。
―友達になろうね
はじめてそう笑いかけてくれたあの子……
君に話しかけられたとき、とても……とっても嬉しかったんだ。君の側にいきたい。
「待ってて、きっと会いにいくから」
そこに行きたい。
今すぐに、君の傍に。
きっと、君のいる場所こそが、僕にとって一番幸せな場所…
すぐに行くよ。会いに行くよ。きっと、側にいくから
彼は、立ち上がり店のドアを開けた。
カランカランとドアベルの音が静かな街にこだまする。
彼は、最初の一歩を踏み出した。
大きな、大きな満月が、彼の影を長く映し出していた……
―君に会いたいんだ
【完】
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2004/05/27(Thu)06:42:22 公開 / 朔
■この作品の著作権は朔さんにあります。無断転載は禁止です。
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■作者からのメッセージ
はじめまして、朔と申します
初めての投稿でどきどきしております。
現在5月も終わりなのに、12月の話です
季節外れで申し訳ありません。
昔に書いた話なのですが、
皆様の批評を頂きたくて投稿させていただきました。
バシバシ批評していただけると嬉しいです。
作品の感想については、登竜門:通常版(横書き)をご利用ください。
等幅フォント『ヒラギノ明朝体4等幅』かMS Office系『HGS明朝E』、Winデフォ『MS 明朝』で42文字折り返しの『文庫本的読書モード』。
CSS3により、MSIEとWebKit/Blink(Google Chrome系)ブラウザに対応(2013/11/25)。
MSIEではフォントサイズによってアンチエイリアス掛かるので、「拡大」して見ると読みやすいかも。
2020/03/28:Androidスマホにも対応。Noto Serif JPで表示します。